
はじめに
前回に引き続き時間を随分とさかのぼるのですが、3ヶ月前のゴールデンウィークに飲み歩きツアーをやってきました。場所はクールジャパンが誇る萌える趣都:秋葉原。
元々のきっかけはゴールデンウィークのちょっと前、飲み会前に友人たちと秋葉原を散策していた時のこと。面白半分に盗聴器がないか探し歩いていたんですが、運良く見つかったものの、値段はなんと7万円強。やー、やっぱ高いねぇ、なんて話をしていたら店主から「盗聴器ってのはつまるところ、マイクで拾った音を電波を飛ばして離れたところで聞くだけだからね。性能さえ気にしなければ自作するのはそれほど難しくないよ。ラジオのINとOUTさえ作れればそれで完成しちゃうからね。」と完全商売度外視なアドバイスが。ラジオといえば子供が自由研究で作ったりすることもあるほどの初心者向きなイメージ。その時一緒にいた面子には「そもそも電子工作とかやったことない」という人もいたので、「どうせなら電子工作といつもの飲み歩きをセットにして、ここ秋葉原でやってみようか」という話に相成りました。
以下は、毎度おなじみこのイベントのルール説明。ルール自体はだいたいいつもと一緒です。今回はメインイベントがもうひとつ「電子工作」がありますが、電子工作は夕方まで、夕方から飲み歩き、と時間帯で完全に切り分けて行うことにしました。……まぁお昼にちょっと飲んだりもしましたが。
- 一軒の店で飲むお酒はだいたい1〜3杯まで。
- 一人一品ずつ、上限1,000円を目処につまみを注文する
- お残しは許しませんえ
- より沢山の店を巡ることを目標にする
- 目標:6軒
- ルールにあまりこだわり過ぎず、楽しくをモットーに
散策&お買い物
この企画にしてはめずらしく、当日は朝10時に秋葉原電気街口に集合。午前中に電子工作のキットを購入し、お昼を挟んで午後から夕方まで電子工作に充てよう、というプランです。


今年はDTMソフト:初音ミクは今年で発売から10周年。秋葉原駅電気街口にあるatreではコラボ企画をやってました。

メンバーのひとり、イッセイさんはマイ半田ごてとテスターを持参。なんという気合の入りよう。


まずはラジオセンターへ。この中にある電子工作カフェを作業場所として目星をつけていたのですが……。

なんとこの日はお休み。ホームページにそんなこと書いてあったかなぁ?
途方にくれていてもしょうがないので、作業場所を急遽検索。どうやらそれほど遠くないところに電子工作カフェがあるようです。そちらのオープンは13時からだったので、下見は断念。
この後は電子工作キットの買出しの予定だったんですが、お店が開店するのは11時以降。早めに集合にしたのがアダになったなぁ。それまで1時間弱は秋葉原を散策してつぶすことにします。

www.akihabara-radiokaikan.co.jp
秋葉原駅前にある目立つビル、世界のラジオ会館。建て替え前にはシュタインズゲートのタイムマシーンが刺さったりしてましたが、今は外観的にはアニメやらの広告が貼り出されているだけです。






上から下までくまなく歩くと、ゲーム・ミリタリー・ドール・プラモ・アニメ・様々なテナントが軒を連ねています。まるで秋葉原の縮図のようだ。

11時を過ぎたので移動開始。

大通り沿いにある坂口電熱さん。「工業用ヒーターっていうマニアックなものを扱っているのに、一等地に店を構えてしかも潰れる様子がない!どんだけ市場を独占しているんだ!?」と熱弁を振るうイッセイさん。オレの元上司なんですが、それに気付いて興奮してるアンタも十分マニアックですがな。

電子機器のお店の軒先にあったLED初音ミク。さすがにここまでのものは今日は作れない(確信)。


www.sengoku.co.jp
まずは千石電商から。店自体は狭い土地にあるんですが、3階建てで品揃えは申し分なし。オレともう一人はここでお目当てのキットをさっさと見つけて購入しました。


akizukidenshi.com
そして続いて秋月電子通商。こちらの方が有名ですね。店の中はこちらの方が綺麗で明るかったんですが、あまり広くない店にたくさんの人が押し寄せているので、店内を歩くのに難儀しました。残ったメンバーもこちらでキットを無事購入。なんとかファーストミッションをクリア。

無事全員キットを購入できたので、次はお昼ご飯。

万世橋。昔は交通博物館があった(小学校の修学旅行で来ました)んですが、今はその跡地に複数のテナントが入っています。

beergirl.net
この万世橋に期間限定で入っているクラフトビールバー。5/21までなので既に閉店しています。いわゆるキャッシュオンデリバリー形式で、お金を先に支払って品を受け取り、席で飲み食いするシステム。10種類以上のクラフトビールがメインで、食事は軽食程度ですね。お腹いっぱいガッツリ食べる、というのは難しいかも。我々はこれから電子工作で、そのあとすぐ飲み歩きだから、まぁ軽く食っておけば十分でしょう。

おまちかねのクラフトビール。昼に飲むビールってなぜか背徳感ありますよね。



梅のピクルスとナッツ、レバーペースト。

このお店唯一の食事らしい食事、と言っても過言ではないホットドッグ。当然オレもこれを注文しました。メンバーの殆どが注文してましたね。

お店のすぐ脇を総武線が走り抜けていきます。良い天気だなぁ。
電子工作


さて、腹ごしらえも済んだので、最初のメインイベント会場へ。

誰が呼んだか、通称「メイド喫茶通り」。メイド喫茶が乱立しており、その呼び込みのメイドさんがそこかしこに立っています。実はオレは大昔にメイド喫茶ツアーもやったことあるんですが、ちょっとブログ記事に仕上げるのが難しいんですよねぇ。なにせ店内撮影禁止・メイドさん撮影有料のお店ばかりなので。まぁそういうビジネスモデルだし、しょうがないのか。

そのメイド喫茶どおりにあった「おそ松さん」のコインロッカー。外国人観光客が物珍しそうに撮影してました。
創造空間ナノラボ | 秋葉原の工作スペース
今回(急遽)作業場所に選んだのは、「創造空間ナノラボ」さん。漫画喫茶と同じようなシステムで、時間ごとに料金が発生し、滞在時間中は工作に使用する道具の貸し出しは無料、フリードリンク、スタッフの方に声をかければ途中で外出もOK(※後述)です。13時のオープンと同時に入店したのですが、既に先客あり。我々は全員会員登録を済ませ、一番奥の6人がけのテーブルに陣取ります。

さっそく作業開始!

オレが先ほど千石電商で買ってきた、AM/FMトランジスタラジオとラジオ用マイクのキット。

当たり前ですが、電子部品は細かいです。うっかりクシャミもできない。

作業する様子は真剣そのもの。イッセイさんとフジタさんの買ったオシロスコープのキットは、見た目がとてもカッコイイんですが、実は上級者向けで、抵抗値の計算を自分でやんなくちゃいけなかったんですよね。二人で協力し合いながらヒーヒー言いながら作業している様子は、見ていて非常に微笑ましかったです。

フジタさん人生初の半田付け。

オレのラジオは3時間ほどで完成したんですが、いざ試運転しようとしたら電池を買い忘れたことに気付きます。なるほど、こういうことがあるから、店のシステムに外出手続きがあるのか。急いで秋月電子で電池を購入。ナノラボは秋月電子から歩いて2~3分のところにあるので、ちょっと買い忘れがあっても気軽に買い足しに行けるのでとても楽チンです。

そんなこんなでラジオ完成!メンバー5人の中でオレがもっとも完成が早かったです。やっぱラジオは他と比べて作るの簡単なんだろうな。自分の声がラジオから聞こえてきたときには感動しました。
元々盗聴器を想定してラジオ&マイクを作ったんですが、ラジオはともかく、マイク側の電波が弱く、また集音も弱いので、とてもじゃないけどこれじゃ盗聴器にはなりませんね。そう簡単に悪さはできないってことですな。

続いてもりのんも完成。USBをナンチャラするツール、って言ってたけど、なんだったか忘れたな。

一方、高難易度のオシロスコープを作ったイッセイさん。どこかでミスったらしく、上手く動作しないとのこと。自分で持ってきたテスターで色々と検査しています。

その苦労の甲斐あって、なんとか動作。この後自宅で半田付けを全部やり直したら、もっとちゃんと動作するようになったそうです。
同じキットを作っていたフジタさんは、なんとか組み上げることはできたものの、残念ながら正常動作せず。

最も難易度の高いキットに取り組んでいたカメも、時間ギリギリで無事完成。簡単なマイコンで、入力に応じて操作できるとのこと。高専出身だからこその完成でしょうな。
どうも結果から見るに、千石電商のキットの方が難易度が低く、秋月電子の方が高難易度なようでした。初心者のフジタさんはやむを得ないとしても、手馴れてるはずのイッセイさんやカメがここまで苦労するとは思わなかったですねぇ。

電子工作を終えて店を出ると、すっかり夕暮れ模様でした。

ラブライブのヘッドフォン。さすが秋葉原。(ラブライブの舞台:国立音ノ木坂学院は神田・神保町・秋葉原辺りの地域にあるという設定)
さあ、酒だ酒だ!
二軒目:鳥庄

r.gnavi.co.jp
電気街の大通りに連ねるビルの合間にたまたま見つけた、いかにも老舗な焼き鳥屋さんを、飲み歩き最初のお店にチョイス。今まで秋葉原には幾度となく来ていたけど、こんなお店があったの全然知らなかった。

飲み歩きからは「深夜アニメカバレッジ90%」でおなじみのてらひでが参戦。最近突然女装に目覚めたらしく、この日は化粧までしてました。こういうオバちゃんいるよなぁ、がオレの感想。それ以上きかないでくれ。

右から、もりのん、てらひで、カメ。通称「TOCfE Bootcamp3馬鹿」(命名:オレ)。その目隠しはなんだ、風俗かここは。
手前の後姿の女性が「UX界の荒ぶる有袋類」ことフジタさん。4時間も電子工作に集中していたので、この時点でヘロヘロです。まぁビール飲んだら復活するんですけど。

ファーストドリンクが来るまで、突如始まった半田付け品評会。自分の仕事に納得したのかしないのか、マニアックなふたりがなにやらぶつくさ言っています。

店の壁にはなんともレトロなポスター。その横には吉田類の酒場放浪記の撮影があったことが紹介されていました。

やっとビールが届いた!カンパーーーーイ!!!


もつ煮にツナトマトサラダ。かざらない居酒屋の定番メニューが美味しいです。



焼き鳥屋さんなので、当然焼き鳥もいっぱい頼みます。というか、今回の飲み歩きは現時点で6人だから、品数も自然と多くなるんだよなぁ。

お勘定をお願いすると、シメの鶏スープが出てきました。美味いんだなこれが。
三軒目:しんがり

www.1000bero.net
三軒目は30分くらい散々歩き回って、やっと入れました。ゴールデンウィークに6人で飛び込みで居酒屋に入るのって、まぁ無謀ですね。
このお店はシステムが面白いです。キャッシュオンで注文の都度お金を支払うんですが、注文自体は自分の席で店員さんを呼んで行うことができます。で、料理が届くと、テーブルにあるカゴ(ザル?)にあらかじめ我々でお金を入れておき、それを店員さんが料金の分だけ持っていく、というシステムです。これはなかなか便利ですね、予算オーバーする心配もないですし。こういうお店がもっと増えて欲しい。

ビール大ジョッキがつらつらと。これだけ大ジョッキが並ぶと迫力あります。

日本酒も割と本気のラインナップ。


鯛かま焼きにほっけ焼き、と魚ばっかりになっちゃったな。

ここで今回の最後のメンバー、のーどみさん登場。彼はゴールデンウィーク中家族旅行に出かけており、家族サービスに費やしていたそうですが、我々が飲み歩いているのを知り我慢できずに、旅行から戻るやいなや駆けつけたとのこと。せっかく家族サービスで稼いだポイントをあっという間に目減りさせなくても……。

どうですか、この飲みっぷり。これが本物のビールクズです。

さて、全員揃ったので、一杯飲んだら次の店へ。まだまだ酔っ払ってないですよ。

……いや、やっぱり酔っ払ってるかな。

夜の万世橋。酔い覚ましの散歩で見る光景としては贅沢な気がしますな。
四軒目:鈴木酒販 小売部 神田店

鈴木酒販 – 国酒の提案・日本の伝統・酒の文化
次のお店は居酒屋ではなく、酒屋さんです。ですが、角打ちのスペースがあり、お店で扱う特定の日本酒を店内で立ち飲みスタイルで飲ませてもらうことができます。

日本酒は二合まで、とのこと。あくまで試飲の範囲ってことですね。



各々2杯ずつ好きなお酒を注文。


簡単なおつまみも売っています。こちらはホタルイカの一夜干し。なんとチャッカマンで炙って食べます。日本酒にめちゃくちゃ合うんだな、これが!

我々は閉店間際に入店したので、我々が飲んでいる間にメニューが明日のものに刷新されていました。

我々が店を出るのと同時に閉店。遅い時間に押しかけてスミマセンでした。




さすがにみんな酔ってますな。挙動がおかしい。
五軒目:シェフズキッチンスタジオ#51

r.gnavi.co.jp
再び万世橋に戻ってきました。五軒目は中華。とはいえ、店構えはオシャレなカフェっぽいです。


ワイン & スパークリングワイン。中華料理でワインってあんまり無い組み合わせですね。まぁ既に酔っ払ってるので、細かいことは気にしない。

四川麻婆豆腐。メッチャ辛い。が辛いもの好きな人には程よいらしいです。オレは辛いの苦手なので、これは他の人に任せよう。

ナッツは安心して食べられてありがたい。

安定のよいどみ。この人、一番最後に参戦したんじゃなかったっけ?

さて、そろそろ時間的にも最後かな。フィニッシュにふさわしい店を探しに行きましょう。

移動中ののーどみ&もりのん。ホモカップルにしか見えない。
六軒目:居酒屋三蔵 秋葉原総本店

r.gnavi.co.jp
最後はいつも良く利用している三蔵。岩本町店のほうがよく利用しているんですが、そちらは満席だったので、総本店に来ました。ちなみにオレも相当酔ってたらしく、このお店では殆ど写真を撮っていませんでした。

メガレモンサワー。飲み終わるとホッピーのように中(サワー)だけ足すことができます。

で、それを抱えるてらひで。可愛いと思う人がいたら一回で良いから見てみたい。

これ何の肉だったかな? 最後なんで結構好き勝手に頼んだのですが、料理で撮影してあったのはこれだけでした。あるいはピンボケで使い物にならなかったか、のどちらか。
総評
前半の電子工作は、フジタさんが動くものを作れなかったのはとても残念でした。キットの難易度をはかる術がなかったのがキツイですねぇ。とはいえ、作業自体は当人は楽しんでくれたようでよかったです。
後半の飲み歩きについては、特に言うべきことはなし。今回も相変わらずのクズっぷりでした。強いて挙げるとするならば、今回は最終7人で飲み歩いていたのですが、この人数で飲み歩くのは正直シンドイですね。かといって、少なすぎると食べられる料理に限りがあるし。やっぱりベストな人数は4人かなぁ。
さて、次はどの街に行こうかな。噂ではブロードウェイ的な何かがある街らしいですが。さてはて。
それ以外の写真はこちら。
以前の飲み歩きはこちら。

帰り際に駅で見かけた幼女先輩。うまるちゃんのコスプレかしら。