参加されていたみなさん、3日間のコミケ、お疲れ様でした。いやぁ、3日目になってようやく晴れましたが、凄まじい日差しと熱波でしたね。晴れの特異日なんじゃないかとしか思えないくらい晴天率が高いらしいですね、コミケ3日目って。オレも何度か参加してきましたが、毎年夏の3日目には苦しめられている気がします。
さて、今年の夏のコミケもこれで最後、コスプレイヤーさんたちの写真を撮らせていただきました。その一部をこちらで紹介させていただきます。暑いせいか、レイヤーさんになかなか声をかける踏ん切りがつかず、苦労しました。結果、列ができているような美人レイヤーさんよりは、やや奇抜な、アイディアに富んだコスプレをされている方の写真が多くなったように思います。
Elisabeth(@SpeshulSnuflake) さん
※中は美人な白人外国人女性でした。
まきぺ(@makimakimakipe) さん & 海未ぺっぱー(@UmiPepper) さん & にこぺっぱー(@2525pepper) さん
まつな(@_otofu) さん
※なんとまさかの女性の方でした。声聞いてビックリ、念のための確認してビックリ。
(こういうのは男性がやるもんだと思い込んでた)
ここではお一方写真1枚ずつの紹介です。その他の写真は以下からご覧ください。
コミックマーケットC92の1日目と2日目の写真はこちら。
- コミックマーケットC92(2017夏)1日目で撮ったコスプレ写真いっぱい #C92 - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケットC92(2017夏)2日目で撮ったコスプレ写真いっぱい #C92 - ミッションたぶんPossible
過去のコミケで撮影してきた写真は以下になります。良かったらそちらもご覧下さい。
- コミックマーケットC80で撮ってきた写真いっぱい - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケット #C82 で撮ってきたコスプレ写真いっぱい - ミッションたぶんPossible
- 冬のコミックマーケット(コミケ) #C83 で撮ってきたコスプレ写真いっぱい - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケット2013夏(コミケ) #C84 3日目で撮ってきたコスプレ写真いっぱい - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケット2013夏(コミケ) #C84 2日目で撮ってきたコスプレ写真いっぱい - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケット(冬コミ)C85 1日目で撮ってきたコスプレ写真いっぱい - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケット(冬コミ)C85 2日目で撮ってきたコスプレ写真いっぱい - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケット2014夏(夏コミ)2日目で撮ってきたコスプレ写真いっぱい #c86 - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケット2014夏(夏コミ)3日目で撮ってきたコスプレ写真いっぱい #c86 - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケット2014冬 (コミケ) C87 で撮ってきたコスプレ写真いっぱい - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケット2014冬(C87)二日目で撮ってきたコスプレ写真いっぱい - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケット2014冬(C87)三日目で撮ってきたコスプレ写真いっぱい - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケットC88(2015夏)で撮ったコスプレ写真いっぱい #C88 - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケットC88(2015夏)3日目で撮ったコスプレ写真いっぱい #C88 - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケットC91(2016冬)1日目で撮ったコスプレ写真いっぱい #C91 - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケットC91(2016冬)2日目で撮ったコスプレ写真いっぱい #C91 - ミッションたぶんPossible
- コミックマーケットC91(2016冬)3日目で撮ったコスプレ写真いっぱい #C91 - ミッションたぶんPossible
最後まで強い日光に苦しめられました、暑さという意味でも、撮影時の光量という意味でも。……実は今までちゃんと「ISO感度」「絞り」「シャッタースピード」を理解してなかったんです。このコミケの1日目の待機列で解説本を何冊か読み、その直後からフルマニュアル設定で実地で色々試し続けたのが今回でした。まぁそのくらいカメラに備え付けられたオート機能が優秀だったからなんですが、それではさすがに夏のコスプレ広場の日光とは戦えないということをいい加減悟りまして。やっと最後の最後で自分のカメラの特性が理解できて、ちょっとだけコツを掴めたところで時間切れでした。
今回撮影させていただいた写真の中のかなり多くが、白飛びしてしまって公開に耐えないクオリティでした。せっかくお時間頂いて写真を撮らせていただいたのに、本当に申し訳なく思います。う〜ん、できるだけ早くリベンジの機会がほしい!
今回やっと分かってきた、という点では、「なぜ人はコスプレをするのか」は、オレ自身は今回初めてなんとなく掴めてきた気がします。いや、もちろん世間で言われている言説等は見聞きして知っていますが、それを体感として理解できるようになった気がする、という言い方が正しいでしょうか。オレ自身の言葉で言語化できるまでにはまだ時間がかかりそうですが、同時に「なぜオレがコスプレ写真を撮りに来ているのか」も、なんとなく見えてきた気がしました。
コミケっていう場所は、基本的には「待ち時間」のオンパレードです。入場するのに並び、サークルから頒布物を買うのに並び、飲み物や食べ物を買うのに並び、トイレに並び、レイヤーさんを撮影するのに並び。ただひたすら自らの欲望を満たすために耐え続ける。もし何かしら問題を起こす(体調不良で倒れる、近くにいた人といざこざを起こす、etc)と強制退場になり、目的を達することができないからです。
それはオレ自身にしても同じで、炎天下の中ひたすら待ち続けることの繰り返しです。待機列の待ち時間は、まぁぶっちゃけ暇で無駄な時間になりやすいんですが、じゃあ退屈だったかというとそうでもないです。iPadでひたすら本を読んだり(今までサボってて読んでなかった「Joy.Inc」が半分以上読めた。これ評判通りメチャクチャ良い本ですね!)、周囲の会話を聞いたり。特に周囲の会話は、オレが普段出会わない層の人たちの話なので、非常に面白いですね。彼ら彼女らはこんなことを考えているのか、というのを知ることができます。彼らからすると、日頃散々我慢して耐えてその鬱憤と欲望と財布をめいいっぱい発散するためにコミケに来ているわけです。そこで交わされる会話は、まぁ多少偏っているかもしれませんが、むきだしの本音で、遠慮も配慮もあまりない。だからこそ、本質をついている、とオレは感じました。待機列に溢れている情報をもっと積極的に収集したら、なにか面白いヒントが得られそうな気がしました。ただまぁどう集めるかは、かなりなやみどころではありそうですが。
目の前に東京五輪が差し迫ってきていて、使えない展示場が出てきたり、工事が始まっていたりと、コミケ会場も以前のそれとはだいぶ様変わりしていました。2020年にどうなるのかは不明ですが、さしあたりこの冬もまた楽しませてくれればありがたいですね。オレももっと撮影の練習をしておきます。