ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

2017年の25枚 ― No.10「高台から」

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 10枚目は正月に撮った飯田市座光寺の町並みです。昨日のあべのハルカスからの光景とは、高さも建物の軒数も比ぶべくもないですが、個人的には故郷の風景のほうがやはり落ち着きますね。石田衣良の小説に「おれたちはみな、生まれて最初に吸った土地の空気を、一生肺の底にためて生きるのだ。」という一節がありますが、故郷の風景を写真で振り返るたびにこの台詞を思い出します。


 ちなみに、将来この辺りにリニアモーターカーが通る予定なんだそうです。もしかしたらいつかこの光景のどこかにリニアモーターカーが写りこむようになるかもしれませんよ。

2017年の25枚 ― No.9「晴るかす光景」

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 9枚目は大阪:天王寺にある「あべのハルカス」の展望台から撮影した大阪の町並みです。奥の方に大阪港なのかな、海が見えます。「あべのハルカス」名称は、前半は大阪市阿倍野区にあることからですが、後半は「心を晴れ晴れとさせる」という意味を持つ古語からの引用なのだそうです。まさにこの日の眺めは「ハルカス」の名にふさわしいものでした。


 この日は平日だったのですが、あべのハルカスは外国人観光客で賑わっていました。やっぱり中国人がダントツに多いですが、それ以外の国からとおぼしき人もたくさん見られました。日本人のオレが逆に浮いてるのが面白かったです。

2017年の25枚 ― No.8「世代交代」

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 8枚目のタイトルは「世代交代」としました……多方面から(特に埼玉や北海道のほうから)凄く怒られそうではありますが。


 小野伸二選手は浦和レッズ出身で海外を渡り歩いた日本が誇るファンタジスタ森重真人選手は守りの要であるセンターバック。どちらも元五輪代表で、元日本代表。とはいえ、所属チームがかぶったことも、代表選出がかぶったこともないはず。選手同士の友好関係は我々ファンには窺い知れないですが、Jリーグの試合でユニフォーム交換なんてめったに見ないので、特別な間柄なのかもしれませんね。

2017年の25枚 ― No.7「悪意の視線」

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 7枚目は夏コミ(C92)のコスプレ広場から。女性コスプレイヤーのスカートの中を撮ろうとする、通称「ローアングラー」と呼ばれるカメラ小僧たちです。


 当然のことながら、これは立派な「犯罪」です。オレは刑法には詳しくないので軽く調べた程度ですが、どうやらこれらの行為は地方自治体ごとに定める迷惑防止条例違反に該当するようで、東京都の場合「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」に処されます。撮影した写真をネットにばらまいたり脅迫に用いたりすればさらに量刑は増えます。

 たしかに、女性コスプレイヤーの中には、人気目的や承認要求からか、非常に過激な格好をしている方も珍しくありません。それが男性を挑発している、と言われれば、そう見えなくもない。
 だからと言ってやって良いことと悪いことがある。特別な関係にある間柄でさえ、局部をどアップで撮らせるなんてことはまずしません。それを見ず知らずの他人がやっていい道理があるわけがないのです。
 コミケは参加者の善意と協調で成り立つコミュニティ活動です。それを忘れ自分勝手に振る舞うどころか、反社会行為にまで及ぶとは言語道断!彼らは絶対に許されるべきではないでしょう。


 カメラを持って歩いていると、何気ない良い風景が撮れることがあるように、反面日常から覆い隠されているような悪意を目にした時にそれを写真として切り取れてしまうことがままあります。この写真は、そんな負の一枚だったと思っています。

2017年の25枚 ― No.6「勝利の決めポーズ!」

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 6枚目は2枚で1枚ってことで。8/13(日)に味の素スタジアムで開催されたFC東京 vs ヴィッセル神戸戦から、ピーター・ウタカ選手が得点を決めた直後のゴールパフォーマンスの様子です。ストライカーはゴール後のパフォーマンスを持ってることが多いんですが、ウタカは室屋との合わせでパフォーマンスやってます。こういうのは滅多になくて面白いですね。


 ウタカは昨日レンタル元の広島に戻る旨が公式に発表されました。懐事情ももちろんあるのでしょうが、こういう良い選手が定着できないチームというのは、とても寂しいですね。

2017年の25枚 ― No.5「Twin☆くるっ★テール」

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 2017年の25枚、5枚目は夏コミで撮影させていただいたコスプレイヤーのお二人で、アイドルマスターシンデレラガールズから城ヶ崎美嘉・莉嘉の姉妹です。この直後にソーシャルゲームアイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」で同名のイベントが開催され、この時撮った写真と同じ構図がゲーム内で実現されました。いやぁ、ビックリ。


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 何がビックリって、オレからお願いしてこの構図で撮らせてもらったんです。特に指定しなければ上のように並列に並んだ様子を撮らせてもらうことになるんですよね。姉妹の身長の高低差を表現してもらおうという狙いだったんですが、まさかゲームシーンの予言になるとは!何があるかわからんモンですなぁ。

IT技術で「かわいがり」を防ぐ - 組織改善(俺なら相撲協会をこう導く) Advent Calendar 2017 4日目

はじめに

 本記事は組織改善(俺なら相撲協会をこう導く) Advent Calendar 2017の4日目です。誰も続かないのでもう一回チャレンジすることにしました。べ、別に、前回の記事がピントずれてたからリベンジしたくてやってるわけじゃないんだからねっ!!



相撲界における「かわいがり」とは

 ……コホン、さて、今回の騒動以前から問題視されている相撲部屋内の暴行ですが、格闘技である以上多少はやむをえないのかな、とオレも軽く考えていました。「かわいがり」なんて呼ばれてるくらいだし、集団リンチなんてそんな大げさな、と。ところが、今日この記事を読んでビックリしました。あの白鵬でさえ、数人に囲まれ竹刀や角材で45分近く殴られ続けた、とあります。

モンゴルの首都ウランバートル出身の横綱白鵬は、この「かわいがり」について衝撃的な説明をしたことがある。「かわいがり」とは、最長45分もの激しい殴打の湾曲表現だ。
当時17歳だった斉藤俊さんが相撲部屋から脱走しようとしたことが原因で暴行され死亡した事件を受けて、白鵬は次のように語っていた。
白鵬は、私の顔は今幸せそうな顔をしているように見えるかもしれないが、(かわいがりを受けいていた)当時は毎日泣いていた、と語った。力士は、最初の20分はただただすごく痛いが、殴られても痛みが感じにくくなってくるので、それまでよりは楽になる、と話した。
白鵬は当然泣いたと言うが、兄弟子に「お前のためだ』と言われてまた泣けた、と振り返った。

スキャンダル相次ぐ日本の角界――何が起きているのか - BBCニュース

 これをさすがに「格闘技である以上多少はやむをえない」で済ませるわけには行きません。断じて許されない。


 こういった事態が発生した際には、発生を防ぐ・早期発見するために、相撲協会にも多少なりとも外部から識者が入っていますが、どうもまるで機能していないようです。役職を元関取で占め、外部識者が7~8人ちょろっとたまに顔出したって改善なんか進むはずもありません。そもそも人を入れればなんとかなる、なんてアナログな考え方がよくない。ここはやはりITテクノロジーをガッツリ導入して直接的な監視の目を入れていくべきでしょう。



案1:稽古の様子を動画で全配信

 各相撲部屋の稽古場の四方にカメラを設置し、24h動画配信します。関取にもお弟子さんにもプライベートは必要ですから、稽古場以外にカメラは設置しません。監視の範囲としては限定的ですが、「かわいがり」が竹刀や角材を振り回す暴行行為であることを考えれば、通常の生活空間でやるのは難しいでしょうし、ある程度は防げるのではないかと思われます。


 で、この動画配信をファンサービスとして有償・無償でサービス提供します。稽古の際、特定の力士相手の対策を講じるための戦術練習を行うこともあるでしょう。その際にはファン向けの配信はストップします。しますが、サービス提供元の担当者=監視役は引き続き稽古の様子を監視し続けることが出来るようにします。
 相撲は個人的にはニコニコ動画と相性がよいと思ってますので、ドワンゴさんあたりに頑張って欲しいですね。最近ドワンゴさんは調子を落としてるみたいなんで、そちらの盛り上がりにも役立つかもしれません。



案2:稽古前のお弟子さん・関取の姿をスマホで定点観測

 稽古が始まる前に、お弟子さん・関取のまわし姿をスマホで撮影し、監視者に送信します。もし妙なあざや傷があればすぐ気付けますし、仮に体調不良等の理由で写真が送られてこなかった場合には、即座に監視者から関係者にアラートを一斉送信、医師を派遣して状態を確認させます。
 機械学習技術が進めば、暴行の検知のみならず、体調の異常や重大な病気の早期発見、トレーニング方針のアドバイスなど、さまざまな副次的な使い方が出来るんじゃないかと思います。(現段階でもある程度まではできそう)


 こちらもファンサービスとしてWebで公開。日々の写真をパラパラ漫画風につなげて動画にすれば、力士の体つきの変化や鍛え方の移り変わりが見えて面白いと思います。力士の親御さんとかには、まごチャンネルみたいな感じで息子さんの様子がちょいちょい見れて安心できるんじゃないでしょうか。



おわりに

 オレがパッと思いついたのは上記2案でした。妄想の範囲を出ていないものもありますが、AI・IoTが発展しつつある今、他にもやりようはいくらでもあると思います。お金をあまりかけず、人の手をかけず、IT技術の力を利用し、さらについでにファンサービスへとつなげて収益化していく、そんな方法を模索していけば、今より風通しの良い相撲部屋になるんじゃないかと思いますね。


 ……で、また相撲協会自体の組織改善とは違うネタになっちゃいました。う~む、どうしてこうなった?