残念な美少女たち(+α)たちが明後日の方向から映画を盛り上げる「シネマこんぷれっくす!」
この記事は「本を読んで感想を書きます Advent Calendar 2019 - Adventar」の20日目です。最初は積ん読にしてたゲームモデル本について書こうと思ってたんですが、小説か漫画でというオーダーだったんで、急遽漫画に変更してみました。(べ、別に、担当案件が炎上中で本読んでる余裕がなくなったのが理由とか、そんなんじゃないんだかねっ!!)
というわけで(どういうわけだ?)、今回紹介する本は「シネマこんぷれっくす!」です。作者は艦これ同人で有名なビリー氏。以下の名言(迷言?)は彼が出自です。
それはもう セックスなのでは? pic.twitter.com/Zj9quvP79r
— 画像会話 (@Gazoukaiwa_res) August 3, 2019
アクション映画好きの男子高校一年生:熱川鰐人がハニートラップ(おっぱい)に引っかかり、変人揃いの映画研究部(通称:死ね部)に入部するところからスタート、傍若無人のクロサワ映画マニア:黒澤、カンフー映画好きの残念巨乳:花村、クソ映画ハンターで闇の申し子:宮川に囲まれ、どんどん映画マニアのダークサイドに引き摺り込まれていく、というのがこの話のあらすじです。毎回毎回映画をネタにバカばっかりやってます。
例えば、映画は字幕と吹き替えどちらで見るべきか激論したり(この辺はまだ一般の人でもありますね)
シリーズ物で何作目が一番面白いか激論したり(これもまだ一般人でもある)
漫画の実写映画化をあるか無いかを激論したり(あれ、これもやっぱり一般人でもやってるな?)
海外映画の邦題タイトルの良し悪しを語ったり(……これもまぁ一般の人でもやる人はいるか)
ボリウッド(インド)、ホラー、任侠、サメ、胸キュンなどなどジャンル別について語ったり(……)
一応高校生なんでちゃんと青春もしてたりします。(これはもう映画マニア関係ない)
……なんだか、テーマだけ取り出すと、映画マニアでなくても、普通に一般人でもやってそうなテーマばかりですけど、尋常ならざるテンションでやってるので、まぁその辺がこの漫画の面白さかなと思います。
まぁ説明するよりは一度読んでみてください。「シネマこんぷれっくす!」はニコニコ静画で5話まで試し読みできるので、読んで面白かったら続き買ってみてください。
seiga.nicovideo.jp
他にもビリー氏の作品を読んでみたい方は彼の同人の過去作品を読んでみてください。以下はビリー氏が無料公開しているものの中でも比較的長編のものをピックアップしてみました。艦これ。の魅力的な艦娘たちをこれだけ残念キャラに描ける人もなかなかおるまい。
www.pixiv.net
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以上、「シネマこんぷれっくす!」の紹介でした。それでは。