ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

一体いつからメイドが可愛い存在だと錯覚していた?

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(文中ではおぞましい話を展開しますので、せめてサムネイルだけは可愛い女の子の写真にさせて頂きました。なお彼女もコスプレイヤーさんで、格好も「メイド服を着たセイバー」なので、厳密にはメイドさんではありません。あしからず。)




 この記事は「メイド Advent Calendar 2019 - Adventar」の18日目です。このアドベントカレンダーの他の記事を見ていると、可愛いメイドさんが世には溢れているようでたいへん素晴らしいですね。それらと比べると、この記事は随分とテイストが異なるかもしれません。


 オレは東京在住のフリーランスシステムエンジニアを生業としています。ソフトウェア開発には「アジャイル」という文化というか考え方・思想というかがあるのですが、それを学ぶ社外勉強会のコミュニティにオレはちょいちょい参加しています。ソフトウェア開発をより良いものにしよう、良い製品・サービスを提供できるようにしよう、ITエンジニアとして幸せな生活を送れるようにしよう、という主旨のもとで活動しており、まぁそれ自体は良いことと言えます。

 が、不思議なこともありまして。なぜかこの界隈には、メイドの格好のした男性がちょいちょい出没するのです。


 それの何が問題なのか? メイドとは可愛いものだろう? 可愛いならばいいじゃないか。


 そう思われるかもしれませんが、はっきり言います。可愛くないのです。彼らは概ねおっさんであり、そして致命的なことにカケラほども可愛くないのです。スネ毛を処理していようが化粧をしていようが可愛くないし、なんならそれらの努力もしていない。ただひたすらにおっさんがメイド服を着ているだけ、という状況があります。男でも可愛ければいい? 何言ってんですか、男の娘とか幻想ですよ。少なくともIT業界の、関東のアジャイルコミュニティにはそんなもの存在しないです。メイド? もはや冥土です。ソウルジェムを濁らせる何かです。


 で、もっと問題なことがあります。「慣れる」んです。四十路過ぎの可愛さのカケラもないメイド服着たおっさんの存在に。もうメイド服着てウロウロするくらいじゃなんとも思わなくなります。むしろそいつらがダークスーツ着てる方が違和感があるように感じてしまう。やがて「メイド」という言葉を聞くと瞬時に脳裏にメイド服着たおっさんが思い浮かぶようになる。これが問題じゃなくてなんなんでしょうか?

 これはもはや病です。伝染病と言っても過言ではない。精神を蝕む病です。本来癒しを求めて良いはずの存在が、魂の死さえ招きかねない危険な物の怪と化すとはどういうことだ?


 「メイド Advent Calendar 2019 - Adventar」を読む限りだと、この世の中では本来メイドとは万物を癒す素晴らしい存在のはずなんです。オレの知っている世界線とはあまりに違う。どこでオレはシュタインズゲートの選択を誤ってしまったんだろうか。



 最後になりますが、ITもアジャイルもメイドとは本来全く関係がないことを念押しさせていただきます。ましてやメイド服を着たカケラほども可愛くないおっさんとも関係ありません。なお、おっさんな冥土さんの写真も手元になくはないのですが、さすがにこの記事への掲載は自重しました。
 こんな可哀想な世界線にいるオレに、「本物のメイドの素晴らしさを教えてやる!」という奇特な方がいらっしゃいましたら、コメント欄もしくはSNSで言及いただけると幸甚です。


 現場からは以上です。