ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

プログラミング教育義務化を前に知育ゲームが人気らしいので、自腹購入してレビュー会をやってみた。

はじめに

 2020年4月から小中学校でプログラミング教育が義務化します。……と端的に言うと色々誤解を生んでしまうのですが、実際には文科省の狙いは「論理的思考を養いましょうね」とか「PCやタブレットといったデバイスに慣れましょうね」とか、割ともうちょっと手前と言うか、根源的なところだったりするんです。まぁ「プログラミング教育」なんて名前つけちゃったら「プログラミング」のイメージが先行しちゃうのは仕方ないですね。
 それに煽られているのか触発されているのかは知らんけど、いわゆる「知育ゲーム」といいますか、遊びながら論理的思考が学べる・プログラミング教育に備えられる、というふれこみのおもちゃがフォーカスされているようで、伊勢丹なんかでもキャンペーンというか専用の売り場が作られていました。

japan.cnet.com

 で、この伊勢丹の専用売り場をオレも覗いてきたんですけど、大人が遊んでも面白そうなものが色々とあったんですよ。これはちょっと実際に遊んでみたいなぁ、と。でも自分で買って自分だけで遊ぶのは、さすがに人として寂しすぎる!……ので、それなりに体裁を保ちつつ、でも実際にこれらのおもちゃで自分が遊べるように建前を考えてみました。

  1. 知育ゲームと称されるゲームをいくつか購入する。ついでに知育ゲームではないけど人気のボードゲームを購入する
  2. 知育ゲームのレビュー会を開催してレビュアーを公募し、購入したゲームをみんなで遊んで、比較・分析する
  3. 比較・分析した結果をレポートにまとめる (※つまりこのブログ記事のこと)
  4. 購入したゲームのうちのひとつを、小さなお子さんのいる友人夫婦にプレゼントする (※令和初日に友人宅にホームパーティにお呼ばれしてたので、御礼も兼ねて)


 というわけで、令和目前の10連休初日にレビュー会を開催しました。イベント自体は、元々自分が主催してた「MF電脳部」という月例のもくもく会でクローズドに開催、参加者はFacebookで公募し、そういうガジェットが大好きなイカれたGUYSが集まってくれました。おひとりは小1のお子さんも連れてきてくださったので、ちょうどこれらのおもちゃのターゲットとなるお子さんの意見も聞けたのはラッキーでした。
(※「MF電脳部」については、気が向いたらそのうちこのブログで書こうかなと思います。今は気が向かないからパス。)





レビュー基準

 知育ゲームをレビューする、といっても、基準なしにレビューしてもらうのはなかなか難しいので、オレの方でこんな感じでレビュー基準を作ってみました。メモどっか行っちゃったので、うろ覚えを思い出して書いています。なお、レビュアーには、これらについて全て書く必要は無く、これらを基準にしながら思いついた感想だけ書いてくれればOK、とお願いしました。

■価格
 実際の値段はさておき(伏せた上でプレイしてもらった)、自分がこのゲームを自腹で買うならいくら払えるか。

■管理のしやすさ
 壊れにくいか、なくさないか、片付けしやすいか、掃除・洗浄しやすいか、などなど、遊ばない・遊び終わった後の管理のしやすさ全般。

■ルールの難易度
 ルールがどの程度難しいか、漢字の使用頻度は多い/少ないか、遊ぶうえでの必須前提知識がどの程度存在するか。

■安全性
 怪我しにくいか。

■年齢層
 子供が面白がりそうか、どの年齢層の子供なら楽しめるか、大人が遊んでいて飽きないか(子供の遊びに付き合っていて飽きにくいか)、など。

■プレイ人数
 何人同時に遊べるか、親子で同時に遊べるか。

■学習効果
 対象のゲームを通して学べることは何か、どんな能力が身に付きそうか。

実際の様子

 レビュー会当日は、上記のような基準はいったん脇において、自分の興味のあるおもちゃを好きに遊んでもらいました。とはいえ、みんなワークショップ慣れしてるんで、バランスよく色んなおもちゃに触りながら、別の遊び方は無いかと模索しながらやっている様子が印象的でした。子供はこういう遊び方しないかもなぁ。
 前述の通り、小1のお子さんが1人参加していたので、彼がまざったところは彼中心に遊ぶことが多かったです。



カタミノ


 木製のパズルゲームです。プレイエリアとなる木板のサイズを3~12に可変することができ、その中を決められた木片(パズル)で埋めていきます。木製なので、お値段はちょっとお高めですが、さわり心地がとてもよく、なんとなく触っているだけで癒される感じがあります。木のおもちゃはみんなあまり自分で購入したことが無いので、値段を聞くと実際の価格よりかなり安い値段を言ってくるのが面白いなぁと思いました。木のおもちゃは作るのに手間がかかるんやで。
 一人飲みの習慣がある人に比較的好評で、ウィスキーとかちょっと強めのお酒をチビチビやりながらポツポツ遊んだら楽しそう、という感想もありました。
 サイズが3くらいだと瞬殺できるんですが、5くらいになると途端に難易度が跳ね上がり、大人でもなかなか解けないのも長く遊べそうではありました。解けるときは割と運といいますか、色々トライ&エラーしたら偶然できた、みたいな感じなことが多かったです。再現性皆無。
 ちなみに、友人夫婦へのプレゼントは、これと後述のグラビティメイズを持って行き、好きなほうを選んでもらうようにしたんですが、お父さんの強権発動でこれになりました。


 レビュアーからのコメントは以下。

  • ブロックの手触りイイね!
  • 上下まちがえる……
  • 答えあわせあるのイイネ!:)
  • ルールの難易度:★☆☆☆☆
  • 壊れにくさ(管理の容易さ):★★★★★
  • 紛失しにくさ(管理の容易さ):★★★★★
  • 収納(管理の容易さ):★★★★★
  • 怪我しにくさ(管理の容易さ):★★★☆☆
  • 汚れにくさ(管理の容易さ):★★★☆☆
  • 洗いやすさ(管理の容易さ):★★★☆☆
  • 面白さ - 大人:★★★★☆ / 子供:★★☆☆☆
  • 年齢:4才〜
  • 人数:1人
  • 値段:3,500円〜
  • 戦略を立てて試行するのが身につくかも?
  • 集中力が身につく
  • できなくても積木のような感触を楽しめる
  • 偶然できても達成感がある
  • 遊び方いろいろ
  • 値段:5,000円
  • ハマル!大人もはまる
  • 大人は見てるとヤキモキするかも
  • 何も説明しなくても並べだす。直感的!
  • レベル変えれるのいいね
  • ルールわかりやすい
  • 人数:2〜3人でもOK!!
  • 値段:2,980〜3,500円くらいなら
  • つまったら飽きるかも
  • 子供が長く使うと角とれそう
  • ¥7,000- オセロみたいに一生もののおもちゃ
  • 値段は高いがやり込む時間等を考えると買っても良い
  • 耐久性:花マル!
  • レベルが低いものなら3才未満でも大丈夫かも
  • レベルが上がった時は親子(家族)で考えて遊べそう
  • 解答がないので諦めそう
  • プレイ人数:1人。子どもなら + 大人もありか?
  • 山登り法が通用しない
  • 親がアドバイス困難 → 親が飽きる
  • 上手くなる道筋が見えない
  • ルールはわかりやすい
  • 木のさわりごこち良し
  • ルールが分かりやすい
  • 手ざわりがいい
  • 音が楽しい

f:id:takigawa401:20190527162743j:plain
f:id:takigawa401:20190527163108j:plain



グラビティメイズ


 複数のトンネルが組み合わさったブロックを組んで、パチンコ玉を狙い通りの場所に上から下へ転がす3次元パズルです。スタート位置とゴール位置が提示されたお題カードが難易度別に複数用意されており、このお題を解く、というのが一般的な遊びになりそうですが、小さいお子さんに任せると「どこに行くか分からないボールの行方を、実際に転がして楽しむ」遊びになってました。(本来の遊び方はまだ出来ない・小2&5歳の子供らにはまだ早い、という理由で、友人宅へのプレゼントはこちらではなくカタミノに決まりました)
 これはプログラマな人達には超大人気で、アラサーのおっさんが4人がかりで取り組み、お題が解けるたびに大騒ぎしてハイタッチしてる様子には、さすがの主催者(つまりオレ)もちょっと引きました。あまりに盛り上がりすぎて、1時間すぎても別のゲームを試してもらえそうも無いので、「頼むからそろそろ別のゲームも……」と強制終了しなくてはならないくらい熱中してたので、ある程度ロジカルな考え方ができる人であれば、面白さは間違いないです。
 ブロックの素材はプラスチックなのですが、割と力を入れてはめたり外したりしなくてはならないシーンが頻繁にあるので、その辺に慣れていない子供は力入れすぎて壊しちゃうかもね、なんて意見がありました。


 レビュアーからのコメントは以下。

  • パチンコ玉飲まなくなったお子様からOK
  • 4,000〜5,500円
  • お値段:¥3,000〜¥5,000
  • 難易度の幅が広く、子供〜大人まで遊べる
  • 子供と大人が一緒に遊ぶのはむずかしいかも
  • 子どもは楽しめる。大人も楽しめる。※大人がハマってムキになって子どもが引く
  • ブロックの横がこわれやすい
  • ルールが少し分かりにくいかも(8才〜の設定だから適切かも)
  • こわれやすそう
  • 子供は自由に遊ぶなぁw (※実際に小学生プレイヤーが遊んでいる様子を見ての感想)
  • 4,000円〜
  • 難易度:ルール難しめ
  • 面白さ:子供と付き合うと大人がイライラしそう
  • 管理:こわれやすい
  • 年齢:小学生〜大人
  • 「取れるんじゃね?」→バキッっとなりそう
  • レベルが違うので4才〜大人までOK
  • しっかりはめるのがけっこう大変
  • 人数:大人 1〜4人 / 子どもだと1〜2人?
  • 大人向け
  • 人数:2〜3人
  • 値段:4,000円
  • チャレンジ精神や達成感が学べる

f:id:takigawa401:20190527162632j:plain
f:id:takigawa401:20190527163005j:plain



顧客が本当に必要だったものゲーム

booth.pm


 こちらは知育ゲームではなく、一般向けのボードゲーム。とはいえ、この「顧客が本当に必要だったものゲーム」は同人販売しか行っていないので、一般のショップでは買うことが出来ません。お買い求めの際はBOOTH等から買ってみてください。

 ITエンジニアだったら一度は見たことがあるはず、顧客のニーズと、それを関係者がそれぞれどのように捉えたかのギャップを例えたイラストを、陣取りゲームに仕立てたボードゲームです。プレイ人数は4人まで。最初は通常のルールで遊んでいたんですが、用意された課題がなかなか達成できないのはツマラン、とプレイヤー全員で協力して課題を全て達成する、という新しい遊び方を試していたのが印象的でした。この遊び方だとチームビルディングとかにも使えそうな気がしますね。
 肝心の知育ゲームとしての要素は「あんまり無い」という判定。漢字も多くふりがなも振ってないので、子供だけで遊ぶのはなかなか難しそうです。課題のイラストがスティーブ・ジョブズだったり孫正義だったりと、ちょっとした皮肉が利いていて見た目にも楽しいのがこのゲームの特徴なんですが、お子さんには当然分からないので、面白さが全部伝わらないのも残念ポイントだったりするかもしれませんね。


 レビュアーからのコメントは以下。

  • 人数:4人
  • 値段:1,500円
  • 駆け引きが学べる、かも
  • 管理はカードなので楽
  • 年齢:15才〜
  • 難易度:難しい
  • 面白さ:子供には難しい
  • 子供なら、チーム(全員協力プレイ)で一定ターン以内にいくつ課題を達成できるか、と言うプレイが良い
  • ルール:「置けない条件」がむずいかも
  • 年齢:8〜10才くらい?大人むけ
  • 値段:1,500円
  • 年齢:6才から
  • 値段:1,500円なら

f:id:takigawa401:20190527162837j:plain
f:id:takigawa401:20190527163025j:plain



ノッカノッカ

NOCCA × NOCCA(ノッカノッカ)第二版

NOCCA × NOCCA(ノッカノッカ)第二版


 こちらも知育ゲームではなく、一般向けのボードゲーム東急ハンズのゲームコーナーにあったんで、なんとなく買ってみました。個人的には最強の知育ゲームは「囲碁」「将棋」「麻雀」だと思っているのですが、それを選ぶのはベタすぎてレビューにならないので却下。このゲームは囲碁や将棋のかなり手前の入り口くらいの位置づけになるかな、と。あとは、「コリドール (Quoridor)」を買いたかったけどやや予算オーバーだったので、なんとなく似てるような気がするものを選んだ、というのも購入の理由のひとつです。
 実際にプレイしてみると、立体的挟み将棋というか、なんというか。思ってたよりは戦略性があるかなぁと感じました。ルールもシンプルなので覚えやすいですし、道具もシンプルな形状のプラスチックなので簡単に洗ったりもできますし。簡単に遊べる半面、大人は割合早く飽きてしまうかもしれませんね。


 レビュアーからのコメントは以下。

  • 意外と奥が深い
  • 2,000円なら
  • 管理はしやすい
  • 早くあきそう
  • 洗いやすい
  • ブロックしまくって終わりになっちゃいそう
  • 小さいので、幼いと飲み込む
  • 年齢:6才〜
  • 値段:2,500円〜
  • 先を考える力が身につきそう
  • 難易度:カンタン
  • 面白さ:子供に付き合える
  • 子供でもできそう
  • (積み上げたときにうっかり)落としてコマの場所が動く
  • 口に入れる年齢の子にはNG
  • 乱暴に扱っても(盤は)多分割れない
  • はさみ将棋の練習用

f:id:takigawa401:20190527162909j:plain



テストプレイなんてしてないよ

テストプレイなんてしてないよ

テストプレイなんてしてないよ


 こちらも一般ゲーム。どうも大人気らしく、東急ハンズでは1人あたりの購入点数に規制がかかってました。後でほかの人に聞いたら、買いたくても売り切れだった、という話もありました。そんなに面白いのかよ!?
 一度にプレイできる人数が多いのと、1ゲームが最短1分で終わるのが特徴。いかにもパーティーゲームな内容で、一度もプレイせずにカードだけ眺めているとさっぱり遊び方が分からないんですが、実際に遊んでみるとあっさり遊べる内容になっているのも特徴。若干カードに書かれた内容の意図を読み解く必要があるため、子供だけだと難しいかも、という意見はありましたが、一度でも大人と一緒に遊んだことがあれば、意向は子供だけでも遊べそうな感じではありました。
 学び? 気づき? なにそれ美味しいの? みたいなところがあり、まぁぶっちゃけ本日のキングオブバカゲーではありました。せめてもの救いを求めて「たとえばチームビルディングとかアイスブレイクとかに使えたりしない?」とプレイした人に尋ねてみましたが「いやぁ、そんな感じでもないなぁ」と一蹴。
 ま、まぁ、ゲームとしてはかなり面白いようなので、単純に遊びたい時にはいいのかもしんないです。難易度低すぎてつまらない、と言う人向けに、上級者向けも発売されています。

テストプレイなんてしてないよ 黒

テストプレイなんてしてないよ 黒

テストプレイなんてしてないよ レガシー

テストプレイなんてしてないよ レガシー



 レビュアーからのコメントは以下。

  • バリエーションが少なかった
  • 6才〜
  • 1,500円〜
  • 酒飲みながらやりたい
  • 小5, 小6〜(マクドナルドでJSがプレイしてたのを見た)
  • このバカゲーがすごく面白い令和2019
  • 知育?なにそれおいしいの?
  • カードに書かれたプレイ内容を解釈しないといけないので、子供には難しい
  • すぐ終わって、2周目突入とか難しい
  • クソゲー (※筆者注釈:小学生プレイヤーによるツンデレ発言。複数あり)
  • テストしてないけどおもしろい
  • 漢字…… (※筆者注釈:漢字が読めなくて小学生プレイヤーが止まるシーンがあった)
  • 漢字読めない
  • カード折れそう

総括

 知育ゲームを名乗るゲームは、やっぱりちゃんと理由があるんだなぁって思いました。(小並感) 今回は、知育ゲームと銘打ってないゲームも一緒に遊んでみたので、その辺が割とはっきり比較できて良かったと思います。

 お子さん向けとなると、今回のレビュー会を見る限りでは、なんのかんの、どのゲームでも遊びますね。漢字が読めない・ルールが分かりづらい・などなど色々とっつきにくさはあるみたいですが、大人がちゃんと丁寧に説明するときちんと遊べるようになるようでした。「テストプレイなんてしてないよ」みたいなバカゲーがお気に入りだったみたいです。お子さん当人からすれば学びとかは二の次で、ギャハハと笑ってギャーギャー言いながら楽しめる方がいいんでしょうな。

 一方、大人はやっぱり頭を使う方が好きで、グラビティメイズなんかは、プログラマを多く抱える会社はリフレッシュルームに置いておくと良い効果があるかもですね。リフレッシュしに行ったっきり帰ってこない可能性も無くはないですが。カタミノはトライ&エラーはできるけど、イマイチ頭を使う感じではないので、その辺がグラビティメイズよりは見劣りしたように見受けられました。まぁ一方でカタミノは酒飲みには大好評で、一家に一台欲しいという意見もありました。みんな木のおもちゃに慣れてないので、値段感がないのも面白かったです。


 今回のレビュー会はオレ自身がオモチャで遊びたいがために企画したんですが、その後の感想戦(=飲み会)まで含めて凄く楽しかったです。また面白いおもちゃ見つけて、財布に余裕があったら、ぜひもう一回やってみたいなぁ。

大企業の新卒の女の子って、なぜか美人が多い気がするんだけど?

 社会人の皆さんは、4月に新卒入社を受け入れて最初の金曜日になりますね。おそらくはまだ新人研修の最中で、実際の現場配属は3~6ヶ月先でしょうが、場合によっては今晩さっそく新歓に繰り出すという方もいらっしゃるでしょう。ぜひ先輩社員の皆さん、特に三十歳以降のおじ様方には、アルハラパワハラにならないよう自制心を持って宴席に臨んでいただきたいところです。自分たちが思っているより圧倒的に鬱陶しいですよ、貴方たち。


 さて、オレは今のSIerに入社した直後から、とある大企業に常駐勤務となり、早2年が経過しました。自社でも新卒入社があった旨がメールで連絡があったんですが、なんか妙に日本人以外の名前が多かった気がしますねぇ。ま、どうせ永久に会うことはないので知ったこっちゃあないですが。なのでどちらかというと常駐企業の方をつぶさに観察できる状況にあるんですが、実は配属当初からずーーーっと気になっていることがありまして。




 なんかこの会社、妙に美人が多くないか?




 以前所属していた事業会社もまぁまぁそこそこ女性もいて、器量のよろしい方も沢山いたんですが、その会社では女性はほとんどが営業職で、意図的に外見の良い人を集めてた意図が透けて見えるので、美人ばっかりって状況も理解できるんです。(何せ元アイドルなんてキャリアの人までいましたし)
 ところが、今の常駐先は日本でも間違いなくトップ100には入るような会社で、日本在住の方であれば子供からおじいちゃんおばあちゃんまで絶対に名前を知っている、という超有名企業です。それだけ大きければ職種も多岐に渡りますし、フロントに立つことを前提に採用される人だけではないはず。一定数は自然に紛れ込んでくるだろうし、意図的に器量の良い方を集める必要は無いはずなんですよ。まぁ美人が職場がいるにこしたことはないですが。


 実際の理由はその会社の人事担当なり経営者なりに聞いてみないと分からないですが、そんな機会は未来永劫来ないので、オレが自分で勝手に考えてみることにしました。つまり以下はオレの妄想であり妄言です。



1.実際に美人を集めている

 「大きな企業でフロント業務だけじゃない」とは前述しましたが、そうは言ってもフロント業務も沢山あります。都市圏だと一駅ごとに1店舗くらいの比率で直営店舗はあるかもしれない、という規模の会社なのです。おそらくその店で働く人はアルバイトだったり派遣だったりが多いんでしょうが、当然正社員も必要です。加えて、3~5年に1回くらいの頻度で異動がある会社なので、最初がどこに配属になろうが、フロント業務に配置転換される可能性は考慮して、あらかじめ顔の良い人を採用しているかもなあ、とは予測できます。


 まぁ個人的には、器量よりは実務における能力値を優先すると思うので、この線は薄いかなぁと思っています。



2.「顔の良し悪し」くらいしか内定者の選別理由が無い

 個人的にはこっちの方が理由として大きいかな、と思っています。


 正直、東証一部に上場している企業ともなると、何千人、何万人と募集があるのだと予想します。おそらくはその中にキラリと輝く圧倒的な個性を持った学生もいるでしょう。でも、それってせいぜい1%いりゃあ多い方なんじゃないかと思うんですよね。

 大半は十把ひとからげというか、どんぐりの背比べというか、そんなモンなんじゃないかと思うんです。正直即戦力にはなりえないし、研修カリキュラムしっかり組んでちゃんとこなせたかどうか確認して、やっとの思いで現場に送り出してもモノになるには早くて2~3年、みたいな。そんな人材が「普通の大学生」なんじゃないかと思うんです。

 そういう優れてるんだかそうじゃないんだか良く分からない学生さんをた~くさん見続けて、学生の顔面ゲシュタルト崩壊起こしそうなほど見続けて、「もういっそ俺が転職してやろうか」と思ってしまうほど見続けて、サークル活動やってたとか、バイト何やってたとか、生徒会・自治会活動やってたとか、スポーツ何やってたとか、正直会社に入っちゃえば実際には殆どクソの役にも立たないってみんな本当はとっくに知ってる項目を一生懸命並べ立てて、そのわずかな差分で「なんとなく優秀そうな学生」を見抜いたつもりになって内定者を選んでいくんじゃないかなと思うんです。リクルートスーツでしたっけ?みんな同じ格好で面接受けさせるのも、ちょっとした差分を気付きやすくするための仕組みの一環なんでしょ?


 ……いやぁ、割と絶望的な作業ですね。一人以上の人間の人生を左右するイベントがこんなんでいいのかな?
 まぁオレの予想に過ぎないんですが、おそらくはこんな感じで学生から内定者を選んでるんだと思うんですよ。わずかな差分で優劣をつけて、より優れていると担当者が思える人材を選抜する。


 じゃあ、ありとあらゆる要素を見比べて、それでも能力の差分がほとんど見つけられなかったら? でも将来のために若い人材をある一定数確保する必要があったら? そしたらもう見た目で優劣をつけるしかないんじゃないかなと思うんですよ。前述の通り、営業や接客業務なんかは器量が有利に働く場合もありますし、人は見た目が九割らしいですし。で、超大企業だと、ともかく募集の数が多すぎて、しかし学生の優劣はつけづらく、結果として手っ取り早い優劣判断基準の「器量」に頼ってしまうケースがあるんじゃないかと思うんです。


 もちろん、そうではなくて能力ベースで一生懸命選んでいるとは思いますよ、人事担当の方も。でも、それにも限界がある、少なくとも社会の第一線で働いてる人の目に、学生のような能力の99%が可能性という人材に対し、差分を的確に見つけるのはなかなか至難の業なんじゃないかと思います。だからこそ、中小の実力重視の会社では、新卒は雇わない・中途採用しかしないという会社もたくさんあるのでしょうし。


おわりに

 大企業に美人が多いのは、「器量の良し悪しくらいしか選別理由が無いから」という身も蓋も無い仮説でした。この仮説が外れてくれていることを切に祈っています。でも、外れているとすると今オレのいる現場に美人が多い理由がわかんなくなっちゃうんですよねぇ。単にオレのストライクゾーンが広いだけ? それとも単なる偶然? あるいはオレの女日照りが酷すぎてみんなキラキラして見えるとか?


 ……あかん、考えてたらなんか暗い気持ちになってきた。さっさと飲み行こ。


 あと、勢いで書いてみたものの、この文章って壮絶なセクハラ記事ですね。まぁなんとなく思いついたこと書いただけなんで、気に入らないって人は好きなように叩いてください。そもそも、オレ自身が人を見た目だけで選ぶことはほぼ皆無ですしね。



takigawa401.hatenablog.com
takigawa401.hatenablog.com

元同級生が死んだ

 今週火曜の晩は数年ぶりに幼馴染に会ってきました。好きなアーティストのライブのために上京するついでに声をかけてくれるのが通例になっており、今回もライブとその後の食事に付き合わせてもらいました。なにせ30年以上の付き合いなので、久々に会って話せば話題は当然多岐に渡るのですが、今回はどうしても話題にあげなくてはならないことがひとつありました。
 我々の中学時代の同級生:Mのことです。Mと我々は中学三年間同じクラスだったこと、帰り道が同じ方向だったこともあり割合仲が良かった方でしたが、卒業後はすっかり疎遠な関係にありました。それが、とあるきっかけで我々は久々に彼の名前を伝え聞くことになったのです。


 先月の三連休の最後の晩、Mは亡くなりました。


 同級生で訃報を聞いたのは彼のが一番最初だったので、オレとしてもやはりショックでしたが、幼馴染はオレよりMと深い関係にあったので殊更にショックだったようです。訃報を噂で聞いた後も独自に細い伝手をたどり、噂話にすぎないようなレベルから、その死の詳細まで調べ上げていて、その内容を今回オレに教えてくれました。


 Mの死因は、自宅の階段からの転落死だったそうです。事故当時、奥さんと子供は三連休を利用して実家へ帰省しており、自宅にはM独りでした。Mはひどく酒を飲んでいたらしく、吐き戻したものを自身で片付けようとした痕跡があったそうです。おそらくは度を越した深酒で酩酊し、おぼつかない足を階段で滑らせて転落、そのまま帰らぬ人となったのでしょう。


 これだけ聞くと、非常に言葉は悪いですが、実にろくでもない死に方です。でもこの話にはちょっとだけ続きというか背景がありました。
 Mが割と最近課長に昇進していたこと、その少し後から、帰り道に酒を何杯もあおり自宅に着くなり酔いつぶれてソファーで寝込んでしまう、という生活を続けていたらしいこと。
 これはオレの憶測に過ぎませんが、Mは中間管理職の役割を与えられたことで上下からの重圧に精神が耐えきれず、酒に逃げたのでしょう。きっとちゃんとした夫で父親だったんでしょうね、家族に愚痴もこぼせず、帰り道の間に仕事のストレスをなんとか発散しようとしていたのかもしれません。そして最後には逃れ先だった酒にすり潰されて、呆気なく死んだ。しょせん憶測は憶測、的外れな可能性は多大にありますが、オレの中ではひとますこれを事の顛末としておきます。


 今回の件からオレが考えたことは2つです。


 1つは過労死の在り方について。最近は色んな業界でブラック企業が話題に取り上げられ、その犠牲になってしまった話を耳にすることが多くあります。その多くは直接的な過労死(寝たら朝起きてこなくて確認したら実は死んでた、etc...)や自殺ですが、おそらくはそれ以上に今回のような「ろくでもない死に方」で片付けられてしまっているケースがたくさんあるんじゃないかということです。


 もう1つは、「袖振り合うも多生の縁」などとは言っても、かつての級友でさえ助けられないのだ、ということ。

 オレはMが死んだ晩、奇しくも帰省して故郷にいました。三連休に地元の同級生が厄年のお払いと同級会を兼ねた親睦会を企画してくれていたのです。乾杯の挨拶の際に幹事が「俺らも厄年だし、もしかしたら来年は誰か欠けとるかもしれんで、そうならんように気をつけて一年過ごしていきましょう。」と述べたのに「ホントによ、気をつけにゃあだ」と軽口で返したのを鮮明に覚えています。が、まさかその言葉が現実のものとなってしまうとは。この会に地元のMは出席しておらず、一方遠く離れた東京からオレが出席していたというのは、なんだか不思議なものです。そしてMは、その晩我々が飲んでいる頃か、その直後頃か、独り自宅で帰らぬ人となっていたのです。

 この手の話に「たら」「れば」は禁物ですが、もし宴席の誰かがMを思い出し電話をかけていたら事故は防げていたかもしれない、そんな考えも頭をよぎりました。実際には、お払いや親睦会に参加したのは同級生のごく一部で、その他大勢は参加しておらず、ゆえにMのことだけを気にかける人もいませんでしたし、だからこそ電話をかけることもありませんでした。自分にはどうしようもなかったとは理解しています。ですが、おそらくはわずかな行動で助けられたかもしれないと思うと、どうしても悔しさが残ります。

 そのようなことを言い出せば、ご家族、特に奥さんの後悔はきっと計り知れないでしょう。帰省していなければ、あるいは一緒に帰省していれば。そんなことを考えてしまうんじゃないでしょうか。誰が見ても誰も悪くない、仕方の無いことだと思ってはいても。他者がどう思うかには関係なく、自分になにかが重くのしかかる気がします。うまく言えませんが、Mのご家族が、自身を責めず、後悔に囚われず、少しでも心穏やかに今後の生活を遅れることを祈らずにはいられません。


 前述の通り、オレはこれまで同級生や自身に関わった人が亡くなるという経験を、家族以外ではあまりしてきませんでした。これから知人の死に触れる機会は増えるのでしょうし、それは時に今回のような心にしこりを残すケースもあるのだと思います。そして、その度にきっと今回のような思いを多からず少なからず感じていくのだと。


 「後悔のない人生を」なんて、言葉自体は簡単ですけど、自分のためにだってろくすっぽ使えてないものを他人との関係に使うのは、本当に難しいですね。身の程をわきまえろ、なにさまのつもりだ、と自身に返したくなる気持ちもあります。でもどこかで諦めたくない気持ちもあります。今オレの中に何か答えがあるわけではありません。おそらくは今後ずっと考えていくことになるんでしょう。



 最後に、かつての級友の冥福を心からお祈り申し上げます。ただただ、ゆっくり休んで欲しいです。ちょっと頑張りすぎちゃったな。おつかれさん。

ダイジェスト紹介「TOCfE BootCamp 雷鳥が目指した頂への軌跡・改 ~アンビシャスターゲットツリー~」

tocfebc.doorkeeper.jp


 明日こちらのワークショップの講師を勤めさせていただきます。アンビシャスターゲットツリー(ATT)はTOCfEという子供向けというか教育向けというかのプロセス思考のツールのひとつで、一見実現困難と思えるような難題を、現実的に立ち向かえるような道筋を模索するためのツールです。それをJリーグ松本山雅FCをモチーフにワークショップのお題を構築し、皆さんに楽しんでもらいながらATTの使い方を覚えてもらおう、というのがこのイベントの主旨になっています。


 ……なーんて、ぺらっと簡単に説明したところで、海のものとも山のものとも分からないようなツールのために、貴重な週末を1日潰してわざわざ覚えにくるような酔狂な人はめったにいないわけでして。現に参加者がけっこう少ないんですよね。(ついさっき見たらやっと10人届くか届かないかくらいまで行ったのでちょっと胸を撫で下ろしていますが)


 まぁ要するに、訳分からんものだからイベント参加する意義を感じないのであって、じゃあ意義があるか無いかを判断する材料があれば、参加するかどうか迷うくらいはしてくれるかもなぁ、と思いまして。明日実際にワークショップで用いるスライドの一部を公開したいと思います。


 実際には口頭説明をかなり追加しますし、そもそもスライドは全部で500pくらいあるので、これだけだとさすがにATTを書けるようにはならないんですが、ATTがだいたいどういうものかは分かるんじゃないかなと思います。もし興味を持っていただけて、かつ明日土曜の予定がまるまる空いていましたら、参加をご検討いただけますと講師的にはとても嬉しいです。



f:id:takigawa401:20190215092351j:plain

f:id:takigawa401:20190215092404j:plain

f:id:takigawa401:20190215092413j:plain

f:id:takigawa401:20190215092424j:plain

f:id:takigawa401:20190215092436j:plain

f:id:takigawa401:20190215092455j:plain

f:id:takigawa401:20190215092503j:plain

f:id:takigawa401:20190215092516j:plain

f:id:takigawa401:20190215092523j:plain

f:id:takigawa401:20190215092531j:plain

f:id:takigawa401:20190215092541j:plain

f:id:takigawa401:20190215092547j:plain

f:id:takigawa401:20190215092554j:plain

f:id:takigawa401:20190215092603j:plain

f:id:takigawa401:20190215092611j:plain

f:id:takigawa401:20190215092619j:plain

f:id:takigawa401:20190215092635j:plain

f:id:takigawa401:20190215092644j:plain

f:id:takigawa401:20190215092653j:plain

f:id:takigawa401:20190215092701j:plain

f:id:takigawa401:20190215092720j:plain

f:id:takigawa401:20190215092728j:plain

f:id:takigawa401:20190215092736j:plain

f:id:takigawa401:20190215092745j:plain

f:id:takigawa401:20190215092755j:plain

f:id:takigawa401:20190215092804j:plain

f:id:takigawa401:20190215092814j:plain

f:id:takigawa401:20190215092822j:plain

f:id:takigawa401:20190215092832j:plain

f:id:takigawa401:20190215092840j:plain

f:id:takigawa401:20190215092850j:plain

f:id:takigawa401:20190215092859j:plain

f:id:takigawa401:20190215092920j:plain

f:id:takigawa401:20190215092934j:plain

f:id:takigawa401:20190215092942j:plain

f:id:takigawa401:20190215093112j:plain

f:id:takigawa401:20190215093121j:plain

f:id:takigawa401:20190215093129j:plain

f:id:takigawa401:20190215093137j:plain

f:id:takigawa401:20190215093148j:plain

f:id:takigawa401:20190215093157j:plain

f:id:takigawa401:20190215093207j:plain

f:id:takigawa401:20190215093227j:plain

f:id:takigawa401:20190215093236j:plain

f:id:takigawa401:20190215093245j:plain

f:id:takigawa401:20190215093256j:plain

f:id:takigawa401:20190215093316j:plain

f:id:takigawa401:20190215093327j:plain

f:id:takigawa401:20190215093336j:plain

f:id:takigawa401:20190215093345j:plain

f:id:takigawa401:20190215093353j:plain

f:id:takigawa401:20190215093401j:plain

f:id:takigawa401:20190215093410j:plain

f:id:takigawa401:20190215093418j:plain

f:id:takigawa401:20190215093425j:plain

f:id:takigawa401:20190215093434j:plain

f:id:takigawa401:20190215093441j:plain

f:id:takigawa401:20190215093449j:plain

f:id:takigawa401:20190215093457j:plain

f:id:takigawa401:20190215093506j:plain

f:id:takigawa401:20190215093515j:plain

f:id:takigawa401:20190215093523j:plain

f:id:takigawa401:20190215093531j:plain

f:id:takigawa401:20190215093540j:plain

f:id:takigawa401:20190215093548j:plain

f:id:takigawa401:20190215093556j:plain


考える力をつける3つの道具

考える力をつける3つの道具

子どもの考える力をつける 3つの秘密道具 お悩み解決! ! にゃんと探偵団

子どもの考える力をつける 3つの秘密道具 お悩み解決! ! にゃんと探偵団

ザ・ゴール コミック版

ザ・ゴール コミック版

2月はイベントを2つ開催します。「Developers Summit 2019 アンオフィシャルパーティー」「TOCfE BootCamp 雷鳥が目指した頂への軌跡・改 ~アンビシャスターゲットツリー~」

はじめに

 タイトルまんまです。ステマです(言いたいだけ)、いや、ちっともステルスになってねーや。ともかくイベントの宣伝です。




2/14(木) 19:00 - 21:30 「Developers Summit 2019 アンオフィシャルパーティー

connpass.com


 明日からの2/14(木)、15(金)の2日間、目黒のホテル雅叙園目黒でDevelopers Summit 2019翔泳社主催で開催されます。ITエンジニアの間ではすっかり毎年恒例なイベントですね。今回、デブサミでは公式なパーティーは開催されないようですので、その代替のような位置づけでネットワークパーティー的なものになればいいなぁ、と思って準備しています。


 まぁ宣伝とはいえ、一応ブログなので、ちょっとイベント開催の経緯でも書いてみようかな、と。推敲しないんで長い割にあんま面白くない話になりますが。


 「たきがわフレンズ」っていうロクでもない内輪のイベントがありまして。要は単なる飲み会なんですけど、IT業界にいる仲間内の中でクレイジーなヤツを集めて、そいつらがそれぞれ同僚なり後輩なりを連れてきて「IT業界ってところはこんなにイカれたところだぞ」ってことを若人に知らしめる、ってことをやってるんです。なんでオレの名前がイベント名になっているかっていうと、たぶんオレが毎回幹事業やってるからってのと、一番最初にやった時にけものフレンズが流行ってたのに@TAKAKING22が勝手にオレの名前をくっ付けたってだけです。あの野郎、いつかシバく。

 で、こないだRSGT2019で久々に会った時に「久々にたきがわフレンズをやろう!」って話に何故かなりまして。まぁ言うたってただの飲み会だし、じゃあいっちょやりますか!ってことになりました。

 で、どうせやるなら人を呼びやすいタイミングがいいなぁ、と考えていたら、直近にデブサミがあるじゃないかと。他の皆さんにとってデブサミがどういう位置づけか分かりませんが、オレらにとってデブサミは同窓会的な位置づけがあったりします。会場の通路なんかで知人に会うことも多いし、平日日中の開催なので仕事で行けないこともあるんですが、そんな時でも夜に目黒に誰かしら飲んでたりするのでそこに混ざれたりするんです。

 しかし一方でデブサミには多大なる恩義があります。多くの知見を得られたのはもちろん、ここで勇気をもらったことも希望をもらったこともありました。ここで知り合った知人もたくさんいますし、今でも彼らとコミュニケーションを取りながら色んなことを気軽に始められる関係性が出来ています。
 そんな恩義のあるイベントをトリガーにするのに、「たきがわフレンズ」とかアホが出しゃばった感のある間抜けな飲み会をやることに意味があるかな? と。だったら最初からデブサミのアンオフィシャルパーティーを銘打ってやった方が100倍いいんじゃないかな、と思いました。


 そこからデブサミ翔泳社に縁の深い人に相談したり、そこから翔泳社の方をご紹介いただいてアンオフィシャルパーティーやることが問題無いかどうか確認いただいたり、そういや会場どうしようかなと同じ目黒にオフィスがあり素晴らしいイベントスペースを持っているアカツキさんにご相談したら、実は中の人がやっぱりデブサミに縁深い人で費用面でもサポートいただけたり、とあれよあれよと短期間で一気に準備を進めてきました。

 正直、アンオフィシャルとはいえ、オレがデブサミの名を持つイベントを運営・開催することにはすさまじいプレッシャーがありました。それでも「所詮はただの飲み会だし、飲み会の幹事なら他人の100倍はやってきたし!ンなものなんてことねえ!!やってやらあ!!!」と自分を騙して突っ走った次第です。もちろん、多くの方に手助けいただいたからこそ、ちゃんと形にすることが出来ました。



 そんなこんなで、あっという間に明日からデブサミ2019です。仕事の都合でちょっとしかデブサミ本会には参加できないんですが、せめて皆さんがより盛り上がれる場が提供できればと思っています。まだ若干残枠がありますし、実はちょっとだけドタ参とかも受け入れられる余地もありますので、ぜひご参加いただければと思います。





2/16(土) 9:30 - 18:00 「TOCfE BootCamp 雷鳥が目指した頂への軌跡・改 ~アンビシャスターゲットツリー~」

tocfebc.doorkeeper.jp


 こっちはTOCfEという、まぁロジカルシンキングというかプロセスシンキングというかの知識体系がありまして、そのうちのツールのひとつを、1日みっちりかけて学べるワークショップになっております。ご参加いただけると「アンビシャスターゲットツリー (ATT)」という、実現不可能と思えるような困難な目標を如何に実現するか、を考えるためのツールの使い方を覚えることが出来ます。


 オレはTOCfE Bootcampというコミュニティは2年前にとっくに引退してまして。ついでにいうと今回の「雷鳥が目指した頂への軌跡」というワークは、3年前に自身が講師を勤めたワークの再演にあたります。

takigawa401.hatenablog.com
tocfebc.doorkeeper.jp

 期間限定復帰および再演のきっかけは、やっぱり3年前のワークが遠因にあります。

 このワークはJリーグと長野県松本市らをホームタウンとする松本山雅FCをモチーフにワークを組み立てたコンセプトワークになっています。それを体験した方から「ぜひ滝川さんとアルウィン松本山雅の試合を見てみたい!」と言われ、やっとそれが実現したのが昨年11/17でした。たまたまこの日に我々の予定の空きが合致しただけだったのですが、なんとこの試合で松本山雅は、J2優勝&J1昇格を果たすというサプライズを成し遂げてくれました。

 そんな我々の体験談がTOCfE Bootcampのファウンダーに伝わり、いい機会だから再演やってみないか?と声を掛けられて、J1昇格の熱にうかされたまま安請け合いをしたのが、まぁこのイベントで再び講師を務める事になった経緯になります。


 現在、デブサミのアンオフィシャルパーティーの準備の合間を縫って、登壇の準備を進めているんですが、まーーーーーー参加申込者が少ないんですよね。このままだと1テーブルできるかできないか、くらい。これで参加者がインフルエンザにでもなったら目も当てられない。


 というわけで、もしまだ今週土曜の予定が何も入ってなかったら、ぜひ参加をご検討頂けますと幸甚です。今回は小学校高学年以上のお子さんも参加可能としてますので、お子さん連れでご参加頂ければ嬉しいです。アンビシャスターゲットツリーはTOCfEのツールの中では割と使い勝手が良いので、使い方を覚えておいて損は無いと思います。ついでにJリーグを今までの100倍楽しめるようなワークの内容になっています。前回体験者曰く「Jリーグに興味が無い人ほど楽しめる!」とのことでしたので、Jリーグやサッカーに興味が無い人でも気軽にご参加いただけたらと思います。




 以上、イベントの宣伝でした。どちらかの会場でお会いできたら嬉しく思います。
 (これ終わったら当分飲み会とかイベントとかの企画はやらねえからな!)

kyon_mmの提唱する「超個体」と岡田武史元サッカー日本代表監督が提唱する「生物的組織」が酷似しているというお話。 #RSGT2019

f:id:takigawa401:20190113201919j:plain


 まぁタイトルでほぼほぼ言いたいことは言い終わってるんですが。
 RSGT2019のDay1、@kyon_mmさんの講演を聞いていて、特にこのくだりが非常に興味深かった、という話を彼自身に直接させてもらいました。


 @kyon_mmさんのRSGT2019の発表資料はこちら。


 一方、岡田武史サッカー日本代表監督(元FC今治オーナー)がご自身の「生物的組織」について言及している記事についてはこちら。(@kyon_mmさんと話をさせて貰った時には「有機的組織」とオレは言っていたんですが、正しくは「生物的組織」の誤りでした。@kyon_mmさん、大変失礼しました。)
 本当はUdemyの動画が一番分かりやすいんですが、現在はもう販売していないらしいので、別の記事でなんとなく補完してください。


bizmakoto.jp
diamond.jp
diamond.jp


 ITエンジニアである@kyon_mmさんと、エンターテイメントの極地であるサッカーW杯の総指揮を務めた岡田さんが非常に近しいことを言っている、というのは、本当に興味深いです。


 しかし完全に一致していないところもあります。
 岡田さんは人に興味を持ち人を突き詰めた結果として「生物的組織」という考え方にたどり着いた。
 一方で@kyon_mmさんは、生物の成り立ちと歴史をたどり、結果「超個体」という考え方に至って、それゆえに「人間を辞めたい」と言っている。


 この辺の違いは、立場の違いによるものなんじゃないかなぁと思っています。岡田さんはマネージャーでコーチですが、@kyon_mmさんは1プレーヤーであるということ。組織の脳として指示を出す立場と、自らも一細胞たり得なくてはならない立場では、目指す対象が自ずと異なってくるのでしょう。


 一方で、「人間を辞めたい」と言いつつ、美しさを探求したり、楽しさを測定したりと、実に人間らしい行動を取っています。オレは@kyon_mmさんや基盤チームの領域には達していないのであくまで推測に過ぎないのですが、組織があたかも一個人として動けるようになるためには、まるで細胞のごとく個の意識を捨てる……否、個々の意識を一個人のごとく集約させる必要があり、その過程か仕組みの一部として、人間らしさの明示的な維持が必要なのかもしれませんね。


 これはオレの勝手なイメージですが、「超個体」「生物的組織」というのは、いわゆる「千手観音」を目指すことなのかな、と思っています。「千手観音」は、正しくは「千手千眼観音」と言うんだそうです。千本の手のそれぞれの掌に一眼をもつとされ、どのような衆生をも漏らさず救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さを表しているのだそうな。組織の究極形の目指した先にあるものが救世だと言うのは、彼らの周囲の人に希望を与え続けているその姿その行動を見ても、なるほど意外に的を射ているのかもな、と勝手に思ったりもしました。


生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

マグロになる病気に罹患した生き物 #RSGT2019

f:id:takigawa401:20190112105556j:plain


 唐突ですが、マグロは泳ぎ続けないと窒息して死ぬんだそうです。なんでも体に対してエラ機能が不十分で、口を開けて泳ぎながら水を体内に入れ、酸素を送り込み続けないと体内の酸素が不足してしまうんだそうな。


 昨日、Regional Scrum Gathering® Tokyo 2019の懇親会の席で、そんな話をしました。RSGTやデブサミのような毎年定期的に開催されるイベントで発表すると、周りの人から「次はどうするんですか」「次回は何を発表されるんですか」と期待されるようになるし、自分自身もまた来年も立ちたいと思ってしまう。発表する側だけでなく、聴講しただけの側でも、いつか、できれば来年あそこに立ちたいと思うようになる。そのために翌日からの日々の仕事・生活に取り組み、生きるようになる。成功も失敗も腹一杯ため込んで、もう一度あの舞台に戻って来たくなる。


 きっとオレたちは、そういう生き物なんだと思います。RSGTやデブサミのようなイベントには不思議な魔力があって、参加した人をそういう存在に変えてしまうのだと思います。死ぬまで泳ぎ続けて、死ぬまで前に進み続ける、マグロのような生き物に。


 昨日の懇親会の席では、もうすでに来年のRSGT2020に向けて準備を始めている人が多数見られました。来年どうしようか、何喋ろうか。きっと来年のこのイベントまでひたすら前へ前へ泳ぎ続けるでしょうね。死ぬまで泳ぎ続ける、なんて表現すると、とても苦しくて辛いことのように感じますし、実際苦しいことも辛いこともあるでしょうが、オレから見た彼らは満面の笑みで期待に満ち溢れていました。きっとそれすらも全て糧にして前に進んでいくんだと思います。




 今年もオレはボランティアスタッフとしてRSGT2019に関わらせていただきました。多くの方に「今年のスクラムギャザリングは最高だった!」と声をかけて頂きました。たくさんの感謝の言葉を頂きました。オレ自身は雑用をちょこっと手伝った程度なので、お礼を言われるようなことは全然してないのですが、もし皆さんが最高の体験ができたお手伝いができたなら、こんなに嬉しい事はないです。ただし、前述のようにRSGTに参加するとマグロのように死ぬまで泳ぎ続ける病気に罹患します。処方箋はありませんので、お大事にどうぞ。来年のRSGTに丸々と脂の乗った皆さんにもう一度会えることを楽しみにしております。


 声優の藤井ゆきよさんという方が、自身のライブの最後に「今日は最高のライブになった、でも最高は塗り替えていくもの」とおっしゃったそうです。どんな方なのかも存じないでこの言葉だけ聞いたことがあるのですが、なるほどなぁと思いました。温度だって、下限は絶対零度までしかないけど、上限はありません。どこまででも熱くなり続けることができる。
 来年のRSGTは会場も変わってさらにパワーアップするそうです。ぜひRSGT2020も期待していてください。



 参加された皆さん、3日間本当にお疲れ様でした。この三連休はしっかり休んでください。ま、オレは今から遊びに行って来ますけどね。




ぷしゅ よなよなエールがお世話になります

ぷしゅ よなよなエールがお世話になります




 p.s.
 今回はカメラマンとして写真を撮らせてもらいました。その中でもお気に入りのものを貼付します。(写っている方、許可も取らずにスミマセン)。これらが撮れたことはオレの一生の自慢にします。

f:id:takigawa401:20190112111156j:plain

f:id:takigawa401:20190112111236j:plain

f:id:takigawa401:20190112111423j:plain

f:id:takigawa401:20190112110859j:plain

f:id:takigawa401:20190112110846j:plain