ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

2020年の抱負

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ご挨拶

 新年明けましておめでとうございます。本年も滝川陽一と当ブログを宜しくお願い申し上げます。



はじめに

 「一年の計は元旦にあり」。新年の抱負を書いてみたいと思います。ところで、「元旦」とは1月1日の午前中のことを言うらしいんですが、この記事書いてるのは日付変わったばかりの真夜中なんですよね。果たしてこの時間帯は「元旦」と呼べるんでしょうか?



昨年の振り返り

 昨年の振り返りかぁ。……ぶっちゃけふりかえりたくねーなー。と言うか、いつもなら大晦日までにやってるのに、この年末はやってないんですよね。案件が年末まで炎上してて(正しく言えば、今現在も盛大に炎上してる)、特に12月の下旬はブログ書いている余裕が精神的にも体力気力的にも時間的にも全く無くてですねぇ……。まあ2〜3日寝正月で過ごして体力回復したら書き損じたアドベントカレンダー2019と一緒にまとめて書きます。(はてなブログは投稿日を過去日付に捏造できる機能があるから便利ですね)


 ともあれ昨年の元旦にはこんな目標を立てました。

takigawa401.hatenablog.com

  1. プログラミング教育事業を故郷で行うための準備を進める
  2. 「TOCfE」の入門本を執筆・頒布する
  3. 健康に気を使う
  4. 積ん読消化
  5. 英語
  6. 「時間の家計簿」をつける


 この中で実現できたのは……1と6かなぁ。

1 は、フリーランスに転身して自分のビジネスを始める土台を作ることができました。とはいえ、実際のアクションは全然なので、ここから急ピッチでやらないと。

6 は、フリーランスに転身したところで、いつどころで何をする予定なのかをGoogleカレンダー上で明確にしとかないと、当日何していいか分からなくなる、あるいは間違って出勤日によその場所に行ってしまう、という事態を防ぐためにこまめに予定を入れるようになりました。当初狙った意味合いではなかったけど、まぁ実現自体はできたかな、と思います。あとで分析するのが手計算になっちゃうのが不便だな、なんか便利なツールないかしら?

 他は全然ですね。本も全然読んでないし、英語の勉強もしてないし。(そしてまた国際カンファレンスで苦労すると言うセルフ罠)

 2 とか目標立てたことさえ12月まで忘れてたわ。モチベーション皆無なんだけど、どうしようかなぁ。

 健康は、やっぱ無理がきかなくなってきましたね。風邪も怪我もなかったけど、MAX HPが少なくて以前より活動限界が早く訪れる気がします。お酒飲まない、はメンタルケア的に無理だと分かったので、メンタルで負荷かけないのが一番大事なんだろうな、と明確に自覚したのが昨年でした。善人ヅラして近づいてくる悪意の塊をどうやって早めに検知して遠ざける・あるいは抹殺するかが今後の鍵になりそうな気がします。(つまり昨年はそう言う輩と出会う・近づくことが多かったのです)



2020年の抱負

 普通なら前年の目標達成度合いを踏まえて目標を考えるべきなんでしょうが、そんな悠長なこと言っていられる事態ではないので、優先すべきことを目標に挙げます。

1. プログラミング教育事業を故郷で行うための準備を進める

 継続案件。まずは動くところから。「故郷の土となる」、人生の目標の第一歩目を果たしたいと思います。

2. 新しい地域と生活に馴染む

 これは目標にする類のものではないですが。
 昨年1月、前年の目標を立てた直後に母方の祖父が亡くなりました。そのため母方の実家が空き家になってしまい、その家の管理の意味も含めて、故郷では無く、故郷をちょっと通り過ぎた母方の実家に移り住むことを考えています。上記1の目標とセットですね。
 大きなくくりで故郷の地とも言えなくもないですが、実際のところ新天地であることに変わりはないので、まずは地域のルールを把握して馴染むことを第一としたいです。家の修繕とか車の購入とかインターネットの整備とか、やんなくちゃいけないことは多いので、一個ずつリストアップするところからスタートですかね。金がかかるから、その辺の対策ももっと真剣にやっていかないとだなぁ。

3. 仕事のメリハリを明確にする

 上記のように地域に根ざして仕事をしたいと考えていますが、そんなのいきなりうまくいくはずもなく。当面は東京でいただいたお仕事を行いながら徐々にシフトしていくことを考えています。つまり当面はリモートワークが中心になるということです。

 今の契約先の会社さんからは大変良く評価いただいており、今月以降も引き続き契約をいただけることになりました。また、リモートワーク中心になっても前向きに考えてくださると有難いお言葉をいただいております。本当に感謝しかありません。
 とは言え、今の働き方の中心は「プロジェクトで発生した困りごとを解決する」という、スクラムをやってないスクラムマスターというか、代表権のないプロジェクトリーダーというか、なんというか微妙な立ち位置で仕事をしています。問題解決能力自体はあまり他の人が持ってないスキルだったらしくて重宝していただいていたんですが、それを中心に仕事するとなると、当事者から直接ヒアリングしたり空気感が掴めないリモートワークは非常に都合が悪くてですね……。つまり、役割をシフトするか、同じ役割をリモートワークでも実現できるようパラダイムシフトを起こすか、のどちらかが最低でも必要になり……。どうしたもんかなと悩んでおります。
 それ以前に、リモートワークだとインフラ作業以外だとダラけてしまう癖をまずなんとかしないと。(サービスの障害対応とかを24/365でやってきた時代が長いせいか、Linuxコンソールを開くと自宅でも集中して仕事ができる。他はてんでダメ。)

 いづれにせよ、今ご契約いただいている会社さんの仕事は非常に楽しいですし、社会的にも非常に意義のある仕事だと思っております。是非とも継続してお仕事させていただきたいと思っているので、それができる方針・方法を考えたいです。



終わりに

 そう言えば昨年は本厄でした。厄年だからかどうか知らんけど、本当に色々あったなぁ。今年は田舎の大きな大きな一軒家で独り静かに過ごす時間が増えると思うので、流石にここまでドタバタしないはずだけど、果たしてどうなることやら。
 東京で仕事や勉強会コミュニティの縁で繋がった人たちとは疎遠になってしまいますが、まぁそうは言っても東京の会社さんからお仕事いただいているうちは週一程度のペースで打ち合わせに行くことにはなると思うので、タイミング合えばまた遊んでください。直近ではRSGT2020とデブサミ2020、DevOpsDaysTokyo2020あたりは様々な形で参加したいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。

「この世界の (さらにいくつもの)片隅に」を観てきた。

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 この記事は「今年観た映画2019 Advent Calendar 2019 - Adventar」の21日目です。今年観てきた映画っていうか、ついさっき「この世界の (さらにいくつもの)片隅に」を観てきました。昨日(12/20)公開の作品で、おそらくはこれから劇場へ足を運ぶ予定の方も多いでしょうから、以降、極力ネタバレなしで感想を書いてみます。


ikutsumono-katasumini.jp


 パンフレットに掲載された片渕須直監督のインタビューによると、この作品は「完全新作」という位置付けだそうですが、一般的に見れば2016年に大ヒットした「この世界の片隅に」の拡大版というか豪華版というかの位置付けになるかと思います。ストーリーラインは一緒ですし、結末も一緒です。
 ですが、鑑賞したてのオレの印象で言わせてもらえれば、作品から受ける印象は随分と変わりました。片渕監督が「完全新作」と言い切るのも、ある意味では頷けるものではあります。


 2016年版を観てない方に向けて、簡単にあらすじを説明します。
 第二次世界大戦に突入せんとする昭和の時代、広島市江波に住む絵を描くのが好きなマイペースな女の子:浦野すずは、ある日突然、呉港につとめる若い軍人の北条周作から求婚を受け、そのまま流されるままに結婚、呉市に移住します。当時の一般家庭の貧しい厳しい生活に翻弄されながら、しかしマイペースに生活を営むすずと北条家。開戦、空爆、原爆、敗戦、第二次世界大戦の呉と広島の庶民の生活の様子を丁寧に描いた作品です。

 今回の「この世界の (さらにいくつもの)片隅に」では、2016年版と比べて、遊郭で働く女性「白木リン」の物語が大幅に追加されています。それによって、第二次世界大戦当時の女性の生活・生き方・考え方に強く焦点が当たり、結果として主人公である北條(浦野)すずの感情も色濃く現れるようになっています。2016年版ではなんだかよく分からない現象として扱われていた伏線もいくつか回収され、物語としてより深みを増しています。すずの周作に対する感情の移り変わりも、2016年版とは大きな違いが見られますので、色恋の面で2016年版で消化不良を起こしていた人(がいたかどうか知らないけど)にも、より楽しめる内容になっていると思います。


 2016年という年は、邦画の名作が大豊作だったとオレは記憶しています。「シン・ゴジラ」「君の名は。」そして「この世界の片隅に」。「どの作品が一番好きか」は好みで意見が分かれると思いますが、「どの作品を一番見るべきか」はダントツで「この世界の片隅に」であるとオレは思っています。その意見は「この世界の (さらにいくつもの)片隅に」を観た今、より強いものになっています。



 オレは今作を、2016年版と含めて今まで全部で3回劇場で観ました。うち一回は現地(聖地?)である呉の映画館で観ています。1回目は今回と同じくシネ・リーブル池袋で観ましたが、その結果としてどうしても現地である呉の様子が観たくなったのです。その年の12月まるまる1ヶ月かけて四国八十八箇所参り(お遍路)を自転車でやっていたのですが、途中無理やりコースを曲げて松山からフェリーで呉に渡り、呉の港と街並み、大和ミュージアムを観てきました。(お遍路もちゃんと八十八箇所全てお参りしましたよ、念の為)

2016年時の呉港
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大和ミュージアム
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2016年12月の呉の映画館
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 現地:呉市で同作品を観たことそのものよりも、大和ミュージアムで当時の資料を目にした後で観たことが、当時自分にとってとても大きかったです。特に終盤の座礁した重巡洋艦:青葉のシーンでは、1回目の鑑賞時にはそうでもなかったのに、青葉の受けた被害を知った後では思いが膨らんでしまい涙が止まりませんでした。


 また、同作品とは全く関係のない文脈でしたが、事前に「艦隊これくしょん:艦これ」をプレイしていたことも大きかったです。青葉、利根、大和、武蔵といったいくつかの艦船が作中に登場します。艦これは、プレイすると大戦時に実際の戦艦がどうなったのかが自然と気になるゲームでした。結果として多くの戦艦とその行く末を知るきっかけになり、第二次世界大戦を教科書以上に深く知るきっかけにもなりました。作中には登場人物が嬉々として艦船の名前を並べ読み上げるシーンがいくつかありますが、そんな時自分自身も知っていると、より身近に感じられると思いますし、その後の行く末を知っていればより親身に感じられるのではないかと思います。


www.dmm.com


 「この世界の片隅に」そして「この世界の (さらにいくつもの)片隅に」は事前に鑑賞者が持つ知識で全然違って見える作品だと思います。まだ2016年版を観たことのない人は今回の新作公開を機に劇場に足を運んでいただき、既に鑑賞済みの方は、以前よりちょっとだけ知識を深めた上で鑑賞に臨んでいただければより楽しめるんじゃないかなと思いました。




 文句無しに他の方にオススメできる作品だと思います。ぜひこの年末年始に劇場で鑑賞してみてください。


この世界の片隅に : 上 (アクションコミックス)

この世界の片隅に : 上 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

この世界の(さらにいくつもの)片隅に 公式アートブック さらにいくつもの増補

この世界の(さらにいくつもの)片隅に 公式アートブック さらにいくつもの増補

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2019/12/07
  • メディア: 単行本

残念な美少女たち(+α)たちが明後日の方向から映画を盛り上げる「シネマこんぷれっくす!」

 この記事は「本を読んで感想を書きます Advent Calendar 2019 - Adventar」の20日目です。最初は積ん読にしてたゲームモデル本について書こうと思ってたんですが、小説か漫画でというオーダーだったんで、急遽漫画に変更してみました。(べ、別に、担当案件が炎上中で本読んでる余裕がなくなったのが理由とか、そんなんじゃないんだかねっ!!)


 というわけで(どういうわけだ?)、今回紹介する本は「シネマこんぷれっくす!」です。作者は艦これ同人で有名なビリー氏。以下の名言(迷言?)は彼が出自です。



www.fujimishobo.co.jp

シネマこんぷれっくす!(1) (ドラゴンコミックスエイジ)

シネマこんぷれっくす!(1) (ドラゴンコミックスエイジ)

シネマこんぷれっくす!(2) (ドラゴンコミックスエイジ)

シネマこんぷれっくす!(2) (ドラゴンコミックスエイジ)

シネマこんぷれっくす!(3) (ドラゴンコミックスエイジ)

シネマこんぷれっくす!(3) (ドラゴンコミックスエイジ)

シネマこんぷれっくす!(4) (ドラゴンコミックスエイジ)

シネマこんぷれっくす!(4) (ドラゴンコミックスエイジ)


 アクション映画好きの男子高校一年生:熱川鰐人がハニートラップ(おっぱい)に引っかかり、変人揃いの映画研究部(通称:死ね部)に入部するところからスタート、傍若無人のクロサワ映画マニア:黒澤、カンフー映画好きの残念巨乳:花村、クソ映画ハンターで闇の申し子:宮川に囲まれ、どんどん映画マニアのダークサイドに引き摺り込まれていく、というのがこの話のあらすじです。毎回毎回映画をネタにバカばっかりやってます。


 例えば、映画は字幕と吹き替えどちらで見るべきか激論したり(この辺はまだ一般の人でもありますね)

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 シリーズ物で何作目が一番面白いか激論したり(これもまだ一般人でもある)

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 漫画の実写映画化をあるか無いかを激論したり(あれ、これもやっぱり一般人でもやってるな?)

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 海外映画の邦題タイトルの良し悪しを語ったり(……これもまぁ一般の人でもやる人はいるか)

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 ボリウッド(インド)、ホラー、任侠、サメ、胸キュンなどなどジャンル別について語ったり(……)

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 一応高校生なんでちゃんと青春もしてたりします。(これはもう映画マニア関係ない)

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 ……なんだか、テーマだけ取り出すと、映画マニアでなくても、普通に一般人でもやってそうなテーマばかりですけど、尋常ならざるテンションでやってるので、まぁその辺がこの漫画の面白さかなと思います。
 まぁ説明するよりは一度読んでみてください。「シネマこんぷれっくす!」はニコニコ静画で5話まで試し読みできるので、読んで面白かったら続き買ってみてください。
seiga.nicovideo.jp


 他にもビリー氏の作品を読んでみたい方は彼の同人の過去作品を読んでみてください。以下はビリー氏が無料公開しているものの中でも比較的長編のものをピックアップしてみました。艦これ。の魅力的な艦娘たちをこれだけ残念キャラに描ける人もなかなかおるまい。

落艦書きこまとれめwww.pixiv.net
キリシマはwww.pixiv.net
Papupu pipuponwww.pixiv.net
奴は無慈悲な海の女王www.pixiv.net



 以上、「シネマこんぷれっくす!」の紹介でした。それでは。



シネマこんぷれっくす!(1) (ドラゴンコミックスエイジ)

シネマこんぷれっくす!(1) (ドラゴンコミックスエイジ)

シネマこんぷれっくす!(2) (ドラゴンコミックスエイジ)

シネマこんぷれっくす!(2) (ドラゴンコミックスエイジ)

シネマこんぷれっくす!(3) (ドラゴンコミックスエイジ)

シネマこんぷれっくす!(3) (ドラゴンコミックスエイジ)

シネマこんぷれっくす!(4) (ドラゴンコミックスエイジ)

シネマこんぷれっくす!(4) (ドラゴンコミックスエイジ)

一体いつからメイドが可愛い存在だと錯覚していた?

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(文中ではおぞましい話を展開しますので、せめてサムネイルだけは可愛い女の子の写真にさせて頂きました。なお彼女もコスプレイヤーさんで、格好も「メイド服を着たセイバー」なので、厳密にはメイドさんではありません。あしからず。)




 この記事は「メイド Advent Calendar 2019 - Adventar」の18日目です。このアドベントカレンダーの他の記事を見ていると、可愛いメイドさんが世には溢れているようでたいへん素晴らしいですね。それらと比べると、この記事は随分とテイストが異なるかもしれません。


 オレは東京在住のフリーランスシステムエンジニアを生業としています。ソフトウェア開発には「アジャイル」という文化というか考え方・思想というかがあるのですが、それを学ぶ社外勉強会のコミュニティにオレはちょいちょい参加しています。ソフトウェア開発をより良いものにしよう、良い製品・サービスを提供できるようにしよう、ITエンジニアとして幸せな生活を送れるようにしよう、という主旨のもとで活動しており、まぁそれ自体は良いことと言えます。

 が、不思議なこともありまして。なぜかこの界隈には、メイドの格好のした男性がちょいちょい出没するのです。


 それの何が問題なのか? メイドとは可愛いものだろう? 可愛いならばいいじゃないか。


 そう思われるかもしれませんが、はっきり言います。可愛くないのです。彼らは概ねおっさんであり、そして致命的なことにカケラほども可愛くないのです。スネ毛を処理していようが化粧をしていようが可愛くないし、なんならそれらの努力もしていない。ただひたすらにおっさんがメイド服を着ているだけ、という状況があります。男でも可愛ければいい? 何言ってんですか、男の娘とか幻想ですよ。少なくともIT業界の、関東のアジャイルコミュニティにはそんなもの存在しないです。メイド? もはや冥土です。ソウルジェムを濁らせる何かです。


 で、もっと問題なことがあります。「慣れる」んです。四十路過ぎの可愛さのカケラもないメイド服着たおっさんの存在に。もうメイド服着てウロウロするくらいじゃなんとも思わなくなります。むしろそいつらがダークスーツ着てる方が違和感があるように感じてしまう。やがて「メイド」という言葉を聞くと瞬時に脳裏にメイド服着たおっさんが思い浮かぶようになる。これが問題じゃなくてなんなんでしょうか?

 これはもはや病です。伝染病と言っても過言ではない。精神を蝕む病です。本来癒しを求めて良いはずの存在が、魂の死さえ招きかねない危険な物の怪と化すとはどういうことだ?


 「メイド Advent Calendar 2019 - Adventar」を読む限りだと、この世の中では本来メイドとは万物を癒す素晴らしい存在のはずなんです。オレの知っている世界線とはあまりに違う。どこでオレはシュタインズゲートの選択を誤ってしまったんだろうか。



 最後になりますが、ITもアジャイルもメイドとは本来全く関係がないことを念押しさせていただきます。ましてやメイド服を着たカケラほども可愛くないおっさんとも関係ありません。なお、おっさんな冥土さんの写真も手元になくはないのですが、さすがにこの記事への掲載は自重しました。
 こんな可哀想な世界線にいるオレに、「本物のメイドの素晴らしさを教えてやる!」という奇特な方がいらっしゃいましたら、コメント欄もしくはSNSで言及いただけると幸甚です。


 現場からは以上です。

2019蹴球雑感

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はじめに

 この記事は「まるいものカレンダー Advent Calendar 2019 - Adventar」の17日目です。
 オレにとって「まるいもの」とはサッカーボール以外にありえないので、今季のJリーグ、というか応援している2つのチームについて簡単に感想でも書こうかなと思います。



FC東京

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 久保建英がいたシーズンでした。今はマジョルカでプレイしていますが、既にスタメンで出場しているあたり、さすがだなぁと。レアル・マドリードでプレイするのはまだまだ先でしょうが、いつかやってくれるだろうことを期待しています。建英については以前書いたので、割愛。

takigawa401.hatenablog.com

 今年はおそらく初の優勝をかけて戦うことができたシーズンでした。最後の最後、やっと味スタに戻ってきたというタイミングで失速し、横浜Fマリノスに優勝を奪われてしまいましたが。なんというか、今までずっと見せられてきた病巣のような勝負弱さを、今年も土壇場になってまざまざと見せつけられた気がします。まぁまだ優勝には足りないものがあるってことなんでしょうね。

 優勝争いするチームだからこそ、なんでしょうが、日本代表に選出される選手が多かったのも印象的でした。個人的には橋本拳人選手が選出し公式試合に出場している姿を観れたことが嬉しかったです。彼はナオの18番を背負っていることもあって、なんというか特別な思い入れがあるんですよね。彼が日本代表で躍動していることは、FC東京の魂というか系譜というか、そういう根幹であるものが世界でも通用することを示しているような気がしています。

 今年はラグビーW杯もあって8試合連続アウェイという、シーズン中ながら味スタに行けないという体験を初めてするシーズンでもありました。まぁその分前半に試合が多かったんですけどね。
 ラグビーW杯、良かったですねぇ。個人的には存分に楽しむことができました。味スタとしても、あんな舞台を用意できるポテンシャルが味スタにはあったのか!と感心しきりでした。ラグビーW杯のために改修が行われ、2階席と1階席の間に電光掲示板が設けられたり、照明がLEDに入れ替わって点滅ができるようになったり、と設備的にパワーアップしてもらえたのも良かったと思っています。

 来年は東京五輪でやっぱりアウェイが8連戦になるそうです。今回の流れを見る限り、8連戦で勝ち星を積み重ねることはもちろん重要ですが、戻ってきたところで気が抜けて失速しないことが重要かなと思いました。

 スタジアムの演出面だと、XFLAGがスポンサーになってくれて、様々な面でとても良い影響が作られたと思っています。FC東京のスタメン発表は今間違いなくJリーグNo.1のかっこよさなのでぜひ観てくれ!


www.youtube.com



松本山雅FC

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 J1への2回目の挑戦は、最終順位17位で終わりました。J1の壁が実に高いことを思い知らされたシーズンだったと思います。間違いなく5年前よりパワーアップしているはずなんですけどねぇ。山雅の成長よりもJリーグ全体のレベルアップの方が早いんでしょうか? 何をしたらJ1に通用するのか、オレにはちょっと分からないです。

 松本山雅の来シーズンは既に始まっています。全試合日程終了直後に長年チームを率いてきた反町監督の辞任を発表、飯田・岩上・高崎といった山雅を代表する選手との契約終了を発表、そして今季までザスパクサツ群馬で監督を勤めていた布啓一郎氏を新しい監督として迎えることを発表しています。おそらくは新しい選手も多く加入するのでしょう。3度目のJ1挑戦に向けて、足りない何かを埋める一年になるんだと思います。今まで支えてくれた反町監督や選手らが去るのは寂しいですが、強くなることを目指すってのは、きっとこういうものなんでしょうね。



おわりに

 オレ自身は来年はスタジアム観戦が減る見込みです。その分DAZNに依存することになるんでしょう。DAZNさん、安定した中継をお願いしますよ!

カメラマンの立場から登壇者の方にお願いしたい、たった1つのこと

 この記事は「Regional Scrum Gathering Tokyo Advent Calendar 2019 - Adventar」の16日目です。


 RSGT2018からボランティアスタッフとして参加させて頂いている滝川といいます。RSGT2019ではそれまでカメラマンとして参加されていた@Toshiaki0315さんがお仕事の都合で参加できなかったこともあって、カメラマンとしての役割をやらせてもらいました。
 今回RSGT2020でも無事ボランティアスタッフとして参加させていただくことになりました。また皆さんと会えるのを心待ちにしております。


takigawa401.hatenablog.com


 RSGT2020では会場がソラシティに変わり、スタッフも大幅に増強された様です。人数が増えたのでオレがカメラマンの役割を担うかどうかは判りませんが、過去にRSGTでカメラマンをやらせてもらった経験から、登壇される方にぜひお願いしておきたいことがあります。




演台から出て来て欲しい


 発表するステージには演台が置かれ、そこにマイクとPC-プロジェクター接続端子が置かれます。なので、そこ……聴講者から見て演台の後ろに立って発表を行うのが自然な流れではあるのですが、写真を撮る立場からすると、割とこれが厄介だったりします。

 演台の後ろに立たれると、バストアップの写真しか撮れないんですよね。また、位置が固定され動きが限定されるので、写真のバリエーションが限られてしまうんです。PCが目の前にあるので、PCに目線が落ちがちで、ゆえに目線がカメラに向いていない写真になりがちなのも難点です。


 とは言え、これを止めろとお願いするのがとても難しいことは承知しています。演台の後ろに立たないためには、リモコンでのスライド操作が必要ですし、そうなるとリモコン自体にある程度慣れておかなくちゃいけない。スライドをちゃんと見れる機会が減るので、発表の練習もいつも以上にしておかなくちゃいけない。登壇者の方は発表のギリギリまで伝えるべき内容を検討しているので、発表の練習に時間をかけるのはなかなか大変だと思います。


 例えばですが、@kyon_mmさんは会場に前日入りして、プロジェクターの接続にとどまらず、聴講者からの見え方、カメラからの見え方、歩くときの速度、などなど様々なことをチェックされています。そこまでやっていただけるのを見ると、カメラマン側としても気合が入りますし、実際身振り手振り色々交えてもらえるので、@kyon_mmさんの撮れ高は高くなる傾向にあります。


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(この写真はDevOpsDays TOKYO 2019のものです。RSGTのものでなくて申し訳ない。)


 あと、個人的にカメラマンやってて一番楽しいのは@aratafujiさんですかね。非常にリアクションが大きくで動きも表情の移り変わりも激しく、非常に撮りがいがあります(本人はおそらく発表に夢中になってて気づいていないとは思いますが)。一回の講演で撮影枚数が100枚超えてた、なんてのもザラで、後で選定するのが大変だったりするんですが、その辺も含めて非常に楽しいです。



 さすがに彼らを真似しろとはお願いできませんが(特に後者は真似するのは不可能だと思う)、せめて演台の前または横に立ち、全身見える状態でご登壇いただけると、カメラマンとしては非常に助かります。この話はRSGTに限ったことではないので、他のイベントでもぜひ気にしていただければと思います。





 RSGT2020から会場がソラシティに変わります。前回までの大崎ブライトコアは登壇者のいるあたりが暗かったので、なかなかにカメラマン泣かせだったのですが、ソラシティの会場はどんな感じなんでしょうかね。
 撮影した写真は全てRSGT実行委委員会の方にお渡しして管理いただいています。登壇された方の写真は個別にお渡し可能ですので、FacebookのRSGT2020参加者グループなどを通してご連絡いただければと思います。

1on1なんて必要ない

 この記事は「1on1 Advent Calendar 2019 - Adventar」の15日目です。


 やや煽り気味のタイトルですが、オレ自身の率直な気持ちでもあります。なおこの記事で言及しているのは事業会社で上司と部下が基本的に同じオフィスに働いているケースになります。あと、1on1を人事評価に用いている組織や人に対するメッセージでもあります。


 かつてオレも部下を持っていた時に1on1めいたことをやっていたことがあります。それはまだ1on1なんて言葉が出るずっと前です。それはオレが「上司として部下の人生に責任を持って関わるために必要不可欠なこと」だったからです。



 上司は部下の人事評価を行う立場にあります。部下たちの給料を左右する立場にあり、それ即ち「部下たちの人生を左右する立場」にあることに他なりません。オレは部下を持っていた当時、一回の四半期面談にそれぞれ2時間以上かけていたことがありました。オレたちはSIerとは名ばかりの実質派遣業の会社に所属し、そのどれもが激務でした。オレも部下も自社にいるのは年間業務時間の1/100にも満たない時間でした。当然普段会話する機会もなく、「当たり前のコミュニケーション」を取ることが非常に難しい状態でした。

 だからこそ、たまの機会にはしっかりとコミュニケーションを取ることを心がけました。そのあり方が正しいかはさておき、普段の日常的な会話があれば自然と洩れ出るような家庭事情や趣味の会話であっても、あえて面談の場で持ち出して聞きました。(もちろん言いたく無いことは言わなくて良いと言う前提の上で、です) そうでもしなければ、オレ自身が部下の人事評価をするだけの情報を持つことができなかったのです。当たり前ですが、この時の部下の負担は相当なものですが、上司であるオレの負担も相当なものです。その負担を負うてでも、オレにはそれだけのことを行う義務がありました。なぜなら前述の通り、オレは「部下たちの人生を左右する立場」にあったからです。

 オレも最初からそのような考えに至ったわけではありません。最初部門長を任された時、オレは人事評価は、部下の欠点を指摘し、たしなめ、修正を促すことだと誤解していたことがあります。それはすぐに当時の上司だった@twissyorgにたしなめられました。上司の仕事は部下を伸ばすことであって部下を蹴落とすことでは無いと。お前のやってることはもしかしたら正しいかもしれないが、それは本当に部下にとって、部下の人生にとって有益なのか、と。


 誰かの人事評価を行う身分になるということ、部門長になることは、即ち「部下たちの人生を背負う立場」に立つと言うことです。であるならば、業務の時間全ての時間が全て彼らを導き、育み、声に耳を側立てて、彼らの生活と給料をちょっとでもよくするために尽力すべきです。同時に、誤った方針を立て濁った方向へ導こうとする上司や経営者がいれば自らの誇りと生命をかけて戦うべきです。その度胸も覚悟もない輩が人の上に立とうなどとは、あまりにも覚悟が足りなすぎる!!自らがそれを実行できないお為ごかしのために1on1などと、たかだか1週間のうちの15分程度を活用して溜飲を下げている程度の意識の低い連中がのうのうと「うちは1on1やってます。ウェーイ!!」などとのさばっていることがオレは許せない!!!


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https://twitter.com/danzaimon/status/1182229553978040320


 さて、無駄にエキサイトしてみせましたが、上記は大げさにしても、1on1を人事評価に活用しようなどと言う姿勢はあまりに間違っている、と言うのがオレの意見です。ましてや1on1を気軽に行える環境にあるのであれば尚更です。極論を言えば、「業務時間中は全て1on1 x nであるべき」です。コミュニケーションに不足があれば会議予約などなくても気軽に会話を持ちかけ、気軽に応じてもらえる関係を構築し、毎日のようにたわいもない会話の中で必要なことも必要でないことも伝わる状況であるべきです。


 たまに「仕事が忙しくて会話をしている暇がない。だから1on1と言う制度を用いて時間をブロックしてもらって会話をしている。」と言う話も聞きます。こういう輩は人の上に立つ資格はありません。今すぐ腹をかっさばいて死ぬべきです。毎日同じオフィスにいるのにたった1分の時間を作れないのはそいつが無能だからです。そんな間抜けのくだらない意見に周囲がひきづられる必要はありません。本当に上司が部下を思っているならば、部下の人生を背負う覚悟があるならば、自然に部下との会話が必要だと感じ、行動として滲み出るはずだからです。すでに行動に移していないのは、考えてないのと同じです。考えているならば、とっくに行動に移しているはずだからです。人の生活と命を握っているのだから当然です。


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(https://twitter.com/jojo78534/status/591508132477579264)




 精神論に満ちた、我ながら随分と過激な意見を展開しました。が、形式やフレームワークばっかり導入して上手くいかないケースをオレはこれまで散々見てきたんですよね。時にはそういう輩が自分の上司で、うんざりしてその時所属していた会社を辞めた原因になったことさえあります。フリーランスになって客観的に組織を見るようになって、それは顕著になりました。
 なんでこんな誰から見ても明らかなことをちゃんとやらないんだろう? いつもそう思っていましたが、足らないのはもしかしたら「覚悟」かなって思ったのは最近です。人の上に立つ覚悟を。誰かの生活を、命を背負う覚悟を。オレはこの話をかつての同僚にすると「タッキーは古臭いね」と揶揄されましたが、むしろ大事なことを見失って前に進んだ気になってる勘違い野郎はオマエらじゃないかと言いたい。大事なものを手放したくないと思うことの、何が悪いんだ、と。

 「1on1」に関する文献を読むと、人事評価だけに用いるものではない、と目にします。ここで人事評価に寄ったのはきっと直近で参画してたメディア系の会社が人事評価のために1on1を導入してるっぽくて、そのくせ全然その辺がイケてなかったからだと思うんですが、とりあえずその辺だけでも言及しとければなぁと思って書いてみました。人事評価全般については、流石に長くなりすぎて面倒いので、またどこか居酒屋ででも話しましょう。


 1on1に必要性を感じている人は、本当は何を欲しているんでしょうね? それがそいつの責任逃れでないことを願ってやみません。




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