ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

大企業の新卒の女の子って、なぜか美人が多い気がするんだけど?

 社会人の皆さんは、4月に新卒入社を受け入れて最初の金曜日になりますね。おそらくはまだ新人研修の最中で、実際の現場配属は3~6ヶ月先でしょうが、場合によっては今晩さっそく新歓に繰り出すという方もいらっしゃるでしょう。ぜひ先輩社員の皆さん、特に三十歳以降のおじ様方には、アルハラパワハラにならないよう自制心を持って宴席に臨んでいただきたいところです。自分たちが思っているより圧倒的に鬱陶しいですよ、貴方たち。


 さて、オレは今のSIerに入社した直後から、とある大企業に常駐勤務となり、早2年が経過しました。自社でも新卒入社があった旨がメールで連絡があったんですが、なんか妙に日本人以外の名前が多かった気がしますねぇ。ま、どうせ永久に会うことはないので知ったこっちゃあないですが。なのでどちらかというと常駐企業の方をつぶさに観察できる状況にあるんですが、実は配属当初からずーーーっと気になっていることがありまして。




 なんかこの会社、妙に美人が多くないか?




 以前所属していた事業会社もまぁまぁそこそこ女性もいて、器量のよろしい方も沢山いたんですが、その会社では女性はほとんどが営業職で、意図的に外見の良い人を集めてた意図が透けて見えるので、美人ばっかりって状況も理解できるんです。(何せ元アイドルなんてキャリアの人までいましたし)
 ところが、今の常駐先は日本でも間違いなくトップ100には入るような会社で、日本在住の方であれば子供からおじいちゃんおばあちゃんまで絶対に名前を知っている、という超有名企業です。それだけ大きければ職種も多岐に渡りますし、フロントに立つことを前提に採用される人だけではないはず。一定数は自然に紛れ込んでくるだろうし、意図的に器量の良い方を集める必要は無いはずなんですよ。まぁ美人が職場がいるにこしたことはないですが。


 実際の理由はその会社の人事担当なり経営者なりに聞いてみないと分からないですが、そんな機会は未来永劫来ないので、オレが自分で勝手に考えてみることにしました。つまり以下はオレの妄想であり妄言です。



1.実際に美人を集めている

 「大きな企業でフロント業務だけじゃない」とは前述しましたが、そうは言ってもフロント業務も沢山あります。都市圏だと一駅ごとに1店舗くらいの比率で直営店舗はあるかもしれない、という規模の会社なのです。おそらくその店で働く人はアルバイトだったり派遣だったりが多いんでしょうが、当然正社員も必要です。加えて、3~5年に1回くらいの頻度で異動がある会社なので、最初がどこに配属になろうが、フロント業務に配置転換される可能性は考慮して、あらかじめ顔の良い人を採用しているかもなあ、とは予測できます。


 まぁ個人的には、器量よりは実務における能力値を優先すると思うので、この線は薄いかなぁと思っています。



2.「顔の良し悪し」くらいしか内定者の選別理由が無い

 個人的にはこっちの方が理由として大きいかな、と思っています。


 正直、東証一部に上場している企業ともなると、何千人、何万人と募集があるのだと予想します。おそらくはその中にキラリと輝く圧倒的な個性を持った学生もいるでしょう。でも、それってせいぜい1%いりゃあ多い方なんじゃないかと思うんですよね。

 大半は十把ひとからげというか、どんぐりの背比べというか、そんなモンなんじゃないかと思うんです。正直即戦力にはなりえないし、研修カリキュラムしっかり組んでちゃんとこなせたかどうか確認して、やっとの思いで現場に送り出してもモノになるには早くて2~3年、みたいな。そんな人材が「普通の大学生」なんじゃないかと思うんです。

 そういう優れてるんだかそうじゃないんだか良く分からない学生さんをた~くさん見続けて、学生の顔面ゲシュタルト崩壊起こしそうなほど見続けて、「もういっそ俺が転職してやろうか」と思ってしまうほど見続けて、サークル活動やってたとか、バイト何やってたとか、生徒会・自治会活動やってたとか、スポーツ何やってたとか、正直会社に入っちゃえば実際には殆どクソの役にも立たないってみんな本当はとっくに知ってる項目を一生懸命並べ立てて、そのわずかな差分で「なんとなく優秀そうな学生」を見抜いたつもりになって内定者を選んでいくんじゃないかなと思うんです。リクルートスーツでしたっけ?みんな同じ格好で面接受けさせるのも、ちょっとした差分を気付きやすくするための仕組みの一環なんでしょ?


 ……いやぁ、割と絶望的な作業ですね。一人以上の人間の人生を左右するイベントがこんなんでいいのかな?
 まぁオレの予想に過ぎないんですが、おそらくはこんな感じで学生から内定者を選んでるんだと思うんですよ。わずかな差分で優劣をつけて、より優れていると担当者が思える人材を選抜する。


 じゃあ、ありとあらゆる要素を見比べて、それでも能力の差分がほとんど見つけられなかったら? でも将来のために若い人材をある一定数確保する必要があったら? そしたらもう見た目で優劣をつけるしかないんじゃないかなと思うんですよ。前述の通り、営業や接客業務なんかは器量が有利に働く場合もありますし、人は見た目が九割らしいですし。で、超大企業だと、ともかく募集の数が多すぎて、しかし学生の優劣はつけづらく、結果として手っ取り早い優劣判断基準の「器量」に頼ってしまうケースがあるんじゃないかと思うんです。


 もちろん、そうではなくて能力ベースで一生懸命選んでいるとは思いますよ、人事担当の方も。でも、それにも限界がある、少なくとも社会の第一線で働いてる人の目に、学生のような能力の99%が可能性という人材に対し、差分を的確に見つけるのはなかなか至難の業なんじゃないかと思います。だからこそ、中小の実力重視の会社では、新卒は雇わない・中途採用しかしないという会社もたくさんあるのでしょうし。


おわりに

 大企業に美人が多いのは、「器量の良し悪しくらいしか選別理由が無いから」という身も蓋も無い仮説でした。この仮説が外れてくれていることを切に祈っています。でも、外れているとすると今オレのいる現場に美人が多い理由がわかんなくなっちゃうんですよねぇ。単にオレのストライクゾーンが広いだけ? それとも単なる偶然? あるいはオレの女日照りが酷すぎてみんなキラキラして見えるとか?


 ……あかん、考えてたらなんか暗い気持ちになってきた。さっさと飲み行こ。


 あと、勢いで書いてみたものの、この文章って壮絶なセクハラ記事ですね。まぁなんとなく思いついたこと書いただけなんで、気に入らないって人は好きなように叩いてください。そもそも、オレ自身が人を見た目だけで選ぶことはほぼ皆無ですしね。



takigawa401.hatenablog.com
takigawa401.hatenablog.com