FlashコンテンツをHTML5に置き換える「FL2HTML5(仮)」

　株式会社CLOQUE(東京都目黒区)は9/16、FlashコンテンツをHTML5に置き換える新技術「FLHTML5(仮称)」の開発に成功したと発表しました。

プレスリリース2010/09/16：Flash で制作されたファイルを HTML5 形式に変換することが出来る『FL2HTML5(仮)』の技術開発に成功 ― 株式会社CLOQUE

　この技術を用いることでFlashコンテンツを自動解析し、HTML5コンテンツと画像に置き換え、iPhoneやiPadのようにFlashの無い環境でも動かせるようになるとの事。ただし、Flashなら何でも良い訳じゃなくて、Flashのフレームワーク「Progression」を使い、基本的な作成方法を遵守していることが必要になります。この技術を用いた変換サービスもしくは製品のリリースは今年10月中を予定しているとの事。

　ちなみに現時点でProgressionを採用しているFlashコンテンツは2000以上存在するとの事。既存のFlashコンテンツをすぐさま変換してそっくりそのままiPhone/iPadへ・・・とは行かないようですが、Flasherにとっては開発の選択肢が一つ広がったのは間違いないようです。

　そういえばApple社がFlashコンテンツをiPhone/iPadで動くよう変換する何かを開発する、と宣言していた様な気がしますが、そちらはどうなったんでしょうか？とりあえず限定的とはいえ実現できる事は分かった訳だし、そちらの続報も待ちたいところです。

http://blog.progression.jp/archives/1669
FlashサイトをHTML5形式に変換する「FL2HTML5(仮)」 - GIGAZINE
CLOQUE.，Flashで制作されたファイルをHTML5形式に変換する「FL2HTML5(仮)」の技術開発に成功：ニュースリリース｜gihyo.jp … 技術評論社
一部FlashをHTML5に変換するサービスを提供へ、クロック − ＠IT