ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

8/03(土)、vs大分、味スタ



FC東京 2 - 0 大分


 サッカーでは「サポーターは12番目の選手」なんて良く言いますけど、この試合ではまさにサポーターが12番目の選手として大きな役割を果たした、そんな試合だったと思います。


 前半20分を過ぎ、FC東京のシュート本数はなんと0本。後手後手に回り、攻撃でも守備でも精彩を欠き、戦う姿勢が見られない。そんな選手たちに業を煮やしてか、ゴール裏からは一際大きな「シュート打て!」コール。ここまでだったらいつもの光景でした。違ったのはその直後のFC東京の攻撃のシーン、相手ゴール目前まで迫っておきながら、攻め手を失い最終ラインまでボールを戻した瞬間に、FC東京ゴール裏から自チーム選手に向けてつんざくようなブーイング。これで選手たちは目を覚ましたのか、十数秒後のルーカスのバイシクル気味のボレーシュートがバーを叩いたのを皮切りに、一転今までとは異なるアグレッシブなプレーが見られるようになりました。


 確かに、その前後でシステムを4→3バックに変え、守備のマッチングを変更したこととSBを押し上げることで攻撃に厚みを増したのが、スムーズに守備→攻撃の転換が出来るようになった要因ではあったと思います。でもあのブーイングで選手が奮起したのは間違いないでしょう。オレには、尻込みした選手達の尻を大きな12番目の選手が叩いたような錯覚さえしました。



 結果は渡邉千真のゴールという形ですぐに現れます。



 後半開始早々にも千真の飛び出しが相手のファウルを誘いPKゲット。これを千真がきっちり決めて、J1ゴールランキング単独一位に立つ2得点を決めました。



 得点した千真も凄かったんですが、個人的に凄いと思ったのは、反撃の狼煙を上げたルーカスです。この試合のルーカスは本当に視野が広かった。大胆なサイドチェンジを何度も繰り返し、その全てが相手の虚を突くものでした。



 試合は2得点完封で勝利。勝つべき試合をキッチリ勝った。そういう試合でした。でも、前半20分くらいまではその勝つべき試合さえ落とす可能性があったと思います。FC東京は他のチームと比べてゴールに対するどん欲さがない、とは思ってはいましたが、この試合では特に顕著でした。それの横っ面をはたいたのが、自分たちを応援してくれるサポーターだった。彼らからすれば相当イラッとしたでしょうが、それがあってこその勝利であったことを忘れてほしくないですし、次回は横っ面をはたかれなくても最初からアグレッシブに行って欲しいと思いますね。


 代表クラスの選手がゴロゴロいて万年中位とかあり得んぜ、もっと上行こうよ!!




今回のオマケ



 毎回恒例のキッズマッチ。オレ自身が見るのはだいぶ久々でした。子供たちは試合終わった後シャワーとか浴びることが出来るのかな?




 夏休み最初のホームゲームということで夏祭り。でも残念ながら今年からは花火は上がらないそうです。まぁ住宅事情とかもあるのでしょうがないんでしょうね。



 試合開始前に地元:調布出身の3ピースバンド「ケラケラ」のパフォーマンスがありました。一曲目は良かったと思うんですが、二曲目は明らかに新曲の宣伝だったし、そもそも曲調も歌詞もスタジアムの雰囲気に全然合ってない。味スタで試合前に二曲目歌うならユルネバ以外有り得ないだろ!? 別にスタジアムを盛り上げるという主旨を理解しない訳じゃないけど、FC東京を愛していない人に来られても嬉しくないんだよな。宣伝なら余所でやってくれ。



 試合開始前に東アジア杯に出場した選手への花束贈呈。日本代表として森重・秀人・徳永・権田の4選手、韓国代表としてチャン・ヒョンスが該当選手でした。…普通これだけ代表選手出してたらもっと上位にいても良い気がするんだがなぁ…。次はJリーグでの奮起を期待したいですね。




 我らが東京ドロンパは今日も大暴れ。今日は夏祭りということもあって、衣装も5回以上変えたそうな。



 不定期開催の味パンダ広場での青赤横丁。こちらは昼(試合開始前)の様子。



 薬膳カレーともつ煮を食べました。もつ煮は美味かったけど、薬膳カレーは普段「カレーのプーさん」で食べてる薬膳カレーの方がインパクトがありましたね。屋台で食べるには食べやすかったと思います。



 そして夜(試合終了後)の青赤横丁。



 どこの屋台も割引に大盛りのオンパレード。個人的には夜の方がお得だったと思います。焼きそば美味かった♪



 広場の特設ステージではアフターゲームショウ。阿久根社長とドロンパ、試合後間もないのに秀人とポポヴィッチ監督も来てくれました。勝った試合のあとは毎回やってほしいなぁ。


 ちなみに、ステージ終了後に帰ろうとしたら、既にシャトルバス終わっててえらい苦労しました。自転車で来た際じゃないとアフターゲームショウへの参加は見合わせた方がよさそうだなぁ。