ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

「美少女とは何か?」を再定義する

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 この記事は「美少女 Advent Calendar 2019 - Adventar」の7日目です。


 みなさん、美少女は好きですか? もちろんオレは好きです。意外にも女性でも美少女が好きな人はいるらしいですね、オレは美少年は好きじゃないけどな。
 しかし、美少女が好きだと言う割には、オレは「美少女とは何か?」をはっきり述べることができません。美少女ゲームなんていうものもあるんで、いかがわしさもどこかにあるかな、とも考えたんですが、どうにもイメージと違う気がするんですよね。アイドルとか女優さんとかも可愛いとは思うけど、美少女?う〜ん、まぁそうかもしれんけど、なんか自分が美少女だと思ったもの同士の共通項が見出せないなぁ、と。


 突然話は変わるんですが、先月こんなイベントを開催しまして。


takigawa401.hatenablog.com


 その時に元部下が自分の子供を連れてきてくれたんです。上記記事の写真に写る女の子の、片方の子。その子がね、可愛いんですよ。サラサラの髪をロングに伸ばして清潔感が漂ういでだち、幼い女の子らしい清楚で親のセンスが感じられる服装、幼い子にありがちのバタバタ走り回って大騒ぎすることのない、しかし子供らしく遊ぶ佇まい、何より知らないおっさん(=オレのこと)から突然話しかけられても、物怖じせずにちゃんと自分で受け答えできて、敬語が使えて、きちんと自分でお礼や挨拶が言える。非常に躾が行き届いていると感じました。こんな子がこの世に存在するんだな!って感心しきりでした。

 元部下自身は、数年彼の上役をやってたオレからすると、なんというか、「ちゃらんぽらん」という単語を習字で100回くらい書き初めした紙の束を、アメリカの量販店かなんかで売ってる健康に悪そうな色しためっちゃケミカルなジュースに溶かしてドロドロにして、それを人体錬成するときに間違って材料にしちゃったみたいな、そんなTHEちゃらんぽらんなヤツなんですよ。だからオレは、彼が娘を連れてくると言ってきた時に「どーせ小汚いガキを連れて来るんだろうな」とか勝手に思ってました。娘だと聞いてたはずなのに、なぜか昭和の漫画に出てきそうな10円ハゲのある丸刈りで鼻水たらしたガキがオレの脳裏にイメージとして浮かんだし。そんなんだったから、実際に彼の娘を見て本当にビックリしたんです。で、思いました。


「あ、美少女っていうのは、こういう子のことを言うのか。」と。



 その時感じた印象というか、衝撃というかを今ここで改めて思い出して、「美少女」という言葉をオレの中で再定義してみました。




「美少女とは、一輪挿しの花瓶に生けられた花である」


 たんぽぽ、ひまわり、水蓮、カーネーション、薔薇、百合、牡丹、様々な花が存在するように、美少女にもいろんなタイプが存在するんだと思います。ただ、「美少女」は1人で存在感を出し、魅了する存在なんじゃないかなぁと思います。
 桜のように木いっぱいに満開の花もいいでしょうが、可愛い女の子がいっぱいいても、オレはあんまり「美少女」とは呼ばないかなぁと思いました。女の子って集団でいるとかしましいですしね。


 あと、個人的な話で恐縮ですが、オレにとって花は非常に縁遠い存在です。自分で花を買ったことはないし、育てたこともない。「美少女」もそれと同じで、自分が縁遠い・触れない・近くにいることがない存在でこそ「美少女」なのかな、と思いました。仮に「美少女」との関係が近くなった場合、可愛い・美しいという価値は変わらないのだけれど、じゃあその人を「美少女」と思うかというとそうではなくて、友達だったり職場仲間だったりと呼び方というか自分の中のタグ付けが変わってくるんじゃないかと思います。「美少女」が「美少女」のままであるには、ある程度の距離感が必要なんじゃないかと考えました。



 以上、「美少女とは何か?」を改めて考えてみました。そのまま「美女」にも当てはまりそうな気がするけど、そういえば「美少女」と「美女」の違いって何かな? 色気とかの有無だろうか? 考えてみても面白いかもしれないですけど、それはまた今度にしておきます。




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