突然ですが、今日から一日一個ずつiPhoneアプリを作ることに挑戦してみようと思います。
オレは長らくエンドユーザーのシステム部門でECサイトのフロント技術担当(主にFlex)をやってるんですが、最近になってこのECサイトでもiPhoneアプリを開発することになりまして。しかし「要件定義は要件定義チームで、開発はベンダーで」というように、完全にオレとは関係ないところで開発が進んでいました。ところがそのiPhoneアプリがいざベンダーから納品!という段階になって、やれソースコードレビューが必要だ、やれ人手が足りない、とバタバタした挙句、オレのところにそのソースコードレビューのお鉢が回ってきたわけでして…。
もちろんオレとしてもこんなチャンスは無いし、せっかくiPhone開発やりたくて買ったMacBookも現行の自宅作業用*1で持て余していてはあまりに不憫なので、一念発起して勉強しようと思った次第でございます。ちなみに、ソースコードレビュー自体は今週から始まっているのでこの勉強自体はちっともそれに間に合っていない訳ですがwww。とりあえず、外で酒飲んだ日以外は30分でも45分でもいいからちょっとずつ、無理なく、継続すること自体を重視でやっていこうと思います。
今日は最初なんで、定番の「Hello, World!」から。
環境構築
最近はWeb上に良い記事があるので、そちらを参考にして下さい。オレは以下の記事を参考にしました。ブクマ数がハンパ無いっすね。
SDKで始めるiPad/iPhoneアプリ開発の勘所(1):いまさら聞けないiPhone/iPadアプリの作り方の基礎 (1/4) - @IT
Xcodeの起動 & プロジェクトの作成
Xcodeを起動するとこんな感じの画面になります(画面右側の既存プロジェクトはちょっとまずいのが入ってたんでモザイクかけましたw)。ここでは「新規Xcodeプロジェクトを作成」を選びます。
次に表示された画面で「Window-based Application」を選択。
プロジェクト名の入力を求められるのでテキトーに入力。今回は「hello_world」としました。
これがXcodeのプロジェクト画面です。左上のComboBoxが「Simulator - 3.1.3 | Debug」になっていますが、これがiPhone用にSDKが選択されている状態です。「Simulator - 3.2 | Debug」を選ぶとiPad用になります。先日iOS4.0が発表されましたが、現時点の最新のXcodeは既にこれに対応しています。…が、オレは今回その環境構築は見合わせました。…一度に色々そんなに覚えられるか。
画面の作成
ファイルリストから「MainWindow.xib」を選んでダブルクリックします。このファイルはiPhoneの画面を管理するものみたいです。
「MainWindow.xib」をダブルクリックすると「Interface Builder」が起動されます。GUIでiPhoneの画面を生成するものですね。
「Library」ウィンドウから「Label」を選んで「Window」ウィンドウにDrag & Dropします。
「Window」ウィンドウに配置したLabelをダブルクリックして編集モードに切り替え、「Hello, World!!」に変更します。完了したらセーブしてXcodeに戻りましょう。
Xcodeの起動 & プロジェクトの作成
Xcode画面上部の「ビルドと実行」ボタンを押します。
コンパイルが終了すると自動的に「iPhone Simulator」が起動します。白地に黒字で「Hello, World!!」が表示されていたら成功!