はじめに
この記事は「まるいものカレンダー Advent Calendar 2019 - Adventar」の17日目です。
オレにとって「まるいもの」とはサッカーボール以外にありえないので、今季のJリーグ、というか応援している2つのチームについて簡単に感想でも書こうかなと思います。
FC東京
久保建英がいたシーズンでした。今はマジョルカでプレイしていますが、既にスタメンで出場しているあたり、さすがだなぁと。レアル・マドリードでプレイするのはまだまだ先でしょうが、いつかやってくれるだろうことを期待しています。建英については以前書いたので、割愛。
今年はおそらく初の優勝をかけて戦うことができたシーズンでした。最後の最後、やっと味スタに戻ってきたというタイミングで失速し、横浜Fマリノスに優勝を奪われてしまいましたが。なんというか、今までずっと見せられてきた病巣のような勝負弱さを、今年も土壇場になってまざまざと見せつけられた気がします。まぁまだ優勝には足りないものがあるってことなんでしょうね。
優勝争いするチームだからこそ、なんでしょうが、日本代表に選出される選手が多かったのも印象的でした。個人的には橋本拳人選手が選出し公式試合に出場している姿を観れたことが嬉しかったです。彼はナオの18番を背負っていることもあって、なんというか特別な思い入れがあるんですよね。彼が日本代表で躍動していることは、FC東京の魂というか系譜というか、そういう根幹であるものが世界でも通用することを示しているような気がしています。
今年はラグビーW杯もあって8試合連続アウェイという、シーズン中ながら味スタに行けないという体験を初めてするシーズンでもありました。まぁその分前半に試合が多かったんですけどね。
ラグビーW杯、良かったですねぇ。個人的には存分に楽しむことができました。味スタとしても、あんな舞台を用意できるポテンシャルが味スタにはあったのか!と感心しきりでした。ラグビーW杯のために改修が行われ、2階席と1階席の間に電光掲示板が設けられたり、照明がLEDに入れ替わって点滅ができるようになったり、と設備的にパワーアップしてもらえたのも良かったと思っています。
来年は東京五輪でやっぱりアウェイが8連戦になるそうです。今回の流れを見る限り、8連戦で勝ち星を積み重ねることはもちろん重要ですが、戻ってきたところで気が抜けて失速しないことが重要かなと思いました。
スタジアムの演出面だと、XFLAGがスポンサーになってくれて、様々な面でとても良い影響が作られたと思っています。FC東京のスタメン発表は今間違いなくJリーグNo.1のかっこよさなのでぜひ観てくれ!
松本山雅FC
J1への2回目の挑戦は、最終順位17位で終わりました。J1の壁が実に高いことを思い知らされたシーズンだったと思います。間違いなく5年前よりパワーアップしているはずなんですけどねぇ。山雅の成長よりもJリーグ全体のレベルアップの方が早いんでしょうか? 何をしたらJ1に通用するのか、オレにはちょっと分からないです。
松本山雅の来シーズンは既に始まっています。全試合日程終了直後に長年チームを率いてきた反町監督の辞任を発表、飯田・岩上・高崎といった山雅を代表する選手との契約終了を発表、そして今季までザスパクサツ群馬で監督を勤めていた布啓一郎氏を新しい監督として迎えることを発表しています。おそらくは新しい選手も多く加入するのでしょう。3度目のJ1挑戦に向けて、足りない何かを埋める一年になるんだと思います。今まで支えてくれた反町監督や選手らが去るのは寂しいですが、強くなることを目指すってのは、きっとこういうものなんでしょうね。