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ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

会社を辞めたので自転車で四国八十八ヶ所参りをやってみた。其之七:高知市内

四国八十八か所参り

二十八番札所:大日寺

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 6時半起床、8時出発。ダラダラしすぎた。高知市内は基本的に平地だが、この大日寺は丘の上にある。つまり、また山登り。最後500mくらいだが、朝一山登りはさすがにしんどい。麓の駐車場に自転車を起き、体一つで坂を登ってお詣りを済ます。

二十九番札所:国分寺

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 どうでもいいが、「国分寺」という名前のお寺が多すぎじゃないだろうか。四国霊場八十八ヶ所だけでも4つのお寺が国分寺を名乗っている。どうせなら最御崎寺のように個性的な名前を名乗る気概を見せて欲しい。……どこの国分寺だか分かんなくなっちゃうんだよね。


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 ふと祀ってあるお堂のわきにお供えしてある千羽鶴に目をやると、切なるメッセージが記されていた。どちらも人事を尽くしても叶うかどうかは分からない願い。そういう神仏にすがらざるをえないような願いを叶えるため、みんなお遍路を打つのだろう。
 これを見ると、「面白そうだから。」というお気楽極楽な考えからお遍路を始めた自分に、それを続ける資格や覚悟があるのかを問いただされているような気になる。欲はあれど神仏に叶えてもらうつもりはなく、願いはなく、信仰もない。極論を言ってしまえば、オレにとってお遍路は御朱印を集めるためのスタンプラリーに近しいチャレンジなのかもしれない。それでは決死の覚悟でお遍路を打ってきた先人に失礼にあたるのかもしれない。
 それでも、オレはやると決めたのだ。もし何か意味があるとしたら、終わった後に何か気づくかもしれない。気づかなくても得るものはあるかもしれない。資格も覚悟も足らないかもしれないが、それでもその先にあるものを見てみたいという欲ならある。今はとりあえず88箇所全て回ろう。後のことは後で考える。どうせ今考えたって答えなんか出ない。

三十番札所:善楽寺

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 平地で距離も短いので、さらっとしれっと。みんなこんな感じなら楽なのに。それじゃ修行にならないけど。


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 途中で見かけた路面電車路面電車を見るとなぜか懐かしさを感じる。路面電車なんて上京する18まで見たことさえなかったのに。

三十一番札所:竹林寺

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 ……などと油断してると、突然の山登り。ハイパーしんどい。オレが必死で坂を登っている時、おばあちゃんたちが満載の観光バスが唸り声をあげて追い抜いていった。足の弱った人でも回れるのが車遍路の利点ではあるが、本来の意味の修行やご利益という点ではどうなんだろ?

三十二番札所:禅師峰寺

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 その名の通り、山の山頂にあるお寺。もう坂道ばっかりで勘弁して欲しい。

三十三番札所:雪蹊寺

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 禅師峰寺から雪蹊寺の途中、というか、ちょっと寄り道したところに、海に向かって立つ坂本龍馬像があるらしい。できれば見に行きたいと考えていたが、像が立つ場所が岬の先の山の上だと知り、光の速さで断念した。これ以上山なんか登ってられるか!
 その手前の海橋はかなり長く傾斜もきついのだが、よりにもよってこのタイミングで工事なんぞをしていやがった。年末になると工事が多くなるのは高知県も一緒らしい。おかげで歩くのが精一杯の狭い歩道を、自転車を押して歩くこともできず、またいだままチマチマ歩いて渡るハメになった。


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 雪蹊寺の境内では露店、というにはずいぶんラフな物売りがいた。なんでもやってるんだな。

三十四番札所:種間寺

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 海岸沿いから一転、山の中へ。海と山が近いのが四国の特徴かもしれないが、高知県はその落差が顕著だ。

三十五番札所:清瀧寺

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 「清龍寺(せいりゅうじ)」だと思ってたら「清瀧寺(きよたきじ)」だった。これも山の中。坂なんか大嫌いだ。

三十六番札所:青龍寺

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 青龍寺は出島のような半島のような場所にある。大橋を渡り海岸線沿いを走って寺に至る。石段が妙に長くて、山道を散々走ってきた体には非常に堪える。


 この青龍寺でこの日は終了。次の岩本寺まで行くことも考えた(実際宿坊に泊まれないか電話したが、満室だった)が、60km近く山道を走ることになるので、断念。


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 この日は海岸沿いに大きな公園があったので、そのトイレの裏、目の前に土佐の海が広がるロケーションを野宿の場所に選んだ。21時くらいまで暴走族っぽいのが何度か公園の駐車場までやってきて爆音を立てていたが、トイレの裏にまでは興味を持たなかったらしく、特に絡まれたりすることがなかったのは助かる。また、海風のおかげか、気温も若干暖かく(とはいえ気温一桁台だが)、夜露も降りず、テント内に結露もつかなかったため、最初の野宿と比べてずいぶんと快適だった。できれば雨天対策に東屋の下にテントを張りたかったが、猫の集会所になっていたので遠慮しておいた。結果目立たない位置にテントを張ったので、暴走族に絡まれなかったことを考えれば良かったのかもしれない。トイレがあったので水がいくらでも確保できたのも良かった。野宿をするなら海沿いのトイレのある公園に限る。

この日の走行距離

  • 85.4km(+徒歩:8.5km)