ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

5/15(土)、vs清水、味スタ


FC東京 2 - 2 清水


 イキナリですが、FC東京清水エスパルスは妙な因果関係にあります。それは、一年置きに一方的に勝つチームと負けるチームが入れ替わること。例えば去年はFC東京の勝つ年で、確か4勝1分くらいだった気がします。反対に一昨年は清水の年、1分3敗くらいだったんじゃ無いでしょうか。その前の年はFC東京、さらにその前は清水、と通年で見ると仲良く勝ち星を分け合う間柄なんです。勿論ワザとやってる訳じゃないですが、何とも変な関係ですなw。
で、その順番から行くと、今年はFC東京の負ける番。しかも清水は目下リーグ首位。下馬評でもジンクス的にも圧倒的に不利なんですな。それらを考慮すると


本当に負けなくて良かった!!


と言わざるを得ない試合でしたw。


 試合自体は全体を通してFC東京のペースでしたが、相変わらずのフィニッシュの稚拙さで決定機を逃し続けます。そうこうしてる間にFKから前後半それぞれ1点ずつ、前半は今季からJリーグに復帰した小野伸二のFKを平岡に頭で押し込まれ、後半は藤本のFKを正面から直接ゴールに叩き込まれます。これらはどちらもFKが非常に素晴らしかった。敵ながら拍手したくなるようなシュートでした。これはもう防ぎ様が無い。しょうがない失点です。



 このまま終戦となってしまうかと思ったんですが、終盤に選手交代から今野と長友を一列ずつあげると、この采配が的中。38分に長友がリバウンドボールをペナルティアーク外からゴール右隅に叩き込むスーパーボレーで1点すると、その直後の後半43分に松下が、同じくリバウンドボールをボレーで地面に叩きつけるようなシュートを放ち、バウンドや相手選手に当たるなどイレギュラーな軌道を描いてゴールに吸い込まれます。ロスタイムにはCKから赤嶺があわや逆転!? というようなヘッド弾でしたが、これは残念ながら枠外にはずれてしまい、そのまま終戦となりました。


 今回は個人的にはあくまで「負けなくて良かった」試合なのであまり贅沢を言うつもりは無いんですが、終盤以前の稚拙な攻撃はいい加減なんとかして欲しいなぁというのは相変わらず思いますね。今回の好材料は終盤の超攻撃型オプションが機能したこと。あれを終盤以前でも織り交ぜることが出来れば、これまでのFC東京の攻撃の形が生かされてくるんじゃないかと思います。個人的にはヨングンのロングシュートのようなシーンがもっと増えてほしいですね。あれは相当惜しかったと思うんですよねぇ。


 この試合でJリーグはW杯に備えた中断期間に入ります。長友は中断明けには海外移籍が噂されていますので、もしかしたらあのスーパーボレーが移籍前の置き土産になってしまうかもしれません。長友の移籍はもちろんFC東京にとっては大きな戦力ダウンです。正直辛いし寂しい。でも、長友ならもっと大きな舞台に羽ばたけるとも信じています。できれば大きく成長してまた味スタに帰ってきて欲しい!そう願わずにはいられません。

…って、まだ移籍が決まったわけでもないですがww。





 今回のおまけ。



 う〜ん、写真小さいわピンボケだわでロクにわかりませんねw。これは試合後のW杯壮行セレモニーの様子です。FC東京からは今野と長友、清水からは岡崎がW杯メンバーに選出されました。下馬評はいまいち以下ですが、せっかく選出されたのですから心から応援したいですし、彼ら自身のためにも良い結果を残してほしいと願っています。3選手に対して両サポーターからは惜しみない声援が送られ、東京ゴール裏には岡崎の名前も書かれた横断幕が掲げられました。
 今節は仙台vs浦和戦で非常な残念な事件がありました。報道の都合からどうしてもネガティブなニュースしか一般の人には届きませんが、願わくば、あんなクソヤロウ共ばかりじゃなくて、こんな風に自分たちの愛する存在を心から応援できる人間がJリーグのサポーターにもいることを知って欲しいですね。