ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

社内ブログ運用ガイドラインについて調べてみた。

オレの所属する部署で既存blogサービスを借りて情報発信を行おう、という話になったんですが、どうもISMSとか個人情報とかの絡みで、blogを運用する為の厳密なルールが必要みたいなんですね。


という訳でちょっと調べてみました。教えてGoogleセンセー!!


IBMのブログガイドライン - Peppermint Blue

一番最初に見つけたサイトです。もっと色々ゴチャゴチャと長ったらしい規約を書かなくちゃいけないのかなぁ、と勝手に思ってたんですが、案外シンプルでちょっと一安心。

社のblogでありながら記載内容の責任が著者個人にあるところは、なるほどなぁと思いました。


http://office.drecom.co.jp/guide/introduction

株式会社ドリコム社内SNSやイントラblogを企業に提供するサービスを行っている会社です。上記に書かれているのはサイントラブログを導入した会社に提供するガイドラインの例なので、今回の目的とはやや異なるんですけど、個人的にはそれ以前の「目的の明確化」の部分が参考になったので記載してみました。


http://neta.ywcafe.net/000464.html

さすが天下のマイクロソフト、他社からの転籍者がいることを前提にガイドラインを定めている辺りが素晴らしいですw。


http://neta.ywcafe.net/000464.html

ITフロンティアのイントラブログガイドライン。これを見る限り、ITフロンティアでは社内に複数のblogサービスが立ち上がってるみたいですね。…何の為にだ?


http://boxer.ne.jp/column/matsumoto/2008/02/post_65.html

日立システムで提供しているイントラブログBOXER BLOG」の営業担当の方が紹介されている「ガイドラインに書くべき項目」ですね。これを軸にして上記に紹介してきたようなガイドラインを作成するんでしょう。


POLAR BEAR BLOG: 英国政府の公式 Twitter ガイドラインが非常に参考になる件

こちらはblogではなく、Twitterガイドラインです。ちょっと前にホッテントリ入りしてた記事なので、既読の方も多いんじゃないでしょうか?

英国政府のTwitterガイドラインは、単純に運用ルールだけ書かれているのではなく、批判に対する回避方法や実際にどのように書き込むと好意的にとられるか、など非常に詳しく書いてあるようです。読み物としても非常に面白いですね。

ハッシュタグ(#)やReTweet(RT)にも言及しているのも素晴らしい。オレなんかつい最近覚えたばっかだっつーのに。




総評

さすがにISMSまで言及している例はありませんでしたが、大体感覚的には掴めたと思います。

  • 必ず実名で記載を行う。ハンドルネーム等は使わない。
  • 記載内容の責任は、会社でなく著者自身にある。
  • 喧嘩を売られても買わない。
  • 他からの画像・文章などの情報の引用には著作権等に十分配慮する。
  • 自分で書いた内容に責任を持つ
  • 他者の批判・誹謗中傷は絶対に行わない
  • 自社の個人情報や顧客情報等、守秘義務に反することを記載しない。

また、ガイドライン作成以前に、blog自体を公開する目的なんかもきちんと明文化しておく必要があることも分かりました。中々やることが多くて大変ですが、まぁそんなに難しくもないのでチャッチャと終わらせたいところです。