一年の計は…。2015年版
ご挨拶
新年明けましておめでとうございます。本年も滝川陽一と当ブログを宜しくお願い致します。
はじめに
さて、「一年の計は元旦にあり」と申します。元旦の「旦」は(ry*1。
というわけで、今年も元旦のうちに自身の目標を立ててみたいと思います。
ふりかえり1
その前に、昨年の目標の達成度合いを振り返ってみたいと思います。……正直散々なのはなんとなく知ってるんで、振り返りたくない……。
ポジティブに取り組めるように仕事を見直す
これはかろうじて出来ました。オレ自身だけでは浮上できなかったでしょうが、周囲の人の助けもあって、やっと仕事に対し前向きに取り組めるようになりました。この辺の経緯はいつかどこかでお話できればいいですね。というわけで達成。
→達成
情報収集を怠らずに行う
自身の仕事が技術的にレガシーなものを扱っていることもあって、技術関連の情報収集は停滞しました。が、最低限の部分はGunosyやソーシャルメディアを通じて出来ていたかと思います。依然やっていた様なRSSからの情報収集は、時間が無くて正直厳しいですね。キュレーターでいたいならやった方がいいけど、う〜ん、現状でそこを目指してもしょうがない気がするしなぁ。
→保留
ブログで技術記事を24本書く
全然駄目。ボロボロ。技術記事どころか通常のブログ更新さえできてなかったし。
→失敗
最低週一冊は本を読む
こちらも全然駄目。良質なインプットが減ってるなぁ。良くない。
→失敗
最低週一回は運動を心がける
おっ、これは達成だ。週3程度、通勤を電車から自転車に切り替えたおかげで、一回の運動で 25km:1時間半×往復 が出来るようになりました。まだ初めて2ヶ月程度なんで継続という意味ではまだまだですが、今まで全然運動してなかったことを考えるとまずまず悪くないかなと思います。
→達成
ふりかえり2
ふりかえりと言えばKPT!KPTで振り返ってみたいと思います。
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Keep
- 自転車通勤
- TOCfEへの参加
- 写真いっぱい撮れた
- 社外でのコミュニケーションが増えた
Problem
- 酒の量が増えた(飲む場所も増えた)
- 本が全然読めなかった
Try
- 酒の量を減らす
- 筋トレを行う
- 質・量ともにインプットの量を増やす
- 質・量ともにアウトプットを増やす
なんかあんま出せなかったなぁ。
2015年の目標
上記を踏まえると、ふりかえり2のTryで挙げたような内容になるかと思います(もちろんそちらも目指します)が、今年は思うところあって以下の目標にしたいと思います。
「デブサミで招待登壇する」
この目標は、2015年のデブサミはもう登壇者が決まっているので、2015年の段階では、登壇者として呼ばれるように結果を出す、2016年に登壇者として呼ばれることを目指す、といった意味を指します。
このブログでもポツポツと書いていますが、オレの働いている会社は、今あまり芳しい状態とは言えません。粉飾決済、民事再生、企業買収を経て、なんとか危機的な状態は脱した状態です。現状ではやっと退職希望者も一段落し、資金的には問題無いものの、事業の柱はなく、技術的な指針もなく、社員誰もがどっちを向いて働いていいのか分かりません。
また、オレが今アサインされている案件も、表面上は順調に回っているものの、決して盤石とは言えません。業務と技術、両方の仕様が複雑で人材入替が難しく、しかしチーム内のキーマンはパートナーさんだったり、業務仕様に最も熟知している人が今年末には定年を迎えたり、と突然人が抜けてしまうリスクがつきまとっています。
この両方をなんとか解決するのが、オレが会社に与えられたミッションです。どちらも昨年末からじっくりアイディアを煮詰めてきました。今年はそれを実践に移す年にしたいです。
前者は、昨年末に社内で行ったビジネスモデルキャンバスの勉強会をきっかけに、社内にリーンスタートアップを持ち込み、手応えを確かめながら新規事業を開発できる環境を作る。
後者は、開発標準と案件導入資料を準備し、人をアサインし易い環境を作る。
どちらも直接売上げに繋がるような類いの役割ではないですが、社内に今漂う漠然とした危機感を打破するのには、どちらも必要な役割だと思っています。
そういえば、昨年末にとても良い記事を見つけました。
オレが目指すべきは、この記事に書かれている「ヒーロー」になる事だと思っています。問題に対して勇気を持って果敢に立ち向かう。しかし、いづれは必要なくなるし、必要なくなるようにすべき役割。
その「ヒーロー」になった証として、更に言えば、自分の所属する会社の、「インなんとかさんはどうなってもいいからアトラスだけは」とかほざいてた連中に対する「反撃の狼煙」として位置付けた「証の形」が「デブサミへの招待登壇」です。
デブサミには公募登壇もあるので、申し込めばアクティブに登壇のチャンスが作れる可能性はあるかと思います。でもそれだと「証の形」としては弱い。誰の目から見ても明らかな成果を出し、適切なアウトプットによって外部の人に成果を伝え、デブサミにご招待頂ける様な有効なコネクションを社外に築いていく、その結果として向こうから登壇して欲しいと依頼されるまでになる、そこまで出来て初めて「証の形」ではないかと思っています。
デブサミ登壇にこだわっているのは、2年前のデブサミアンオフィシャル前夜祭での@yattomさんとの約束があったからです。
あの時は何も見えてなかった、とても自分がデブサミに登壇するなんて口が裂けても言えなかった。
でも今は、少なくとも立ち向かうべき問題は見えています。解決する為にやらなきゃならないことは数多くあり、その方策を行うにしても、オレの知識はあまりにも拙い。調べるべきこと、学ぶべき事は山ほどあり、それを社内に持ち込む為に咀嚼・抽出する必要もあります。
それでも、やるべきことが分かっているなら、あとはやるだけです。もしこれだけのことを成し遂げられたら、きっとデブサミ登壇に相応しいだけのストーリーは作れるんじゃないかと考えています。
2年前の約束を果たすために、まず足下で成果を出す。今年の目標にはそんな意味も込めました。
最後に
ふりかえれば、転職してからの2年間は、自身の精神状態としても環境としても、決して良い状態では無かったと思います。年が明ければ、現在の職場での3年目の生活が始まります。この元旦に立てた目標を常に胸に置き、成果を、届ける価値を意識して、全力で取り組みたいと思います。
改めまして、本年もどうぞ宜しくお願い致します。
おまけ
以前の同様のエントリは以下。
*1:もう毎年書いててメンドクサイから省略