ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

4/8(日)、vs川崎、等々力陸上競技場【多摩川クラシコ】


川崎 0 - 1 FC東京



 二年ぶりに開催された多摩川クラシコは、FC東京が劇的勝利を収めました。選手もスタンドもまるで優勝したかのような大騒ぎ!


 元々多摩川クラシコは川崎側の提案から、「多摩川を挟んだライバル関係ということで互いに盛り上げていこう」という広報的観点から作られたお仕着せのダービーマッチ。でもわざわざクラブ側が盛り上げてくれるんだから、乗っからなかったらサポーターじゃない!とばかりに両チームとも大いに盛り上がっていました。この辺が川崎らしくもあり東京らしくもある雰囲気です。


アップ開始前、サポーターに挨拶する選手たち。気合十分!


アウェイゴール裏一階席。超満員!


アウェイゴール裏二階席。こちらも満員御礼。



オーロラビジョンからも歓迎を受ける。


試合開始時のファンファーレ。(これはクラシコに限らず川崎のホーム開催だと必ずやります)


フェアプレイフラッグ入場


バックスタンドのコレオグラフィ。


選手入場!


試合前記念撮影。ちゃっかりドロンパもw。


 試合は前半、やや東京ペースで進みます。得意のパスサッカーが冴えわたり、相手陣内を脅かすも、あと一歩が届かず。反対に川崎も中村憲剛を中心に責めるも、権田のファインセーブもあって得点を許しません。前半はスコアレスで折り返します。



 試合が大きく動いたのは後半明けた直後、長谷川が相手をファウルで止めると、これが二枚目のイエローとなり、退場。これまでの好調を支えてきた選手であること、タフな川崎相手に1人少ない状態で戦わなくてはならないこと、ありとあらゆる面で不安がのしかかります。
 ポポヴィッチ監督はここで羽生に代えて米本を投入、一枚少ない状況を守備の強化で乗り切ろうとします。



二枚目イエローで退場する長谷川。以前にも退場してたし、ファウル多過ぎだなぁ。


残り40分を1人欠いた状態で戦うことに…。


米本投入。


 やはり数的不利もあって、しばらくは川崎に自陣に押し込められる危機的シーンが続きます。しかし、それも10分ほどすると、徐々にパスがつながるようになり、相手陣内へ押し返せるシーンが増えてくるようになりました。もちろん全体としては川崎有利には変わりがないんですが、ボールポゼッションは川崎 5.5: 東京 4.5くらい。数的不利を考えると出来過ぎと言えるでしょう。


 後半30分には谷澤に代えて田邊草民を投入。これでさらにボールキープを高める方向へ舵を切ります。


草民投入!


 そして後半42分、セットプレーから森重が頭で押し込んで待望の先制点!これがそのまま決勝点になりました。
 最後のアディショナルタイム6分は、椋原を投入して全員で守り勝って川崎の攻撃を完封!劇的な勝利を収めることができました。


 この試合の最大の収穫は、なんといっても「たとえ数的不利になっても、ボールをつないで回してボールポゼッションを高くキープできる」ということが、実戦で証明できたことです。試合後のインタビューを読んでいると、実は普段の練習から数的不利状態でのDFを定期的に行っていたようで、その成果が見事多摩川クラシコで出せたようです。今後もこういうシーンはあるでしょうし、たとえ退場者が出なくても局面で数的不利が作られることはままあります。そういった際に多少なりとも戦える、点が取りに行ける、というのは非常に大きなストロングポイントだと思います。


 反対にネガティブな点は、長谷川アーリアジャスールの退場のシーン。あのファウルは後から振り返ると不要なシーンでした。長谷川は以前にもACLで退場になっています。好調を支えるキーマンの一人なだけに、このファウル癖はなんとか改善して欲しいです。



夕日の等々力競技場




 今回のオマケ



 前座として行われた両チームのユース同士の試合「多摩川コラシコ」。結果は3 - 3の引き分けでした。今の子たちは上手いですねぇ、ちゃんとサッカーになってた。






 競技場周辺の桜。良い季節だなぁ。




 両チームの選手バス。テレビ局が撮影してました。




 ベガルタ仙台サポーターから送られた花輪。なんじゃこりゃw。




 以下は、スタジアム横の広場で開催された「フロンターレパーク」。色々なイベントや出店で賑わってました。なぜかチョコバナナが人気で(おそらく川崎選手の変なポップが原因かと思われw。)、長蛇の列ができてました。今回オレのお目当てだった塩ちゃんこは残念ながら売り切れ。また次回狙っていきたいです。




 毎度おなじみ東京ドロンパ。今回は多摩川クラシコということで等々力競技場まで出張。相変わらずの天真爛漫ぶりでした。




 試合とは一切関係ないんですが、以下はオレの自宅最寄駅前の桜。みんな足を止めて見惚れていました。




 帰りがけに撮影した月と夜桜。我ながら良く撮れたと思います。