10/14(金)、巨人vs中日、東京ドーム

　巨人 7x - 2 中日

　今日は色々あってオフィスから飛び出して湾岸付近をうろうろしてたんですが、ちょっと時間が余ったのを良いことに東京ドームに行ってきました。中日は今季一時は首位に10差もつけられていたのが、今はなんといつの間にか首位！そしてM2！もしかしたら今日にはセ・リーグ優勝が決まっちゃうかもという事態に。もしかしたら優勝の瞬間に立ち会えるかも！？と思ったら矢も楯もたまらず発作的に東京ドームに駆けつけてました。なんとこれがオレにとって今季プロ野球初観戦。・・・だって、ドームの座席狭くて嫌いだし、神宮ではまず中日勝ってくれないから・・・。

　まぁそんなこんなで久々に生でプロ野球を見てきましたが、ご覧のように試合は散々な結果に。そもそも先発からして勝つ気が全くありませんねぇ、今季どころかプロ初先発のルーキー：大野をこの大一番で起用。せめてキャッチャーはベテランかと思いきや、谷繁でも小田でもなく、オレは申し訳ないけど名前も知らなかった松井。・・・落合さん、5連勝でそろそろ負けるだろうって、運を天に任す戦略かよ。対する巨人は大一番らしく澤村をマウンドに上げる本気振り。まぁどっちが気合が入ってるかは試合前に明確でした。満員のビジター側外野席に応えるプレイが見れなかったのは非常に残念です。

　実際試合が始まると、一回表、澤村は若干立ち上がりに失敗し、連打から森野の犠牲フライで1点を失った他は9回表の、同じく森野のソロHRまで安定したピッチング。

　一方大野は一回裏に長野からソロHRを浴びると、二回裏には連打と・・・あと和田の酷過ぎる(ありえないとかそんなレベルじゃねーぞ！！！)フライ処理ミス×2で一挙に5失点。その後三回裏にも1失点、四回裏こそ0点に抑えたものの、次の回の打席で中田亮が代打でバッターボックスに立ち、マウンドを降ります。

　大野の敗戦処理を任された久本、高橋は安定のピッチング。「守りの中日」らしくきっちり0点で抑えてくれました。高橋がマウンドに上がる際にはキャッチャーも小田と交代。九回裏の守備に中日ナインがつくことは無く、20:30を僅かに回ったかなり早い時間にゲームセットとなりました。

　誰が敗因かなぁ、と考えると、オレ個人としては和田と松井だと思っています。

　和田は言うまでもないけど2度のフライ処理のミス、あと貧打。最初のエラーはボールがライン上に落ちて白煙が舞い上がってるのにファールアピールはみっともなさ過ぎる！！たぶん相当目が悪いんでしょうねぇ、でもチームのことを本当に思うなら、中途半端なことをしないでちゃんと治してからグラウンドに立って欲しいです。あの2つのミスが無ければ2失点くらいで済んでたんじゃないかなぁ。

　あとは打たれたバッテリーなんですが、プロ初先発のルーキーならあのピッチングはまぁあんなもんかなぁと勝手に思ってます。落合監督も「あれだけ投げれれば十分」と言ってるみたいですが、まぁその意見にはほぼ同意。ただ、松井のアプローチがいただけない。マウンドのルーキーがめった打ちなのに荒木や井端に促されるまでマウンドに行くこともしない。オレが気付いた限り、松井がマウンドに行ったのはたった1回でした。お前もっと出来ることがあるだろう！？　おそらくですが、松井自身も他人を気遣えないほどいっぱいいっぱいだったんでしょう。5失点のうちの何点かは彼のミスだったんでしょうねぇ、どれも余裕の無いプレーでした。投手がローテーションの谷間で選択が難しくルーキー起用が止むを得ないのであれば、せめて女房役はベテランにすべきだったのでは。
　

　まぁ負けちゃったものはしょうがないので、気分を切り替えて行きたいですね。一方神宮球場で行われていたヤクルトvs阪神も、ヤクルト負けてMはついに１へ。明日にもいよいよ優勝が決まるかもしれません。大野の辛いプロデビューも、できればクライマックスシリーズ、そして日本シリーズに繋がる苦い良薬であることを期待したいです。

今回のおまけ

　今回初めて買った「立ち見席」。なんとコンコースと座席の境に設けたエリアで立ちっぱなしで見る席にもチケットがあるんですね。非常にお安いんですが、こんな席でも競争率は激烈で、試合開始一時間前の段階で外野周辺は満席、内野でもちょっとトイレに行こうものなら他の人に取られてしまうので水もろくに飲まずトイレにも行かず・・・。おかげでかつてないほどストイックに野球を見ることができました。ビール一滴も飲まなかったの、たぶん初めてだなぁ。おかげで試合が細部まで色々考察しながら見ることができました。こういう見方の方が性に合ってるかも。次からは座席採れても酒は極力飲まんようにするかw。