ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

12/29(水)、vs鹿島、国立競技場【天皇杯準決勝】


鹿島 2 - 1 FC東京


 前半39分に平山の豪快なオーバーヘッドシュートで先制するも、後半に大迫に同点ゴールを決められそのまま延長戦へ突入、延長戦後半ロスタイム、あと10秒でPK戦という矢先に本山の絶妙なクロスから興梠にゴールをこじ開けられ、逆転されると同時に、試合終了の笛が聖地国立競技場のピッチに鳴り響きました。笛が得点のものなのか試合終了のものなのかよく分からなかった我々観客席の人間は、FC東京の選手たちが一斉に崩れる様に芝生に倒れ込むのを見て、初めて元旦国立の、ACL出場の夢が絶たれたことを知ったのでした。



 本戦の敗戦を以ってFC東京の2010年の戦いは全て終了しました。細かい内容は、あくまで今年の戦い方を踏まえると、ですが、あまり不満はありません。選手たちはよく走り、精一杯のプレーをしてくれたと思います。平山もリカルジーニョも出来が非常に良かった。梶山も攻守共に相手に脅威を与えていたし、達也の走りも効果的でした。ただ、それでも鹿島には届かなかった、むしろマルキーニョスが抜けて戦力ダウンしているはずなのに。これがやはり今季16位と4位の実力の差なのでしょう。


 あえて文句を付けるなら交代のタイミングの遅さでしょうか。3人目の大竹投入のカードが切られたのは延長戦後半に入ってからで す。もっと早くから出場できていたら勝てた、とは言いませんが、以前から大熊監督の交代に関する采配には疑問があっただけに、どうしても来季に向けて不安が残ります。


 FC東京は降格の話がありながら、殆どストーブリーグの話題に参加していなかったのですが、この翌日から一斉に発表が始まりました。大黒、前田、リカルジーニョ期限付き移籍終了、キム・ヨングンの大宮完全移籍、赤嶺の仙台完全移籍、松下の仙台期限付き移籍。まだきっと出てくるはずです。もしACLに出場できていれば違った結果になったかもと思うと非常に残念です。


今年の総括については近いうちに書いてみたいと思います。