ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

第一回Flex勉強会の感想 「まとめ」編

随分間が空いてしまいましたが、前回の続きです。今回が最終回、総まとめです。

第一回勉強会の総括

結局のところなんですが、第一回Flex勉強会は失敗だったと思っています。時間の無い中で何でもかんでも詰め込みすぎた、それゆえ課題は誰も完成出来なかったし、充分にFlex開発を理解して貰う事が出来なかった、そう思います。


テキストの完成度も低く、講師の説明なしには自分がこれから作るサンプルを具体的にイメージ出来た受講生はいなかったはず。テキストと呼ぶにはあまりもお粗末な出来でした。私が日中業務をこなしつつ作成していたので時間的に限りがあり止むを得なかった面もあるのですが、もう少しなんとかしたかったというのが本音です。


今回は一ヶ月半という短期間で毎週土曜に必ず実施する、しかも受講生も講師も社員のみ、という欠席することに対して罪悪感を感じやすいレギュレーションだったので脱落者も出ませんでしたが、もしちょっとでも中弛みしそうな要素があればきっと半分位の受講生は途中から勉強会への参加自体を諦めてしまっていたかもしれません。


不幸中の幸いというべきか、受講生には楽しんで勉強会に参加して貰えたようですが、よくよく聞いてみると、Flex自体に関してはそれなりで、どうもどちらかと言うとオレ自身の挙動やトークが面白かったようなのです。…楽しんで貰えたことに変わり無いのですが、そもそもの勉強会の主旨を考えるとどうも府に落ちないような…。


一番最初の目的「Flex案件に参画するに当たって、自らの技術力に危機感を持って貰う」はうまく行ったと思います。ここから先は個人の努力次第ですが、これをきっかけに積極的に技術に対して取り組んで貰えれば、休日返上で準備したオレにとってはせめてもの救いになります。

第二回勉強会の状況

第二回の勉強会は3月から始まっています。全17回を予定して隔週ペースで開催しており、既に折り返しを過ぎました。前回よりも長い期間での開催なので途中での欠席もOK、でも遅れは自力で取り戻せよ、というややユルイ姿勢にしています。
課題に関しても、勉強会内で取り組む時間を大幅に増やし、宿題にしなくても時間内に終わるように設定しました。単純に一課題に取り組む時間は前回の2〜3倍は取っていると思います。そのかいあってか、現在までに課題を完遂出来なかった人はほとんどいません。(…つまり少しはいるということ。orz)


テキストも大幅に増やし、個別コンポーネントコンテナーの説明を大幅に増やしたり、ソースコードには必ず動作した際の画面コピーを貼るようにして具体的な完成図が分かるようにするなど、色々と分かり易く改編しました。…おかげでテキストのは現時点で150ページを超えました。目下増殖中。現在のところ、テキストのグレードアップの効果は受講生の様子からは感じる事が出来ませんが、後々の事を考えてクオリティを上げて行くつもりです。

今後の方針

今後もFlexの勉強会は何回か開催を予定しています。現在は土曜の午後に開催しているのですが、さしあたって今回のが終われば要望の多い土曜の午前に開催したいと考えています。家庭を持っている社員は家族サービスなどもあるので、土曜の午後を会社のために割く事が難しいみたいですね。あとは社の各部署でそれぞれ行うワーキンググループ(WG)が午後になる場合が多いので、頻繁にWGを行う部署に所属している社員には午後開催だと参加が難しいようです。


最終目標は勉強会の内容をベースにして教育カリキュラムを、それもe-ラーニングを作ることです。できれば座学の部分を動画化して可能な限り受講者が単独で勉強できるようにしたいなぁ、と考えています。動画をニコニコ動画で公開しておけば広報も兼ねる事が出来るでしょうし(そんな安直なモンかどうかは知らんが)、課題や個別指導を非公開にしておけば動画以外の部分を有料化するなど、差別化は出来るでしょう。


問題は果たしてオレがどうやってその時間を捻出するか、と言うことですな。…どう考えても時間が足らねーよ。