ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

餃子にまみれたかったから蒲田飲み歩きツアーをやってみた。

はじめに

 この記事は「餃子 Advent Calendar 2019 - Adventar」の11日目です。去年の6月に無性に餃子が食いたくなって、友人たちと蒲田で餃子の食べ歩き&飲み歩きをしました。その時写真も撮るには撮ったんですが、撮ったっきり放置してたのでまとめて載っけてみます。店名とかはかろうじて記録があったんですが、味とかは記憶にないので(まぁだいたい美味しかった、はず)、見た目のみお店選びの参考にしてもらえればと思います。



1軒目:歓迎(ホアンヨン)本店

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2軒目:ONE

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3軒目:金春 本館

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4軒目:東京餃子軒 蒲田東口店

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終わりに

 なんで蒲田ってあんなに餃子屋があるんでしょうね。理由はさておき、とりあえずぜひまた行きたいです。

障害対応で仕方なしに仕事始めたらここをオフィスにしたいと思った旅先のポイント

はじめに

 この記事は「旅するエンジニア Advent Calendar 2019 - Adventar」の10日目です。


 ITエンジニアなら24h/365dayの運用保守を強いられることは珍しくないと思いますが、やはりオレもその経験があり、旅行先にも仕事用のノートPCを持参するのが当然かと思われます。……えっ、「旅先にノートPCなんて持っていったことがない」? 貴方本当にITエンジニアなんですか? ちゃんと仕事してます?


 そしてそんな時に限ってシステム障害は発生するものでして。いやぁ、障害通知を京都駅で受け取って、駅構内のマクドナルドで修正→コミット→デプロイしたなんてこともあったなぁ。時と場所を選ばず通知されるシステム障害に、やはりこちらも仕方なしに時と場所を選べずノートPCを開くことがままありました。そんな経験の中で、案外居心地がよく仕事し易かった場所がいくつかあったので紹介します。


 なお、あらかじめお断りしておきますが、これらの場所で仕事をすることは推奨されませんし、むしろ通常であれば怒られると思います。あくまで緊急避難的な行動であり、どうしても仕事せざるを得なかったという前提があることをご承知おきください。あと電源や電波は考慮していません、オレが仕事したタイミングでは、電波は届いたはずだけど。



大阪府海遊館

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 オレは水族館が好きで、旅先に水族館があると必ず立ち寄るのですが、中でも海遊館は大のお気に入りです。でかい水槽、良いですよね。
 海遊館は20時まで営業しているのですが、夜は館内BGMも落ち着いたものに変わり、ライトも落とし気味にしてムーディーな感じになります。休憩スポットが頻繁にあってベンチが至る所にあるのが助かります。平日だとなぜか客があまりおらず、そういった意味でも仕事しやすいです。
 仕事に疲れた目をふとあげると、目の前には雄大に泳ぐジンベイザメ。ここを仕事場にできたらどんなに幸せか、と思いました。
 ちなみに、午前中は団体観光客や幼稚園・保育園・小学校の遠足のお客さんで満載ですので、仕事したければさっさと館外に出ましょう。


www.kaiyukan.com




宮城県:松島 福浦橋

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 日本三景のひとつ、松島には福浦橋という橋があり、200円で渡ることができます。その橋を渡った先を散策できるんですが、そこの東屋が仕事し易かったです。観光客も殆ど来ないのが素晴らしい。目の前には日本三景の美しい海、緑に覆われた静かな環境で涼しげに海風に当たりながら仕事をするのは最高でした。ちなみに蚊にめっちゃ刺されるので、蚊取り線香は必須でしょうね。

www.town.miyagi-matsushima.lg.jp



終わりに

 以上、旅先で仕事し易かった場所でした。繰り返しになりますが、これらの場所で仕事することをオススメしているわけではなく、あくまで緊急避難的に作業せざるを得なかったけどやってみたら仕事し易かっただけ、ということをお忘れなきよう。
 今オレは運用監視を行う必要がない仕事なので本来必要ないですが、しかしなんとなく怖くて旅行先にも仕事用ノートPCは持って行ってしまいます。職業病って恐ろしいですね。それでは

かつてITエンジニアの端くれが夢見た幻想郷「MF電脳部」

 この記事は「#しがないラジオ Advent Calendar 2019 - Adventar」の9日目です。「しがないラジオ」のアドベントカレンダーとして相応しい内容かどうかは自信がありませんが、少し思うところがあってそれを書いてみたいと思います。


 2017年7月からだいたい月1回のペースで土曜午後に「MF電脳部」という活動をやっていました。
 「MF電脳部」という名前は、参加メンバーの多くがかつて所属していた会社の名前の頭文字をとりました。なので活動への参加条件は

  1. 現社員・協力社員
  2. OB・OG
  3. 上記1or2の知人・友人

いづれかに該当することとし、オープンな参加募集は行いませんでした。

 会場もその会社が持つコワーキングスペースのような場所を使わせてもらいました。20名くらいのワークショップくらいなら全然出来ちゃうようなスペースと、四谷という東京のど真ん中な立地という、贅沢な環境です。ただ、割と使用できるタイミングが限られるので、他の場所も色々試してみたんですが、使い勝手が悪くて、結局この場所に戻ってきちゃう感じでした。


 キャッチフレーズは「ひとりでやったり、みんなでやったり。」ユルく、無理せず、気ままに、気楽に、楽しく、ITエンジニアリングとそれに関わることで遊べたらいいなと思ってやっています。みんな仕事やプライベートが忙しいので、無理して参加したりもしないし、参加を強要したりもしないです。会場が確保できない時も無理に開催したりしません。とりあえず会場が確保できて、2人以上集まるなら開催、みたいな感じです。なので、各回の参加人数は、多くて10名程度、少ない時には本当にたった2名でした。



 MF電脳部を企画したきっかけですが、だいぶ前の話なんで記憶があいまいなものの、確かこれだった気がします。
takigawa401.hatenablog.com
 友人たちと電子工作を体験しよう、という遊びだったんですが、世間のIoT需要についていけてない身の上でもあったので、「こういうのを定期的にやれる場所が欲しいね」って話を元上司兼現飲み友達の@twissyorgとしてたんです。ちょうどそんなタイミングで、我々の古巣の会社でいつのまにかコワーキングスペースを作った、しかもその管理責任者が、我々と酒飲み仲間だった元同僚だという話を聞きつけまして。空いている時でいいからコッソリ場所を貸してくれとお願いして快諾してもらい、かくしてMF電脳部が開催されることになりました。……え、経緯が薄っぺらいって? こういうのは勢いですよ、言い出して動いたモン勝ち。
 結果的に管理責任者だった彼がちゃんと社長に報告してたので、会社からも黙認してもらえてたみたいです。元社員だから赤の他人にも等しいのに、こういうところは懐が広いなぁ、と思いました。




 主な活動は「もくもく会」です。テーマはありません。参加者が自分でその都度テーマを設定し、自分のペースで勝手に取り組みます。
 PythonやGo言語書いてるヤツもいるし、プレゼン作ってるヤツもいるし、ハンダ付けしてるヤツもいるし、ノートPCの初期設定してるヤツもいるし、ブログ書いたりとかしてるヤツもいました。
 もちろん、せっかく集まっているので協業もあります。突発的にAlexaのモブプロが始まったこともあったし、計画的に大きめのプロダクトを数人がかりで作る人もいました。


 また、外部から講師役の人を呼んでワークショップや座談会をやったりもしました。ワークショップの前提は「素振り」であること。ちゃんとした場でワークショップの講師を担当する人には、少なからず「事前に試しておきたい・反応を確認しておきたい」という思いがあります。大規模の人数を向けたワークショップ、しかもそれが有料だったりすると、やっぱり事前にある程度用意したワークショップを検証・確認しておきたくなります。そういったときに「電脳部」を活用してもらい、メンバーから希望者を募って受講者として参加してもらって、ワークショップの素振りをしてもらうことがありました。
 登壇者からすれば、事前にワークショップの出来を確認できるし、メンバーからは本来有料のワークショップに無料で参加できる、本来関わりの薄い世界に触れられて見識を広げることができる、というWin-Winが成り立っています。電脳部のメンバーは基本的に好奇心の強く何事も面白がれる奴らばかりなので、ワークショップの参加は任意にしてあるにも関わらず、ほぼ全員が参加してます。最後にきっちり感想まであげて、改善のお手伝いもしたりするので、講師役の人にもそれなりに好評だったりします。


 終わった後の打ち上げも参加したい人が自分のペースで勝手に飲んでもらうようにしてました。時間無制限セルフサービスで飲み放題ってすげー楽チン(時間無制限は土曜日だけのサービスです)。
tabelog.com





 2019年12月07日の活動をもって、MF電脳部は全ての活動を休止しました。理由はいくつかあります。会場として使用させてもらっていたコワーキングスペースが使えなくなること、直近で参加者数が低迷していたこと、言い出しっぺの片割れであるオレがこの年末年始で東京を離れること。続ける理由も方法もありましたが、ダラダラと惰性で続けるよりはここで区切りをつけようと決めました。


 本当にいろんなことをやりました。
 みんなでモブプロやったり

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VRで遊んでみたり

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ボードゲームの試遊会をやったり

takigawa401.hatenablog.com


RSGT2019で実施する予定のワークショップの素振りに使ってもらったりもしました。

confengine.com


 飲みにもいっぱい行きました。話もいっぱいしました。直近自分たちが関わっている技術の話、ビジネスの話、興味分野の話、会社の話、プライベートの話、ロクでもない話、それこそ色々です。

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 オレ達はかつて同じn次請のSIerに所属していました。SIerとは名ばかりの実質派遣業で、全員客先常駐で自社には事務方以外誰もいなくて。
 だからこそ、半ば上からの押し付けではあったものの、土曜に自社に戻ってきてみんなで勉強する文化が根付いていました。土曜だから関係もフラットで、先輩後輩関係なく仲良くなって、そのまま遊びに行ったり飲みに行ったりして。なぜか個性の強い面々がたくさん揃う不思議な会社で(当時の採用担当の頭か方針がおかしかったんだと思う)、仕事や環境は決して良いとは言えないながらも、なんのかんのと面白おかしくやれてました。


 MF電脳部はその文化を踏襲していました。会社に所属していた当時は、我々の関係は上司・部下であり、先輩・後輩でした。MF電脳部ではそういった肩書きは既になく、互いが尊敬すべき一エンジニアでした。だからこそ、細々とながらも2年以上続けることができたのだと思います。
 メンバーの殆どは既に件の会社には所属していません。MF電脳部の活動中に転職した人、フリーランスになった人、主たる仕事のやり方を大きく変えた人、様々です。そういった中で会社に所属していた頃と変わらずITエンジニアリングで学び遊べていたのは、本当に楽しかったです。



 MF電脳部という形での関係は、今回一旦終わりを迎えました。でもオレたちの関係はこれからもきっと変わらないんだと思います。いつまでも、どこにいても、互いにITエンジニアとして刺激し合える、そんな関係が続いていくんじゃないでしょうか。



 改めて、みんなありがとう。またいつか一緒に楽しく遊びましょう!








 なんとなく関係ありそうな過去記事。

takigawa401.hatenablog.com

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「初恋ゾンビ」が「初恋」という淡い感情の比喩表現にチャレンジした作品だからみんなに読んでほしい。

 この記事は「オススメ本 Advent Calendar 2019 - Adventar」の8日目です。


 オレのオススメ本は「初恋ゾンビ」です。週刊少年サンデーでの連載を割と最近終え、現在は全17巻のコミックスが販売されています。サンデーうぇぶりでも過去話を一部無料で試読できるようになっています。

初恋ゾンビ(1) (少年サンデーコミックス)

初恋ゾンビ(1) (少年サンデーコミックス)

初恋ゾンビ(17) (少年サンデーコミックス)

初恋ゾンビ(17) (少年サンデーコミックス)

www.sunday-webry.com

何事にも情熱を燃やさぬ平熱”省エネ”高校生・タロウくんの前に、超どストライクな空飛ぶ美少女・イヴが現れた!彼女の正体は、タロウの欲望&妄想&願望を凝縮した脳内彼女的存在=”初恋ゾンビ”だった!!タロウの平穏な日々は、かくして一変し──!?少年サンデーが放つ次世代ラブコメ、ここに開幕!!

(初恋ゾンビ - サンデーうぇぶりより抜粋)


 主人公の久留米タロウは、NARUTOでいう血継限界によって「男性の初恋を可視化」できる能力を持ちます。とは言え、その能力は幼少時のとある事件で失われていました。高校一年生のある日、幼馴染の打ったホームランボールの直撃を頭部に受け、そのまま気絶。目が覚めた時には目の前に自分の理想を形にしたような可愛い女の子が宙に浮いていたのです。

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(初恋ゾンビ 1|峰浪りょう|小学館 )

 彼女の正体はタロウの初恋そのもの。幼少期の初恋の女の子「イブ」が自分の理想通りに成長した姿で具現化されたものでした。頭部への衝撃をきっかけにタロウは「男性の初恋を可視化」できる能力に再び目覚めます。

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(初恋ゾンビ 1|峰浪りょう|小学館 )

 タロウはその初恋が具現化したものを「初恋ゾンビ」と名付けます。初恋ゾンビは初恋が何らかの形で成就すると成仏(?)します。

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(初恋ゾンビ 1|峰浪りょう|小学館 )

 つまりイブを消すためにはタロウ自身の初恋を成就させる必要があるのですが、転校という形で10数年ぶりにタロウの前に現れた初恋の相手は、何と男……指宿凛々澄でした。

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(初恋ゾンビ 1|峰浪りょう|小学館 )

 実は幼少時にタロウが能力を失った時も、指宿と頭を激しくぶつけており(要するに頭突き)、それのショックで能力が失われていたのです。一方で指宿はその際にタロウから「男性の初恋を可視化」できる能力が感染させられており、10年以上たった独りでその能力に振りまわされ続けていました。
 そう言った理由から指宿はタロウを激しく憎んでいます(という体裁を取っている)が、能力を消すヒントを探すために、タロウと指宿は初恋ゾンビたちと深く関わって行くようになります。


 とまぁだいたいこんなあらすじです。ここまではサンデーうぇぶりでだいたい読めるのでぜひ読んでみてください。


 この作品で個人的にオレが興味を強く持ったのは、「初恋」という感情の表現の可視化にトライしているところです。
 例えば、失恋すると初恋ゾンビは「失恋ゾンビ」に変化し、創造主(=初恋をした男)を攻撃する存在になります。

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(初恋ゾンビ 1|峰浪りょう|小学館 )


 こちらは初恋を認めたくない、拒絶したい、初恋自体をなかったことにしたい(殺したい)状態の初恋ゾンビ

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(初恋ゾンビ 2|峰浪りょう|小学館


 こちらは初恋が見えていない(自覚していない)状態。
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初恋ゾンビ 3|峰浪りょう|小学館


 自分の初恋の思い出を守りたくていばら姫状態な初恋ゾンビ
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初恋ゾンビ 4|峰浪りょう|小学館


 初恋を忘れたくて氷漬けにしている状態。
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初恋ゾンビ 6|峰浪りょう|小学館


 こんな感じで様々な「初恋の形」が作品中には登場します。なかなか上手い表現だな、と思う初恋ゾンビも多いので、初恋のどの状態をどのように表現したか、に注目していっても面白いと思います。


 一見よくあるお色気系の作品にも見えるんですが、終盤に近づくにつれ、タロウと指宿の初恋を巡ってどんどんヘビーな展開になっていきます。ラストはあまりにも切ない……。彼らの「初恋」がどうなって行くのか、ぜひ見届けてください。


 作品としては、同じ週刊少年サンデーで連載し、アニメ化もした「神のみぞ知るセカイ」が比較的近い印象があります。あの作品が楽しめた人は、おそらくは「初恋ゾンビ」も楽しめるのではないでしょうか。


 以上、オレのオススメ本でした。それでは。


神のみぞ知るセカイ(1) (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ(1) (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ(26) (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ(26) (少年サンデーコミックス)

初恋ゾンビ(1) (少年サンデーコミックス)

初恋ゾンビ(1) (少年サンデーコミックス)

初恋ゾンビ(17) (少年サンデーコミックス)

初恋ゾンビ(17) (少年サンデーコミックス)

「美少女とは何か?」を再定義する

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 この記事は「美少女 Advent Calendar 2019 - Adventar」の7日目です。


 みなさん、美少女は好きですか? もちろんオレは好きです。意外にも女性でも美少女が好きな人はいるらしいですね、オレは美少年は好きじゃないけどな。
 しかし、美少女が好きだと言う割には、オレは「美少女とは何か?」をはっきり述べることができません。美少女ゲームなんていうものもあるんで、いかがわしさもどこかにあるかな、とも考えたんですが、どうにもイメージと違う気がするんですよね。アイドルとか女優さんとかも可愛いとは思うけど、美少女?う〜ん、まぁそうかもしれんけど、なんか自分が美少女だと思ったもの同士の共通項が見出せないなぁ、と。


 突然話は変わるんですが、先月こんなイベントを開催しまして。


takigawa401.hatenablog.com


 その時に元部下が自分の子供を連れてきてくれたんです。上記記事の写真に写る女の子の、片方の子。その子がね、可愛いんですよ。サラサラの髪をロングに伸ばして清潔感が漂ういでだち、幼い女の子らしい清楚で親のセンスが感じられる服装、幼い子にありがちのバタバタ走り回って大騒ぎすることのない、しかし子供らしく遊ぶ佇まい、何より知らないおっさん(=オレのこと)から突然話しかけられても、物怖じせずにちゃんと自分で受け答えできて、敬語が使えて、きちんと自分でお礼や挨拶が言える。非常に躾が行き届いていると感じました。こんな子がこの世に存在するんだな!って感心しきりでした。

 元部下自身は、数年彼の上役をやってたオレからすると、なんというか、「ちゃらんぽらん」という単語を習字で100回くらい書き初めした紙の束を、アメリカの量販店かなんかで売ってる健康に悪そうな色しためっちゃケミカルなジュースに溶かしてドロドロにして、それを人体錬成するときに間違って材料にしちゃったみたいな、そんなTHEちゃらんぽらんなヤツなんですよ。だからオレは、彼が娘を連れてくると言ってきた時に「どーせ小汚いガキを連れて来るんだろうな」とか勝手に思ってました。娘だと聞いてたはずなのに、なぜか昭和の漫画に出てきそうな10円ハゲのある丸刈りで鼻水たらしたガキがオレの脳裏にイメージとして浮かんだし。そんなんだったから、実際に彼の娘を見て本当にビックリしたんです。で、思いました。


「あ、美少女っていうのは、こういう子のことを言うのか。」と。



 その時感じた印象というか、衝撃というかを今ここで改めて思い出して、「美少女」という言葉をオレの中で再定義してみました。




「美少女とは、一輪挿しの花瓶に生けられた花である」


 たんぽぽ、ひまわり、水蓮、カーネーション、薔薇、百合、牡丹、様々な花が存在するように、美少女にもいろんなタイプが存在するんだと思います。ただ、「美少女」は1人で存在感を出し、魅了する存在なんじゃないかなぁと思います。
 桜のように木いっぱいに満開の花もいいでしょうが、可愛い女の子がいっぱいいても、オレはあんまり「美少女」とは呼ばないかなぁと思いました。女の子って集団でいるとかしましいですしね。


 あと、個人的な話で恐縮ですが、オレにとって花は非常に縁遠い存在です。自分で花を買ったことはないし、育てたこともない。「美少女」もそれと同じで、自分が縁遠い・触れない・近くにいることがない存在でこそ「美少女」なのかな、と思いました。仮に「美少女」との関係が近くなった場合、可愛い・美しいという価値は変わらないのだけれど、じゃあその人を「美少女」と思うかというとそうではなくて、友達だったり職場仲間だったりと呼び方というか自分の中のタグ付けが変わってくるんじゃないかと思います。「美少女」が「美少女」のままであるには、ある程度の距離感が必要なんじゃないかと考えました。



 以上、「美少女とは何か?」を改めて考えてみました。そのまま「美女」にも当てはまりそうな気がするけど、そういえば「美少女」と「美女」の違いって何かな? 色気とかの有無だろうか? 考えてみても面白いかもしれないですけど、それはまた今度にしておきます。




オンナノコになりたい! (一迅社ブックスDF)

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オンナノコになりたい!: 2 コスプレ編 (一迅社ブックスDF)

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高野山に行って満願成就してきた

 この記事は「今年行ったところ Advent Calendar 2019 - Adventar」の6日目です。



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 今年の8月に高野山に行きました。大阪に別件があり、そのついでという形を取ったのですが、目的は満願成就を果たすことでした。満願成就ってなんのこっちゃ?と思われる方もいるかと思います。言葉自体はいろんな使われ方をするとは思いますが、ここでは四国八十八箇所参りを果たし、弘法大使が開山した高野山を最後に御礼・お参りすることを指します。
 2016年12月の1ヶ月(正確には15日程度)で、オレは四国八十八箇所参りを自転車で行いました。(ちょっと寄り道をして松山→呉→尾道しまなみ海道今治も走りましたが)。それから2年半という月日が経ってしまいましたが、遅ればせながらその最後の締めとしてお参りしたいと思った次第です。


 以下はその四国八十八箇所参りをした際の写真の、ほんの一部です。


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 関東住まいの人間だと、大阪と高野山って割と近いんじゃね、とか雑に思ってたんですけど、高野山って和歌山なんですね。朝から電車乗り継いで丸一日の行程でした。その日はそのまま故郷の信州まで帰郷する予定だったんですが、残念ながらたどり着けず、途中の名古屋に無駄に一泊する羽目になったあたりに無計画さが窺い知れます。


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 もうだいぶ前のことなんで、当時の楽しさ・辛さ・苦しさ・寒さ、様々な感情を忘れかけていたのですが、久々に御朱印帳を持ち出して眺めてみると、やはり色々思い出せるものですね。他の観光客が何事もなく淡々と御朱印を貰っている様子に対して、御朱印帳の係の方にオレが御朱印帳を差し出した時に「満願成就ですね。おめでとうございます。」と言われた時は、その声が事務的なものであったとしてもやっぱり嬉しかったです。


 オレは四国八十八箇所参りという行為自体に興味があり、お参りする過程の旅そのものが願いでもあったのですが、本来四十八箇所参りとは修行だったり願いを叶えるためにお参りするものらしいですね。結果結願を果たした時に、実は特にお願いすることがなかったので、亡くなった祖父母の供養のために行った、という立て付けにあとでして、現在は御朱印帳は実家の仏壇にお供えしてあります。


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 高野山はそれ自体が大きな宗教都市で、なかなか観光しがいがありそうでしたが、御朱印を貰うことと奥之院と金剛峯寺にお参りすることしか目的にしてなかったので、全然観光している余裕がありませんでした。今度は事前にちゃんと下調べして、一泊してゆっくり観光してきたいなぁ。

バーでビールを

 この記事は「Beer Advent Calendar 2019 - Adventar」の5日目です。特に語るべき何かは持ち合わせていないので、とりあえず昨晩飲んできたビールをまとめて紹介します。

BrewDog Indie

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ANCHOR BREWING OLD FOGHORN ALE

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BROOKLYN SORACHI ACE

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KONA BEER FIRE ROCK Pale Ale

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Kasteelbier Kasteel Donker

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 季節はクリスマス、本当はクリスマスビールでも紹介できれば良かったかな、と思いましたけど、ちょっと気が早すぎたみたいでまだお店に入っていませんでした。バーってウィスキーを飲むもんだ、とかシェイカー振ってもらってカクテル飲むのがオシャレだよね、とかちょっと形式張った思い込みをされるかたもいますけど、ちゃんとビールを用意しているお店もいっぱいありますんで、ビール党も気兼ねなく行ってもらえればな、と思います。


 ちなみに上のビールをご馳走になったのはこちら。お店が暇ならバックギャモンとかの相手もしてもらえますよ。
www.bar-bluemoon.com