漢のワンフェス2016冬 #wf2016w
はじめに
もう半年以上前ですが、2月7日に幕張メッセで開催された「ワンダーフェスティバル2016冬」に行ってきました。ワンフェス参加もこれで10回目。我ながらよう続くなぁ。今回も色々写真を撮ってきたんですが、写真の整理サボってて、夏休みの余暇を使ってやっとついさっき写真整理が終わったので、今更ながらレポートを書いてみたいと思います。
過去のワンフェスレポートはこちら。
- 熱射病とガレキの山とヒトの群れに酔うワンフェス2010 - ミッションたぶんPossible
- 益荒男と行く漢のワンフェス2011冬 - ミッションたぶんPossible
- 益荒男と行く漢のワンフェス2012冬 - ミッションたぶんPossible
- 益荒男と行く漢のワンフェス2012夏【総まとめ編】 - ミッションたぶんPossible
- 益荒男と行く漢のワンフェス2013冬 #wf2013w - ミッションたぶんPossible
- 益荒男と行った気がしなくもない漢のワンフェス2013夏 #wf2013s - ミッションたぶんPossible
- 漢のワンフェス2014冬 #wf2014w - ミッションたぶんPossible
- 漢のワンフェス2014夏 #wf2014s - ミッションたぶんPossible
- 漢のワンフェス2015冬 #wf2015w - ミッションたぶんPossible
- 漢のワンフェス2015夏 #wf2015s - ミッションたぶんPossible
コスパ20周年記念展示
コスプレ服を扱う企業「コスパ」が20周年だそうで、特別展示をやってました。
いくら特別展示エリアだからって、床にそのまま抱き枕置いとくのはどうなんだろうか……。
コスプレグッズといっても色々あるんですねぇ。(しげしげ
こちらは撮影用スペース。オレが来たときにはレイヤーさんはいませんでした。まぁ普通の格好の人も撮っても問題ないんでしょうが。
ここはクロークかな? おそらくコスプレイヤーのものと思しきカートが山ほどあります。
スチームパンクな何か。毎回こういうの欲しいなぁと思うんですけど、高いんですよね、とても。
ガメラのパペット人形。愛おしそうに抱いている対象がガメラ、というのはなんか違和感ある。
児童……販売機……?
こちらはロックマンの原画。コロコロコミックだかコミックボンボンだかで漫画が連載してたみたいですね。オレは微妙に世代を外れてたらしく、あまりロックマンに思い入れがないんですよねぇ。
毎度おなじみ変なものばかり扱ってる「げんれい工房」。
メリケンサックっぽい荷物の取っ手。いや、メリケンサックでもあるんですけどね。
回した回数だけお経を唱えたこととおなじになるというマニ車、がついた納豆かき混ぜ棒。納豆をかき混ぜた分だけ徳が積める、かどうかは知らん。
梵字テープ。これは買っちゃいました。現在タキガワ家で活躍中。
憑物神フィギュアってことなんですが、どれがどの憑き物なんだろ?
木製の盾と剣。オレに小学生の甥とかいたら絶対にお土産に買ってたな。で、そのお母さんに怒られてた。うちは兄弟揃って結婚してないからどーでもいい夢物語ですが。
初音ミクフィギュアの作り方というか設計書というか。「中・上級者向けの商品ですので初心者にはお勧め致しません」とハッキリ書いてあるあたりに良心を感じます。
派手な動物だなぁ。これはお土産とかにうっかり買ってしまいそう。
同じ人の製作した派手な携帯電話カバー。なんと受賞歴があるみたいです。
ラジオだかアニメだかで大人気(?)、洲崎西(洲崎綾&西あすか)figma。ご本人と似てるかどうかは知らない。
ベルセルクや龍が如くといった作品とコラボ(インスパイア?)したシルバーアクセサリ。
同じくシルバーアクセサリですが、こちらは目玉をモチーフにしてるみたいです。若干怖い。
痛い痛い痛い痛い痛い。見てるだけで痛い。もちろん作り物。
機動警察パトレイバーのヘルメット。コスプレなのか、展示に合わせて用意された頒布物なのかは分かりませんが、出来はホンモノ!
ぱっと見、チョコレートっぽいアクセサリです。
こっちは本当にチョコレートなレリーフ。すごい!
こちらはフィギュアではなく、その台座を作ってるみたいです。
こちらもフィギュアそのものではなく、腕等に取り付ける武器を作って売っています。頒布されている方に聞いたら、女の子のロボット化とかが流行ってるけど、一から作るのは大変なので、既製品に取り付けて自分でちょっとカスタマイズできるようなものを作れないか、と試行錯誤してるとのことでした。
こちらで売っているのもフィギュアではなく、ふんどし。ふんどしをどうしろと。
なつかしの魔神英雄伝ワタル。魔神って、当時稼働するプラモとして売ってましたねぇ。いっぱい作ったなぁ。
鳥のピンバッチ。3〜5cm程度と小さいですが、とても細かく丁寧に作られています。その分大きさによらずお高いです。
レゴで作った回転ずし屋さん。これ、売ってるのか?
木で作られたペーパーナイフ。ペーパーナイフに限らず、バターナイフのようにちょっと切る作業に使って欲しいとのことでした。黒の方が硬い材質で、その分お値段も高いです。この黒い方を一本購入してきました。紙は……あんまり扱わないけど、かといってバターナイフにするには勇気が要るなぁ。
フェルト布で作られた人形。特に鳥の方は雰囲気あっていいですね。
これは紙彫刻、というか、立体切り絵というか。こういうのもあるのか。
アニメ作品を模して染めた手ぬぐい。少しお話を伺ったところ、型や配色はあるので同じようなものはできるのだけれど、基本的には職人が一枚一枚手で染めているので、完全に同じものは2つとないそうです。市販の手ぬぐいと比べてお高いんですが、それなりに手間暇がかかった逸品ということなんでしょうね。
今回は割とドールに時間を割いて見ていました。ドールって、いわゆるお人形遊びのイメージが強くてあまり興味がなかったんですが、注意深く見てみると、カスタマイズ性が高く、オリジナリティを出しやすいんですよね。それでいてフィギュアと比べて稼働するので好きなポーズを取らせられるし、布でできているので肌に触れたときに温かみがある。ハマる人が多く、ハマったら抜け出せないことから、「ドール沼」って言葉もあるのも納得です。男性タイプがあるのは今回初めて知りました。
ドールに着せる服や飾りを作るための皮。ものすごく薄いです。
こちらで売ってるのは、ドールのTシャツ。パンツをおまけしてくれるみたいですけど、パンツ要るか?
……要るか、履いてなかったら落ち着かないもんな。
こちらはドールをM字開脚させるための換装パーツ。オレがM字開脚をドールにさせたいかはさておき、なるほどこういう需要もあるのか。
ドールにアニメのキャラと同じ服装をさせたものです。見てすぐラブライブだと気づく自分がかなしい。
こちらは、単に既製品に服を着せただけではなく、本格的にラブライブの南ことりを目指して作られたドールです。なんと10万弱という高額にも関わらず抽選で当選した人のみが購入できる、という人気ぶりだった模様。しかしよくできてるなぁ。
畳っぽい板。持つと意外に重いです。コースターみたいに使ってもいいし、フィギュアやドールの台座にしてもいい、と説明してくれました。
たまたま通りかかったトークショー。ご年配の方が特撮の重鎮らしく、たくさんの人が羨望の眼差しで取り囲んでいました。
荷物を配送するための配送所、かな? オレが見たときには落ち着いていました。
すべて一点物の焼き物。焼き物でこの造形はとんでもなく難しいでしょうね、焼くのに失敗したら簡単に割れちゃうだろうし。お値段もお高いんですが、製作の過程を想像するとそれもうなずけます。
動く待ち合わせ場所、というかぶりものをかぶった男性。ちゃんと許可を得て撮影させてもらいました。
「本当に待ち合わせ場所に利用されたりするんですか?」と聞いたところ、「まぁそうやって利用するのは身内くらいですねぇ」「身内にとってはどこにいてもすぐ分かるからとても便利です」とのことでした。
艦これの呂500。かなり硬い木を彫って作ってるらしく、製作はとても大変なんだそうです。
鳥かごのペンダント。中の鳥はガラス製なんだそうです。ペンダントならかなり振られたり、その衝撃で外の籠に叩きつけられて割れたりするんじゃないかと思って、その辺を質問させてもらったところ、「そんなに簡単には割れないですよ」というお答えをいただきました。まぁこういうアクセサリを付ける人は走ったり暴れたりはしないか。オレの心配は杞憂だったようです。
……なんだろうな、こりゃ。しかもプロモDVDまで作っちゃったのか。
ジョークポストカード。作品にちなんだブラックジョークがしびれます。
いわゆるCTスキャンとかで輪切りにした画像を、一枚ずつ透明なアクリル板に印刷して作られたアート。けっこうしっかりした作りで、お値段もそれなり。綺麗なんですが、オレはこういうグロ系はちょっと苦手なので……好きな人には管理もしやすくて綺麗でちょうどいいオブジェでしょうね。
お、半額だ、とうっかり買った焼きそばを昼飯に少々の休憩。味はまぁそのつまりイベントの屋台のものですから……。
不思議の国のアリスをモチーフにしたフィギュアたち。全部揃えたら気持ちいいでしょうねぇ。
リアルJKをフィギュアにするとこんな感じになるみたいです。不気味に谷は超えられなかったみたいですが、個人的には雨で濡れたJKのにはグッとクるものがありました。
ワンフェスはフィギュア・ガレキのお祭りですが、書籍も売ってます。
コスプレエリア
会場と会場の間の外通路を利用したコスプレ広場。当たり前ですがここだけ屋外でエアコン効いてないので、ただでさえ暑いのに、これだけ人が密集してるからさらに暑いです。
そのコスプレ広場で今回オレが撮った唯一の写真。どうしてそのふたつを掛け合わせたかな。
企業ブース
ここからは企業ブース。金の掛け方がダンチです。
ジョジョの奇妙な冒険、第四部から東方丈助。なんと等身大フィギュアです。この大きさでこのディティールはすごい!
こちらは「亜人」の等身大フィギュア。つくりがシンプルになった分、驚きは先ほどの丈助ほどではないかな。
同じく、「冴えない彼女の育て方」から加藤恵の等身大フィギュア。こちらは確か200万くらいで実売されたはずです。どんな人が買って、どんな風に管理してるんだろ?
こちらは食品サンプル雑貨。野菜のような植物系の食べ物は、ぱっと見で偽物だとすぐ分かるんですが、イカやホタテなんかは触っても正直すぐには偽物とはわからないです。日本の食品サンプルの技術はすごい!
企業ブースにもドールがありました。こちらは一般ブースにあったものより、もっと明確にアニメ作品を意識しています。初音ミクのはライブ行くとよく見かけますね。(つまりライブ会場にまで持ってきて見せ合ってる人たちがいるということ)
お尻やおっぱいのところだけ柔らかい素材になっているフィギュア。係の方がぜひ触って行ってくれとおっしゃるので、遠慮なく触ってきました。う〜ん、はたから見ると単なる変態だな。
お、ミクダヨーだ。ミクになりきれない何か。
自転車用のライダースーツ。前回はアイマスだった気がしますが、今回はモバマス。シンデレラプロジェクト全員分はなかなか壮観です。コンパニオンのお姉さんも同じ服を着ていたので撮影させてもらいましたが、なんで腰から下をもっとちゃんと撮らないかなオレ!!?
ガルパンのあんこうさんチームのマークの付いた戦車。実はオレ、ガルパン一度も見たことがないんですよね。さすがにそろそろ見とかないとなぁ。
初音ミクのは今までも何度も見てきましたが、ラブライブのは初めて見た。
新宿にあるロボットレストランのロボットが展示されていて、試乗可能だったので乗ってきました。……よくわからんけど、とりあえずすごい。
……モンチッチ、だよな? なんでいまさら……?
鳥獣戯画のフィギュア。わりと最近自由にモチーフを使って作画できるWebサービスが公開されてましたが、まさかフィギュアにまでなるとは。
グッドスマイルカンパニーの2頭身フィギュア「ねんどろいど」は今年で10周年なんだそうです。10年でこんなに沢山のねんどろいどが発売されたんですね。
今回割と良く撮れた写真達
自分で見て、割とよく撮れたかなぁと思う写真は以下。1,600枚強撮影してきて、最終的に残した写真は400枚程度、ここにあるのはさらにその一部です。ふだんマニュアル撮影をあんまりしない分、こういう時に一生懸命練習してるかんじですね。
その他の写真はこちらから。エロ系はないはずですが、念のため閲覧の際には背後に十分ご注意ください。
感想
もう半年以上前のイベントなんで、すっかり忘れてるかなぁと思ったんですが、写真見てるうちにそれなりに思い出してくるもんですね。
とにかくこの回は「珍しいものを見て回ろう」と決めて、今まであまり注目しなかったものを重点的に見て回ろうと意識した記憶があります。ドールなんかをしげしげとながめてるあたり、普段との違いが出てるかもしれません。
あとはこのくらいのタイミングでゲームの艦これをプレイするのを止めてしまったので、あまり艦これフィギュアに目が行かなかったかもしれません。艦これは美少女フィギュアとロボットものの両方の要素を合わせ持つので、見てて面白くはあるんですけど、個人的な流行り廃りはこういうところでも表面化するんだなぁ、となんとなく思いました。
次回、つまりワンフェス2016夏は、この記事を執筆時点で既に参加済みです。現在レポートを鋭意執筆中ですので、しばしお待ちください。待ってなくても待ってたことにしてください。