読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

4/25(金)、「ビジネスモデルキャンバスをあーでもないこーでもない言いながら描く勉強会」に参加してきました。 #bmgworks

はじめに

 先月の話ですが、4/25(金)に秋葉原:クラスメソッド株式会社で開催されたBMG Worksの勉強会「ビジネスモデルキャンバスをあーでもないこーでもない言いながら描く勉強会」に参加してきました。



 会場に着くと、いつもの卓球台と、何故か戦艦長門のポスターが……。しかもなんで中破絵?


ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書


フォームチェック


 最初は主催の@take3000さんによる、この勉強会の主旨説明と、初めての参加者にビジネスモデルキャンバスの書き方を確認してもらう「フォームチェック」。この勉強会は、主催側が事前準備も殆どしないし、スライドとかも用意しない、というスタンスのユルい勉強会なので、それにあわせて「フォームチェック」のお題は、今話題のゆるキャラふなっしー」を取り上げることとなりました。みんなで意見を出し合いながら、ホワイトボードのキャンバスを埋めて行きます。
 ちなみに、みんな「ふなっしー」に詳しい訳じゃないので、それぞれスマホで検索しながらキャンバスを描いて行きました。参加者の中にお一人船橋市出身の方がいらっしゃった*1ので、色々裏情報(?)や当事者たる船橋市民の意見が聞けたのも面白かったです。



 こうやってキャンバス書いてみると、「ふなっしー」はゆるキャラというより芸人に近いですねぇ。しかも一発屋に近いと言うかなんというか。来年の今頃も彼はテレビに出ているんだろうか……?


キャンバス比較:「ふなっしー」と「くまモン


 今回のメイン企画、似た様なビジネスモデルを並べて、キャンバス描いて比較してみよう、というBMG Worksでも初の試みです。今回はフォームチェックで描いた「ふなっしー」と、やはり今人気絶頂のゆるキャラくまモン」を比較する事になりました。



 「くまモン」って、公務員だったんですね。全然知らなかった。その辺がキャンバスにも明確に表れていて、「ふなっしー」のビジネスモデルとの違いが出ています。


キャンバス比較:「サザエさん」と「ちびまる子ちゃん

 残り時間15分程度、でもまだやれる!ということで、似た様なビジネスモデルをもう一例書いてみることになりました。お題に選ばれたのは日曜夕方お茶の間でおなじみの二番組。他にも「エヴァガンダム」「プロ野球Jリーグ」なんてのもありましたが、参加された方がみんな知ってそうなテーマが最終的に選ばれた次第です。時間がなかったので、参加者15名程度が2チームに分かれて、それぞれ同時進行でキャンバスを描いて行きました。



 こちらの比較は、ビジネスモデルそのもの、の比較よりは、2チームに分けたことによる「ビジネスモデルキャンバスの描き方の違い」が出たかなぁと思います。サザエさんチームは、まず描くビジネスを「テレビ」にフォーカスして、そこから描いていきましたが、ちびまる子ちゃんチームはCS(顧客セグメント)から書き出して、「昔りぼんから入った人達もメインターゲットになるよね」となんとなしに「マンガ(作者:さくらももこ)」にフォーカスし、その先にアニメがあるような描き進め方をしました。
 なので、純粋にビジネスモデルを比較する、という観点からすると、目的に沿わない形になってしまったのかなぁと思います。
 ただ、それとは別に、描く人・観点によって、ビジネスモデルをキャンバスに描いてみると、似た様なテーマを選んだとしても意外に違いが出てくる、ということが如実に分かった気がします。知識ベースが異なるとキャンバスが変わるのは当然なのですが、それ以外にもこれだけ違いが出てくるというのは、ビジネスモデルキャンバスがそれだけ自由度の高いフォーマットなんだというのが分かりますね。

クロージング


 最後に次回イベントの告知と、有志による懇親会があって解散となりました。懇親会は今回は参加者が10名と盛況で、話題も多岐に渡り非常に盛り上がりました。「勉強会本体よりも懇親会の方が勉強になる」と仰っていた方がいらっしゃいましたが、両方とも身になる様にしていきますんで、次回も是非ご参加下さいね♪


総評

 今回の勉強会で扱ったテーマは、個人的には非常に目新しかったかなぁ、と思っています。


 1点目は「ゆるキャラにもビジネスモデルがあって、キャンバスが描ける」というもの。ビジネスモデルキャンバスはビジネスのスナップショットを短時間で確認できる、という点で優れたツールですが、「そもそもビジネスに見えないものにキャンバスを使ってみようとは思わない」という固定概念がありました。でもまぁゆるキャラだってビジネスの為に生まれた存在ですし、当然ビジネスモデルがあるわけですよね。キャンバスを描こうと思えば割と何にでも適応できるんじゃないか、というのは、世界の見つめ方として新しい視点になるんじゃないかと思います。


 もう1点は、「比較してみると違うものが見えてくる」というもの。元々ビジネスモデルキャンバスは複数のビジネスを比較する為に用いるツールですが、どちらかというとリーンキャンバスのように「同じ会社(ビジネス)に要素を足すor引くなどして、状態の変化を比較する」というような使い方が適しているのかな、と思いました。少なくともオレ自身は、同業他社を比較してみる、ということはあんまりしてこなかったです。

 今回の「ふなっしー」と「くまモン」は、ビジネスモデルに大きな差異が見て取れました。さすがに毎回ここまで大きな違いになるかどうかは分からないですし、同じゆるキャラにしても「くまモン」と「ひこにゃん」、「ふなっしー」と「ドアラ」を比較していたら、受け取った感想は全く異なるものになっていたんじゃないかと思います。

 似た様なビジネスモデルが乱立する中で特出するには、似てる中で明確な強みを持つ必要があります。(SIerとか?) ビジネスモデルを比較する訓練という意味では、今回のワークショップは非常に良かったんじゃないかと感じています。


 そういえば、この勉強会の直後にこんな記事がWebでちょこっと話題になっていました。オレも読んでみたんですが、記事の書き方に問題があり、楽天をdisる為に書いている様な節が見受けられ……。じゃあオレが比較し直そうかと思った時に、楽天はともかく、リクルートがどんなビジネスやってるのかよう知らんので、そもそも比較対象足り得るのか分からなかったんですよねぇ。この両社も一回キャンバスに書き起こして比較してみたいなぁとは思いました。(どちらの会社も大き過ぎてビジネスが多角化してるから、ビジネスモデルキャンバスに向かない様な気はするけど)

 次回は、「ビジネスモデル・ジェネレーションは読んだ!でも次に何を勉強したらいいか分からない……。」という方の為に、「ビジネスモデル・ジェネレーションの次に読むべき本を紹介し合おう!!」というちょっと変わったコンセプトで開催されます。1人5〜10分くらいで、参加された方から有志を募って、自分の読んだ本を簡単に紹介してもらう予定です。こういうのを「ビブリオバトル」って言うんですってね。
 普段とはだいぶ異なるBMG Worksになる予定ですので、今まで参加されて「ビジネスモデルキャンバスの描き方はもう分かったよ」という人もぜひぜひご参加くださいませ。

オマケ

 ちなみに冒頭の画像は以下の動画からお借りしました。たまたま昨晩視聴してたら今回の話題にぴったりなシーンがあったので、それで思い出してブログを書いた次第です。この動画が無かったらオレもブログを書くの忘れたまんまだったので、そう言う意味ではMMD杯に感謝ですな。


【第12回MMD杯本選】 GUN→GUN↑GUN↓ 【複合MMD】 by ポンポコ エンターテイメント/動画 - ニコニコ動画


ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

*1:ふなっしーは千葉県船橋市の非公式キャラクター