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ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

12/29(日)、vs広島、国立競技場【天皇杯準決勝】

雑記 FC東京



FC東京 0 - 0 広島 PK(4 - 5)


 ・・・実に悔しい結果となりました。誰かが呟いていたけれど、99%手にしたはずの元旦国立への切符が、スルリと手から滑り落ちた、そんな感覚を感じています。たぶん、広島とうちとの差は殆ど無くて、あと一歩、運命をたぐり寄せる何かが足りなかった、それはサッカーの実力以外の、例えば時代の流れとか、運とか、験担ぎとか、そんなものの差だったんじゃないか、と思います。


試合前のウォームアップを終えた塩田。塩田がGKに入るとサポーターが盛り上がります。




入場時、両チームゴール裏




 天気は非常に良く、気温は程良く低く、絶好のサッカー日和。選手達のコンディションも良さそうに見えます。








 FC東京は森重、チャン・ヒョンス、加賀を並べての3バック体制。広島の最も危険な選手である佐藤寿人にヒョンスをぶつけて攻撃をシャットアウトする、と言う作戦です。
 一方の広島もこちらの良さを打ち消すような布陣を敷き、ゲームはいわゆるミラーゲーム、相手の良さを互いに打ち消す、良く言えば玄人好みの、悪く言えば膠着した点の動かない試合となりました。





顔面ブロックで千真のシュートを防ぐ西川周作。すっげえ痛そう。



エキサイトするポポヴィッチ監督と村上伸次主審。ポポがエキサイトするのはいつものことですが、確かにジャッジが広島寄りだったように感じました。FC東京サポの視点なので、実際のところは分かりませんが。



談話しながら楽しそうに写真を撮るカメラマン。



後半途中、渡邉千真に変え、石川直宏を投入。2013シーズン前半は好調だった千真は、途中不調に陥ったまま、最後まで調子を取り戻すことができませんでした。



太田宏介プレースキックも、この日は奮わず。




 ゲームは90分で決着つかず、延長戦へ。



疲労の見える東に代えて、準々決勝のヒーローである林容平を投入。この後三田も投入し攻撃の圧力を強めます。






 延長30分を含めた120分でも決着つかず。PK合戦へと移行します。



円陣の輪の中で盛り上げる宏介。こういう時彼の明るいキャラクターは助かります。



FC東京1人目はその太田宏介。バッチリ決めて、幸先の良いスタート。




 塩田が広島1人目を止めると、会場は一気に沸き立ちます。










 続いて2人目はどちらも順当にゴールを決め、3人目で再び塩田がストップ。3-1で、次の4人目でFC東京が決めるか広島が外すかすればFC東京が元旦国立への切符を掴む、と言うところまで来ました。




 しかし、4人目の三田のシュートは西川周作に止められます。





 ここで広島4人目はなんとGKの西川周作。思えば、これを決められた瞬間から、勝負の天秤は広島寄りに傾いていたのかもしれません。





 西川は続くアーリアのシュートもストップ。一気に雲行きが怪しくなります。



 それでも次を止めれば勝ち。しかしそれは叶わず、PK合戦はサドンデスに持ち込まれます。





 6人目はどちらも順当にゴール。






 しかし、7人目のナオが止められると、続く広島はきっちりと決め、準決勝は広島に軍配が上がりました。




 この試合は相手の良さを打ち消すことに互いが重点を置いた試合で、贔屓目に見てもあまり面白くない試合だったと言えるかもしれません。
 意外だったのはFC東京の3バックの布陣。3バックと4バックをちょこちょこ変えるのはこれまでもやってきましたが、殆どが試合の流れの中で、修正の結果としてそうなったものが多かった。だから、3バックのメンツも、森重・高橋秀人・加賀orヒョンスという3人が多かったのです。ところが、今回は本職のDFが3人揃っての3バック。しかもヒョンスは佐藤寿人をマンツーでチェックするという、これまでに無い戦法でした。
 ポポヴィッチのインタビューを見ると、「我々はこの布陣をこれまで一度もしていない。FC東京はより攻撃的なサッカーをする為の練習を積んできた。こんな(守備的な)布陣なら練習しなくても出来る。」と言ったそうです。佐藤寿人に対する警戒心がそうさせたのでしょうが、実戦ぶっつけで実践出来るのは、チーム全体がレベルアップした証拠なのだと思います。


 冒頭にも書いた通り、この試合の両者の実力差は殆どありませんでした。ほんのちょっと運命の天秤が傾いたのが広島側だった。それはJリーグ王者の持つ底力だったのか、西川周作の顔面ブロックだったのか。オレがこの試合一番危惧していたのは、平山相太の累積警告による出場停止でした。国立男の平山だったら、あとちょっと足りない運をたぐり寄せてくれたはず。勝負事に「たら・れば」は禁句ですが、やはりどうしてもそう思ってしまうのです。


 これにてFC東京の2013シーズンは終了しました。


 FC東京ストーブリーグに突入し、既にポポヴィッチ監督退任と、ルーカス・平松の引退が発表されました。レンタル移籍だった選手のいくつかの去就が決まり、外国人選手の帰国が始まりました。これからもっとショッキングなニュースもあるのでしょう。
 FC東京は来季を新体制で臨む事になるわけですが、監督も、ルーカスの様な軸となる選手もいなくなる。やっぱり不安です。不安ですが、それでも選手とFC東京というチームを信じて来季も応援して行きたいと思います。


 選手・スタッフの皆さん、一年間お疲れさまでした。来季こそ優勝争いをしましょう!