ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

8/10(土)、vs川崎、等々力競技場【多摩川クラシコ】


FC東京 2 - 2 川崎


 2013年二度目の多摩川クラシコは、日中は40℃という誰も体験した事の無い様な猛暑(夕刻には幾分和らいだものの、んまだかなり暑かった)の中で開催されました。結果を見ると2 - 2のドロー、緊迫した接戦で、両雄一歩も引かない白熱した戦いでした。パフォーマンスが落ちても仕方ない気候にも関わらず、一切手を抜かずに最後まで走り切ってくれた両チーム選手に感謝したいです。そして、観客・選手ともに熱中症で不幸な事態にならずに済んだのは本当に良かった。


 この試合は慣れないゴール裏からの観戦だったので、正直細かい戦術とかは分かりません。大雑把な展開としては「突き放す川崎、追いすがる東京」という構図でした。どちらもパスサッカーのチーム、ただ、そのボール回しの様子は幾分違いがありました。ペナルティアークを囲むようにボールを回して隙を伺い中へと切り込むのが東京なら、川崎はショートパスの上下で守備のギャップを作りながら切り込んで行くスタイル。森重らFC東京の守備陣もかなり手を焼いていたように見えました。そんな中で基本のプレーにも見えるワンツーから抜け出した大久保に決められて、先制点を奪われます。


 それをすぐさま取り返したのが渡邉千真。前半折り返す時点では1 - 1というスコアは、FC東京側から見れば救われた思いでした。


 ところが、後半開始早々に、今度は同じく大久保のシュートを弾いたボールを中村憲剛に押し込まれる、という形で追加点を奪われます。中村憲剛があんなFWのような動きをするとは予測していなかったので、正直驚きました。


 これを取り返したのが太田宏介。ファウルから得たFKを直接相手ゴール右角に叩きこみ、再び同点に追い付きます。




 その後も相手の消耗からやや優勢にゲームを進めつつも均衡は崩れず、2-2で第22回多摩川クラシコは試合終了のホイッスルで幕を閉じました。


 この試合に関しては、とにかく「負けなくて良かった」の一言でした。あれだけの暑さの中、気を抜かず走って、けが人が出ずに済んだのが本当に良かった。川崎側は負傷退場があったようですが…。


 そういえば、この試合で面白かったのはルーカスでした。献身的なプレーをしてくれたことはいつものことなのですが、非常にずるいというかダーティーというか、いわゆる「マリーシア」なプレーが随所に見られました。普段はあんなことする選手じゃないんですけど。じゃあなんでルーカスがブラジル人らしくマリーシアを頻発させたか、それは川崎の黒人選手2人のあまりにあざといダーティープレーに触発されたからに他ならないでしょう。ルーカスは日本人より日本人らしい外国人選手ですが、相手にいいようにマリーシアをやられて腹が立ったのかプライドが刺激されたのか。結果的に「ブラジル人選手:ルーカスの本気」を我々は久々に見ることが出来たのだと思います。そういう意味でもこの試合は非常に貴重な試合になりました。


 でもまぁ、こんな暑さが今後続くのなら、確かに秋冬制を導入しなくちゃなんないのかな、と思っちゃいますね。日本はどうなるのかなあ、このまま亜熱帯気候になっちゃうんでしょうかね?




今回のオマケ



 川崎のドでかい横断幕。毎回見てる気がしますが、試合前に毎回出してるのかな?それともクラシコならではの特別仕様?



 我らが東京ドロンパクラシコの為等々力競技場まで出張。この時ばかりは「ドロンパも戦ってるんだなぁ」とかボンヤリ考えちゃったりします。



 等々力競技場の周辺は只今改修工事中。どんなふうに生まれ変わるんでしょうね?