読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

4/27(土)、vs川崎、味スタ【第21回多摩川クラシコ】

雑記 FC東京



FC東京 2 - 0 川崎


 多摩川の覇権、日本パスサッカーの頂点、何より1999年より続いたライバル関係、あらゆる因縁をチーム同士のプロモートによってショウアップされた第21回多摩川クラシコは、FC東京に軍配が上がりました。内容も文句無しのFC東京勝利。何かと煮え湯を飲まされる機会の多かった多摩川クラシコですが、今節に関してはスカッとしたFC東京の勝利で終われたのは、喜ばしい限りです。





 今回の試合は、素人が見れば「ミスの多い消耗戦」に映ったかもしれません。ただ、オレにはそんな風にはとても見えませんでした。この試合は、たぶんJリーグでも稀に見る高次元の展開が繰り広げられた試合でした。少なくとも、前半は。


 まずスタートから。FC東京はいつものスタメンでスタート。一方川崎は中村憲剛というチーム最大の攻撃のオプションであり大黒柱を怪我で失った状態からホイッスルを待つ事になります。中村憲剛というプレイヤーの凄まじさは、対峙したチームなら言わずもがなでしょうが、彼一人で全く別のチームに豹変するほどの力を発揮します。その彼がいなかったことは、FC東京としてはどれだけ救われたことか。

 しかし、試合開始直後の川崎は、その中村憲剛の不在を全く感じさせない、圧倒的な攻撃力を魅せつけます。縦に連動するパスは駆け上がるFWの間を何度も経由し、あっという間にFC東京ゴール前に迫ります。FC東京が強固な布陣を敷いていたこともあってゴールには至りませんでしたが、その破壊力は非常に危険なものでした。新加入の大久保嘉人がこれまた敵に回すと本当にヤな選手で、さっきまで攻撃を仕掛けていたと思ったら守勢に転じた瞬間に最も嫌なコースを塞いでかつ全力でこちらのDFにプレッシャーをかけてくるんです。矢島卓郎もこれは同様で、特に彼は途中でバテた大久保と違い、試合終盤までDFラインでボールをチェイシングすることを止めませんでした。両選手曰く「水を多分に含んでミスの起こり易いピッチ」に翻弄された両チームは、こう着状態ながらもやや川崎優勢で試合は運びました。


 その状況を打開したのがルーカス。チームの連動した動きで彼の周囲に川崎DFのエアポケットを作ると、落としたボールを鋭く右足を一閃、待望の先制点をもぎ取ります。




 後半開始直前。FC東京の選手の誰1人、審判でさえピッチに姿を現さない時間帯に円陣を組み終え、臨戦態勢で待ち構える川崎イレブン。気合の表れがこちらにも伝わります。





 ですが、後半に入ると試合はFC東京に大きく天秤が傾きます。大きく変わったのは右サイドが自由に使えるようになったこと。前半は川崎DFが厚くて右サイドを駆け上がるスペースが全く無かったのですが、攻守の移り変わりのかなり早期に右サイドの高い位置にパスを出すと、逆に攻撃参加していた川崎選手が戻り切れず、この部分に穴ができることにFC東京側が気付きました。川崎としても攻撃の重要なオプションだったこともあったのでしょう、くわえてハーフタイム後で修正のタイミングが無く、以後も森重から、高橋秀人から供給されるパスが面白いように紱永に繋がります。右サイドを起点に散々揺さぶりをかけた後、最後は東が再度ゴールネットを揺らします。


 この後もFC東京優勢で試合をキッチリしめました。昨年相馬前監督を退任に追い込んだ多摩川クラシコでの勝利、今季もキッチリ勝ち切れたことは素晴らしいことです。
 後半、川崎が失速してしまったのが非常に残念でした。個人的には途中まで非常にハイレベルな駆け引きが行われていた試合だったと思います。風間:川崎監督のやろうとしていることは、たぶんポポヴィッチのサッカー同様に正しい方向に向いているんだと思います。それが実現出来るかどうかは、選手と監督、それぞれの手腕にかかっているんでしょうね。



 じゃあ今節課題が無かったのか、というと、そうでもなく。実は2-0になった時点で選手があまりにも好調に見え、ポポヴィッチも交代をどう使うかにかなり迷っていたように見受けられました。実際交代が行われたのは試合終盤。どれもあまり効果的だったとは言えません。スタメンが良かったのも監督の手腕に寄るところが大きいので、「交代が上手く使えなかったから監督がイマイチだ」だなんて暴論には決してならないんですが、それでも「もう数点奪う為の交代策」があると嬉しいなぁ、というのは、サポーターの贅沢な悩みなのかも知れません。


今回のオマケ

 多摩川クラシコ恒例、「多摩川コラシコ」。小学生同士の前座試合は、1 - 4で川崎に軍配が下りました。川崎にすっごい上手な選手が1人いたんですよね。彼は数年後には年代別代表に選出されてるだろうなぁ。彼らの世代で行われる「多摩川クラシコ」が今から楽しみです。






]



 いつもおなじみ、我らが東京ドロンパ。今日は多摩川クラシコバージョンの顔でした。年に2回しかみられないのでレアっちゃあレアですね。







 こちらも毎度おなじみ青赤広場。今回はクラシコってこともあってか、川崎と東京の名産のお酒が並んでいました。飲んでみたかったけど、酔っぱらうと試合追えなくなるしなぁ。

 今回初めて「青赤丼(焼き塩鯖と焼き赤魚の丼)」を食べたんですが、滅茶苦茶美味かったです。山菜のアクセントもサイコー!そんなに難しくなさそうだから、今度オレも作ってみようかな。