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ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

中山ゴンに思う事


 こんなこと、オレが書く資格は無いよなぁ、とも思いつつ。


 オレはJリーグの試合は年間最低20試合(リーグ戦ホーム17試合+ナビスコ杯3試合)、年によっては50試合位観るので、たぶん今までに200試合以上スタジアムで見て来たと思います。当然中山ゴンの出場試合も三浦カズの出場試合もその中にはあるわけで、非常に印象に残ってしかるべき。…なんですが、実はあんまり「生」中山ゴンのプレーって覚えていません。一度や二度じゃないはずなんだけどな。点も入れられてたはずだし。


 物凄く鮮明に憶えているのは、自チーム:FC東京と磐田の対戦試合じゃなくて、タダ券を貰って観に行った東京V-磐田戦。後半ロスタイム*1でスコアは4-3で磐田リード。東京VのDFがペナルティエリア内でファウルを犯してPK献上。残り時間は30秒も無かったはず。蹴ったのは勿論ストライカーの中山ゴン。彼の蹴ったボールはクロスバーを強く叩き、ボールはハーフライン近くまで跳ね返る。そこからヴェルディの選手のドリブルで一騎駆け、ペナルティエリア手前でギリギリ磐田DFがファウルで止め、献上されたFKをワシントン*2が直接ゴールに叩き込み、スコアを4-4に戻したところで試合終了のホイッスルが響いた、という劇的な試合でした。

 まぁ中山ゴンにしてみれば不名誉な試合だったかもしれませんが、「その辺もゴンらしいよな(笑)」と試合後に仲間と話した覚えがあります。


 FC東京の試合では、スタメン発表や選手交代の際、相手チームにも関わらずFC東京サポーターから拍手が巻き起こることがあります。

 1つは以前FC東京に在籍していた選手。しかもただ在籍していただけじゃなくて、移籍時のいきさつがサポーターにとって快く送り出したい事情でないと拍手が起こらないんです。この「事情」の裁量は、サポーターでも見解が分かれることがままあるので難しいのですが。

 もう1つがJリーグの功労者が登場した時。オレが知っている限り、三浦カズと中山ゴン以外に拍手されている選手を知りません。


 FC東京サポーターにとって、オレにとって、中山ゴンって、そういう選手です。


 先ほど報道ステーションで、中山ゴンの引退報道を見ました。中山ゴン自身も出演していましたが、彼自身は決して「引退」という言葉を口にしませんでした。第一線を退く、とだけ。未練タラタラ、情熱はまだ残っている、と。近年は膝の怪我でずいぶん苦しんでいたようで、練習しながら治療するのは不可能、と判断したのでしょう。治れば、あわよくば選手として復活したい。彼の夢はまだ終わってないんだと思います。


 もしかしたら、怪我から復帰した彼は、故:松田直樹のようにJFLのような下位リーグに姿を現すかもしれません。もしかしたら、コーチや監督として登場するかもしれません。でもきっと彼の情熱が尽きることはないし、なんらかの形でオレ達が目にすることはあるはず。


 中山ゴンはどんな風に「第一線」に戻ってくるのでしょうか? 今からとても楽しみです。

*1:当時はまだ「ロスタイム」という呼び方だったはず。今は「アディショナルタイム」。

*2:当時は東京Vの選手。この翌年浦和に移籍して大活躍したので、浦和の選手という印象の方が強いかも。