「7人のアジャイルサムライ第6話」議事録
もう一ヶ月近く前になるんですが、クラスメソッド株式会社で開催された「7人のアジャイルサムライ第6話」の議事録的なものを載っけておきます(清書はあとでやります)。今日第7回が開催されるので、ちょこっと事前に目を通して貰えれば。
この回のテーマは「フリートーク」、それぞれがアジャイルに関する議論したいテーマを持ち寄り、流れのままにくっちゃべるというもの。勉強会のスタイルとしてはかなり緩くて事前準備コストが低い部類ですねぇw。
- @shintai246_
- @jun116
知識として知ってるか知らないか
アンテナ高い低いじゃなくて
アジャイルやってりゃある程度カバーできる
ペアプロ
- @banana_umai
アジャイル的にやってこう
外部からアジャイルやってる人呼んで
アジャイルだけやってても導入できないファシリテーション
チーム運営
やり方
成功体験を持っている人がいるかいないか
- @papanda
合ってるかあってないか
何のためにソフトウェア開発してるのか?
インセプションデッキ作っても「誰かのため」であって、自分のためにはつくらない
目的がなかったことによる弊害
無いなら逆に合わせやすい
ベクトルが異なっていると合わせられない 辛い目に合う
- @banana_umai
なぜウォーターフォールをやるのか?<ーそこに疑問を持つ人が少ない
仕事だから
知名度が足りない
- tYUI
ドキュメント書かなくていいから<ー痛い目に遭う
アジャイルプロジェクト❌
アジャイルというなのもとに手抜きプロジェクト ⭕アジャイルって手を抜くためにはあるわけじゃないから
後から入ってきた人にグチャグチャにされたくない いいから黙ってやってよ
- @shintai246_
ガチガチのウォーターフォールに一回持ってって、そこからアジャイルに降り直した
ー>仕様書もなんもなかった、人も入れ替わりが激しいソフトウェアの開発の歴史をたどってるんですかね?
ちょうどアジャイルサムライが出てきて
- @garden_tree
導入、浸透しちゃえばなんとかなる
技術力もファシリテーションも
ノウハウがないってこと?
プラクティスアジャイルに変えたから3人辞めた
ー>上流やろうぜー>アジャイルだから上流も下流もねーよ画面が見えないと動きがわからん <ーUIのスペシャリスト
スペシャリストを排除することがアジャイルではない
採用 人材
- @papanda
ファシリテーションとコーチングの学び方
講義を受ける
傾聴の本を読む
コーチング=相手の能力を引き出す
ティーチング=教える
ファシリテーション:人のファシリテーション
- @banana_umai
インセプションデッキ
ユーザーストーリーの粒度 <ーウォーターフォールなら要件
ジャストインタイム設計
タスク分割 みんなで分割に時間がかかる 設計どうなるの? そもそも時間がかかるのしょうがないの? とりあえずそこまで決めなくていい?
そりゃ時間がかかるんじゃないの
どうやってつくるの
ストーリーがあって、進めようとしたときに画面があるところまでやるのか? 画面遷移とかはどうするの
それだと分割できないですねぇタスクを分割しないと設計できない
一発で正解を作ろうとしているんじゃ?
とりあえず動くものを一本ルートで作って、動くようにしてから
先月までは3人でやってた カジュアル感がでない
10人で新人も4人もいる タスク分割してからじゃないと新人だけは手足のように使う
精度を求めすぎている人数が急に増えて
暗黙知 チームとして生産性が求められるチームは長い? 6ヶ月くらい
慣らしながらだと辛いかもアジャイルできる人は? まだ2日なんで
外からきた人があーだこーだ言ってくれるのがいい飲みに行った方がいいんじゃないんですか?
無理に分割しない 諦める
パッとでなかったので、タスクを分割するというタスクを作る時間がかかるタスクは覚悟を決めて取り組む
アジャイル誤解一問一答
大規模プロジェクトにアジャイルでどう立ち向かうか
アジャイルって結局儲かるのもうかんないの?みたいな人向けに
アジャイルの誤解をどうやって解いていったか?
半年ジョナサン 契約はどうやって乗り越える? ー>困ったことない
アメリカではそういう契約構造ではない気を使って向こうのお客さんにアジャイルを説明しているような印象を受けた
期待値をコントロール
万能じゃないよ
アジャイルエレベーターピッチ
色々イテレーション切ってるけど結局全部やってくれんだよね?
ぐるなびは?
ここまでになにが必要? ー>全部!
優先順位 ストーリーっぽく落とし込む
やることは決まっちゃってたスコープ決めてく時にビジネス的なポイント:だからこの時までにこれだけ間に合わせろ
期待値をコントロール
後の方でこうなっちゃうよスコープの調整
いきなりベロシティは測れない
そもそも無理だからハッタリかますな!
勝手に予測すんな
段階的な見積
炎上した後の話は、まぁ…。動くものがあればそれでもういいや
ー>作って見たらそんなに要らなかった
一番大事なものを聞き出して、最速で作ってから
10がきまってしまうと10作ることになっちゃう
10決まり切る前に2を作る
企画屋さんは決めるのが仕事だからインセプションデッキはいつ作るの?
ー>そういう案件ではまず作ってないアジャイルの方がビジネスに近い
しょうがなくウォーターフォール
作るだけならウォーターフォールの方がいい
作るだけなんかやりたくない
企画屋:
インセプションデッキやだ!
インセプションデッキつくられたら仕事取られちゃう
セクショナリズム
最初の3つが出てこない
サーバからアラート多発ー>アジャイルが争いの種になってる
やりたい理由は「やりたいから」
エクスペリエンスビジョン
コーチング:解決方法がひとつしかないと思い込んでる
アジャイルだからドキュメント書かない
ー>Excel方眼紙じゃないとアジャイルはメソッドじゃなくてアプローチ
柔軟にやり方変えればいいから
臨機応変に試行錯誤しながらやればいい
ー>臨機応変を都合の良いように解釈する
ー>失敗ー>だからアジャイルはダメなんだ!
アジャイルの壁:前はこうやってました
TDDやなんかの導入が「アジャイルだから」は❌「アジャイルだから⭕⭕⭕なんです」は❌
「◯◯しちゃいけない」というのは無い
チームと状況で決める早く作る
無駄なものをつくらない
チームとして合意が取れている
アジャイルっぽくやることのメリット:チームがコミットするという雰囲気を作る
前からこうやってました:前例踏襲主義は楽
やり方はなんでも良さげ
違和感の無くし方
形から入らない 動くものを作る 極論テストが無くてもしょうがない
この勉強会の面白いところは、「切ったらドバドバと血が流れ出るようなホンモノの現場の話」が一切躊躇も伏せ字も無く飛び交うところです。外の人にはあんまり聞かせられないオフレコトークばっかりで、それゆえ実際の現場に近い内容でアジャイルの話が出来るのが特徴と言えるでしょう。この辺は少人数ならではですね。
反対に、準備コストを極小化していることもあって、ちょっとダラけ気味になりつつあったのもあるのかなぁ、と。こう、成果というか、勉強会で得たものがこれだ!と表現しにくいのが残念な点かもしれません。アジャイルビュッフェくらいまではなんとなく方向性があったようにも思えるんですが。この辺は難しいところですね。
さて、この集まりは今日の第7回で最終回、つまりラストサムライになります。はたして、どんな内容になることやら…。