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ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

9/09(日)、vs横河武蔵野FC、味スタ【天皇杯】



FC東京 0 - 1 横河武蔵野FC


 まさかのジャイアントキリング、しかも、やられる側になるとは...。


 横河武蔵野 FCは地域ごとのトーナメントと天皇杯一回戦を勝ち上がって来た相手、とはいえ、やはり格下JFLに属するチーム。ポポヴィッチ監督は元々大量の怪我人と、日本代表に権田.高橋秀人をとられた苦しい選手事情の中から、ルーカス・梶山・羽生・徳永といった不動の主力メンバーを控えに回し、比較的フレッシュな面々でこの試合に臨みます。「誰が出ても同じ戦い方が出来る」常々そう言ってはばからないポポヴィッチ監督は、クオリティを落とさず自分たちの試合を作り、かつリーグ戦とナビスコ杯で疲弊した選手達をリフレッシュさせようと考えたのでしょう。


 ところで、ジャイアントキリングが起こるにはいくつか条件があります。まずキーパーが大当たりしていること、相手チームのシュートが不思議なほど入らない or 枠に飛ばないこと、相手に多少なりとも油断があること、そしてラッキーパンチ。

 今日の横河武蔵野FCは、この条件に全て合致しました。試合を完全に支配していたのはFC東京であったことは、誰の目にも明らかだったでしょう。90分の試合は殆どが横河武蔵野FC陣内で行われました。でも、センタリングはゴール前を大きく通り過ぎ、せっかく絶妙な位置に落ちても味方がそこにいない、よしんば選手がいたとしても枠に飛ばない、なぜかGKに止められる。今日の横河武蔵野FCのキーパーはさぞかし良い思いをして帰路についたことでしょう。


 そして決定打になったのは後半アディショナルタイム、センターラインをわずかに超えたあたりからのロングFKは、FC東京のGK:塩田が大きく伸ばした手の先をわずかもかすめることなく、大きな弧を描いてゴールに吸い込まれていきました。おそらく、この大会最長距離のゴールになるんじゃないかと思います。


 この試合の敗因らしい敗因は正直思い浮かばないのですが、あえて挙げるとすれば、ポポヴィッチ監督を含めたチーム全体の油断、ということになるでしょう。横河武蔵野FCはとても良いチームだと思いますが、それでも10回戦えば8〜9回は勝てる相手です。でもそれがたった一発のラッキーパンチで敗れることになってしまう。それがサッカーの魅力であり、トーナメントカップである天皇杯の魅力です。ましてや相手は昨年天皇杯王者のFC東京横河武蔵野FCの手にした勝ち星は、とてつもない大きな価値があると思います。


 敗因となったロングシュートは、これに関していえば塩田のミスと言わざるを得ません。ただ、負けたのはチーム全体の責任であり、塩田が責められるべきではないでしょう。試合終了後、塩田が顔をグシャグシャにしながら涙を流していた姿は、彼の責任感の強さを物語っていました。どうかこの敗戦が、彼にとって良い糧になれば良いのですが。


 こうしてFC東京の2012年の天皇杯は、非常にあっけなく幕切れになりました。ジャイアントキリングされたとか、格下に負けた、とかどうでもいいんです。ただただ、昨年味わったあの感動も喜びも、こんなに早く諦めなくちゃならないことが、本当に残念でなりません。


 対して、横河武蔵野FCは10/10(水)に札幌で、同じJFLのAC長野バルセイロと対戦します。本当なら自分たちに勝った彼らを応援すべきなんでしょうが、オレは出身地長野県の代表であるAC長野を応援するつもりですw。松本山雅も昨日敗退してしまいましたし、AC長野にオレの元旦国立の夢を託そうかと思いますw。