14ヶ月で得たもの

震災後から継続してきた案件が今日で終了、先ほど納品を完了してきました。最後の方は契約でトラブってしまい非常に残念な幕切れになってしまったんですが、これまでやってきた内容は先進的でエキサイティング、フェーズ的にもこれまで経験したことのないレベルにチャレンジできたことは、オレにとってとてつもなく大きな財産になりました。

そういえば、アジャイルを勉強し始めたのも、この案件がキッカケだったんですよね。ある日突然、お客さんのオエライサンから「スマートフォンアプリの開発をオフショアでアジャイルでやりたいから開発標準作って。」と言われ、ワタワタしたのを、まるで昨日のことのように思い出します。

結局そのオエライサンの意図は「スピード」と「コストダウン」だったので、そもそもアジャイルに対する認識をデッカく間違えてんじゃん！ と、今なら言えるんですけど、当時はアジャイルの「ア」の字も知らんかったもんなぁ。ウォーターフォールもロクに分かってないくせにアジャイルとか手ェ出してもしゃーないだろ、と思っていたので、それまでアジャイルに全く興味が持てなかったんですよね。「アジャイルでオフショアなんかできるの！？」と、本気で困りました。

それが今や毎週のようにアジャイル関連の勉強会や座談会に顔を出しているんだから、人は変われば変わるもんですね。

元々、この案件を「区切り」にするつもりだったのが、前述のようにトラブルで予想以上に早く終了してしまったため、ここからの身の振り方にも影響が。ちょっと悩んだんですが、まだ積み上げたいものも、やり残したこともあるので、延長戦に突入する事にしました。「もうちょっとだけ続くんじゃよ。」

次の案件も既に決まっていて、明日からはバリバリのプログラマになる予定。最近コードを書く力が不足してるなと感じていたので、鍛え直す意味でも願ったり叶ったりです。昔から案件運には恵まれてるなぁ、と思ってますが、ここまで希望通りだとちょっと怖いなw。仕事を取ってきてくれた営業さんに感謝。

あまり時間は残って無いので、一日一日を大事に、ひとつずつ集中して、自分を上積みしていく所存です。