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ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

3/3(土)、DevLOVE x hcdvalue共催 ブレスト祭り #hcdvalue #devlove に参加してきました。


 先週土曜はKDDI Web コミュニケーションズさんで開催されたDevLOVE x hcdvalue共催 ブレスト祭りに参加してきました。既に@orange_croverさんが呟きをまとめを作ってくれています(凄く忙しいイベントだったからみんな呟き少な目ですね)ので、リアルタイムの様子を知りたい方はそちらをご覧ください。オレの方では簡単な内容の紹介と感想を以下で書いていきたいと思います。


2012/03/03 DevLOVE x hcdvalue共催 ブレスト祭り - Togetterまとめ



 オレは10分ほど遅れてしまったので、開場到着時には既にイベント発起人の@chachakiさんから「hcdvalue」の説明が始まっていました。続いてDevLove船長こと@papandaさんからDevLoveの説明。なんか肩で息してたように見えたけど…?



 短い休憩を挟んで早速本題。このイベントで講師役を務めてくださる@ishii_rikieさんから導入説明。その時の資料はこちら(※PDF)



 ちなみにこの日は@ishii_rikieさんが自身の脳波状態を測定・公開しながらの進行。イベントとは全く関係ないんですが、面白かったんでご紹介。



 この日のブレストの対象となるテーマは「学びの効果を実感するにはどうすればいいか」。3時間あまりひたすらブレストしていくわけですが、話し合う内容は常にこのテーマに基づいて行われます。



 一番最初は「スピードストーミング」。

  1. 場内を参加者で二重の輪を作る
  2. 内側の人と外側の人がペアで5分間ブレスト
  3. その後1分間メモを取ったりディスカッションを続けたりといったインターバルの時間
  4. 終わったらペアを入れ替える(外側の人が時計回りに1人分ずれる)
  5. 2〜4を3回繰り返す。新しいペアとのブレストでは、以前のペアで出た内容を使い回してもOK


 3セット行うと続いてペアではなく3人で行うスピードストーミングに。こちらは時間ちょっと長めの6分になりました。こちらも2回実施。「極力初対面の人と組むこと」というルールがあったんですが、しょっちゅうDevLove主催の勉強会に参加してることもあって割と知ってる顔が多く、初対面の方を見つけるのがなにげに大変でした。


 このブレスト、長くやればアイディアがいっぱい出るのかというとそうでもないらしく、せいぜい30分が限界なんだそうです。ペアだと5回くらい、3人だと4回くらいでしょうか? 確かにあれ以上アイディアを出せと言われても正直苦しい・・・。あと、割と簡単にテーマから話題が逸れちゃうんですよね。テーマ自体が「学びの効果を実感する」なので、単に「学び」とかだけにフォーカスしちゃうと、本来議論したい内容に辿り着けないんです。だから繰り返し意識してテーマを見返す、意見を出す、という作業を自分の中で繰り返していました。ただ、話題の逸れ過ぎはダメだけど、多少逸れる分には構わないです。それよりは柔軟なアイディア出しをしていくことが大事なんだとか。



 ブレストが終わると「アイディアスケッチ」。イラストも使ってテーマである「学びの効果を実感するにはどうすればいいか」をまとめていきます。ここは独りでモクモクと紙に書くスタイル。1人3枚以上がノルマとされていましたが、なかなか難しかったですねぇ。しかもオレ、ちょっとピントがずれてて「ブレストで得た内容のまとめ」をやろうとしてたから、ただでさえ迷走しがちな思考なのに尚更わけわかんない感じになっちゃいました。オレのだけ明らかに「アイディア」じゃなくて「現状分析」だったもんなぁ…。


 アイディアスケッチへの記入が終わると、全員で他の人のアイディアスケッチを見て回り、気に入ったものがあれば「☆」を付けて(アイディアスケッチの紙の隅に記入する形)回ります。自分で読んで、自分で考えて☆を付けるんですが、どうしても先に☆が描かれていると引きずられちゃったりしますね、多いものばっかりしっかり読み込んで、少ないのは読み飛ばしちゃったり。評価もなかなか難しい…。ちなみに皆さんのアイディアスケッチはこちら(※PDF)



 全員が一通り☆を付け終ると、☆がいっぱい付いたアイディア(今回は10個以上)を改めて発表。これを「ハイライト法」というそうです。中には「嫁にナデナデ」なんてアイディアもあって面白かったです。二次元嫁にナデナデして貰える技術を開発したらノーベル賞取れるはず、是非実現して頂きたい所存。


 ・・・あ、全然関係ないですが、オレの後輩には二次元への入り口を探し求めて秋葉原を数時間さまよった経験を持つ剛の者がいます。



 続いて、発表されたアイディアを改めてディスカッション。自分の気に入ったアイディアに集まり、3〜4人程度で話し合います。これを「発展ブレスト」と呼ぶそうです。オレはドラクエ世代なこともあって、@WarlockReportさんの「○○○はレベルがあがった!」を選択。「大人のキッザニア」も面白そうだったんですが、本家キッザニアのある豊洲にはトラウマが・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル



 この「発展ブレスト」、アイディアの叩きがあるから楽なのかと思いきや、意外に難しかったです。はじめる前は、個人的には今流行りのゲーミフィケーションぽい要素が加わったものになるのかなぁ、とぼんやり考えていました。結局のところみんなでディスカッションして一番テーマになったのは「レベルが上がったことをどのように客観的に評価するか」でした。元々のアイディアには

  • できないことリストを作る
  • リストに書かれた内容を出来るようになったらレベルup
  • リストで出来る人と出来ない人のマッチングを行う

というような内容があったんですが、「そもそもリストを作る段階で、その分野のマスター的存在が必要なのでは?」という意見が挙がっていました。結局ここに縛られてしまって、なかなか具体的なところまでアイディアが煮詰められなかった気がします。


 あと、この後別の方が行ったプレゼンで気付いたんですが、意外に掲げたテーマ(この場合は「○○○はレベルがあがった!」)に縛られ過ぎた、というか、他に聞いたアイディアスケッチと内容が被らないようにと意図的に思考を制限してしまっていたなぁ、と。柔軟な発想が行えず、縮こまっちゃった形で終わってしまいました。この点は反省です。



 「発展ブレスト」終了後は、時間の関係もあって1グループのみの「プレゼン」。他のアイディア・スケッチの要素も取り入れながら具体的なWebサービスの形が見えるところまでまとめていらっしゃいました。アイディアをまとめた紙を持っただけの、ほとんどトークオンリーのプレゼンだったんですけど、凄く分かり易く、かつ、笑いまで交えた形に仕立て上げたのには感服しました。すげーなあの人。


 このプレゼン、レビューまで含めて行うのが本来の形なんだそうです。アイディアの紙に付箋で意見を貼っていくんですが、改良点(反対意見、ダメ出し、etc...)などの場合には付箋の色を変えるなどした方が効果がより大きいそうです。



 最後は事前に寄せられていた質問に@ishii_rikieさんが答える形のQ&A。かなりの数の質問が寄せられてたみたいですが、ひとつひとつの回答に気合が入り過ぎて、わずか3つに答えただけで時間切れになっちゃいました。ちなみに、その他のQ&Aもこちら(※Facebookのアカウントが必要かも)に公開されています。勉強会はこの後会場の片づけを行って終了。



 その後の懇親会は、おそらく90%くらいの方が参加されてたんじゃないですかね? 2次会にも10名以上の方が参加されてました。上記の写真は簡易ホワイトボードとiPhoneのペーパーモックでアイディア出しの実演をしている様子。この他ホワイトボードを使ったディスカッションも行われていました。やっぱエンジニアの飲み会にはホワイトボードは必須っすなぁ。




 総評ですが、とにかく忙しかったです。こんなに頭も口もフル回転したのは久々じゃないでしょうか。事実それはTwitterとかにも現れていて、冒頭で紹介した呟きまとめでも、途中呟いていた人が殆どいなかったことが分かります。…まぁオレの場合、ゼロックススーパー杯:柏vsFC東京戦を録画してたので、その結果をWebやTwitterから知りたくなかった、ってのもありましたが。
 ともかく、自分の頭が自覚以上に固いことを思い知りました。@ishii_rikieさんからはアイディアシンキングのトレーニング方法も教えて頂きましたし、これを機に柔軟な発想を手に入れるべく自己改善を行いたい所存です。


 今まで「ブレスト」というと、付箋に意見書いて貼って分類してなんとなく終了、というのが殆どだったんですが、それ以外にももっと手法があるというのが新鮮でした。こういったディスカッションのパターンをいくつも覚えておいて、状況に応じて使い分けられれば素晴らしいアイディア出しの場が作れると感じることができました。
 ただ同時に、こういう手法が必要な場面が、現在職場にはほぼ無いなぁとも感じました。皆無と言ってもいいかもしれません。以下の本は懇親会の席で紹介して頂いたんですが、「買って読んだだけだとあっという間に本棚の肥やしになってしまう」と嘆いていらっしゃいました。ブレストの場合、ある程度の人数がいないと、いわゆる「素振り」さえできない、書いてある内容が良いのか悪いのか向いてるのか不向きなのかさえ見極めることができないそうです。これらをどうやって実践に移していくかは、課題として持ち続けなくてはいけないでしょうね。




 二次会移動中に見つけた謎の像。夜に見ると怖い!