ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

オレがなんでオタク文化に強いかという話。


 「Advent Calendar」と称してブログの連続更新を続けて今日で25日目。12月初日から25日までを埋める事をAdvent Calendarと呼ぶらしいので、2011年はこれで一応一区切りになります。いやぁ、ネタ使い切った直後に始めたから、正直毎日更新はしんどかった。かなり無理目に更新してましたが、おかげで毎日なんかしらの形でネタ作んなくちゃいけなくて、結果としてJavaScriptに向き合えましたし、チャレンジしてよかったなぁと思っています。
 会社のプレゼンバトルの時はリアルタイムでブログ書いてて、打ち上げ参加した時には「もう更新したよ〜」と声を掛けれたので、多くの仲間に読んで貰えました。「ブログを書くまでが勉強会」という姿勢が示せたのも、この「Advent Calendar」という流行のおかげかもしれません。…まぁだからといって、彼らがその姿勢を継いでくれるとは毛頭思っていませんが。


 最終日は下らない話を。
 この三連休は割とだらっとした生活を送っていました。「神のみぞ知るセカイ」とか「げんしけん」とか引っ張り出してきて読んだりとか。たぶん今年で一番やる気無かったんじゃないかと思います。まぁこういうクリスマスがあってもいいでしょ。



 
 



 オレの周りにはオタクっぽい奴が妙に多いんですが、そもそもそいつらと仲が良くなるベースとして、オレ自身に多少なりともその辺の知識がある事が起因になってます。じゃあその知識が単純にオレの嗜好に寄るものか、というとそうでもなくて、そもそもその辺の知識に精通しているのには、実は理由があります。


 オレの叔母、父親の歳の離れた妹は、その昔漫画家でした。セブンティーンとかファッション雑誌で漫画を描いてたみたいです。オレはまだ小学校にも上がってませんでしたが、今は亡くなった祖父、叔母の父親が支援のつもりで買ってたみたいで、家には山ほど彼女の本がありました。オレが中学に上がる頃には筆を折っており、最後に会ったのは祖父の葬式、現在は2児の母として埼玉あたりにいるはずです。試しにAmazonで検索してみたら、彼女の作品がいくつか出てきました・・・といっても、とっくに絶版で中古しか無いみたいですが。


  


 漫画家だった頃、叔母は上京しており、当然スペースが足りないので置き切れなくなった漫画は不定期に彼女の生家、つまりオレの家に送られてきました。パタリロとか全巻あったもんなぁ。で、オレのお袋も漫画とか小説が大好きで(お袋はお袋で赤川次郎とか全巻揃えてた)、自身も結構の漫画を買ってましたし、それはオレらもいつでも読める位置に置いてありました。つまり環境が揃っていたんですね。


 ついでに言うと血統も突き詰める性格を多く輩出する傾向にありました。叔母は前述の通り、祖父は日曜大工が好きで納屋やガレージくらいなら自分で作ってましたし(彼が亡くなってから10年近く経つのにどちらも未だに現役)、オレの親父は野鳥撮影のために毎週謎の離島に行ったりしますし、母はサッカーにのめり込んでて月一回はFC東京戦に上京してくるわこないだのCWCに大枚はたいたりするわで気合の入れ方が違う。妹もオタクをこじらせて今ではアニメ制作を生業とし、三十路超えてもコミケ行ってコスプレしたりしてるみたいです。


 オレは・・・まぁ飽きっぽいのであんま長続きしてる趣味はあんまりありません。FC東京の年間チケット買い始めて5年経ちますけど、そういう意味だと未だに熱意の冷めないのはサッカーくらいかもしれません。野球にせよ、サッカーにせよ、追求しすぎないでライブ感重視してるのが長続きの秘訣なのかも。


 それ以外ですと、実は最近気付いたんですが「自由研究」が趣味かもしれません。割と突発的になにかしらに興味を持って、それに対してある程度納得いくまで調べ続ける。自分の中で知識体系としてそれなりに確立できたら終了、あとは特に何かの折に触れる事があれば反応する、という事を多岐にわたり繰り返してきました。以前も「腐女子」というキーワードを初めて聞いたときに本を数冊買って徹底的に調べたことがあります(たぶんオレの持ってる「腐女子」知識は妹のそれより多いと思う)し、今年だと「Twitterなりきりアカウント」と「ソーシャルゲーム」がそれに該当するはず。

 アニメとか漫画とかは、まぁ普通の人よりは好きだと思うし、それなりに小遣いを割いてる分野ですが、趣味かというとちょっと違う。でも、色々調べてきた過程でアニメや漫画に関連したものもいくつかあったので、結果的に人より多くの知識があるんじゃないかと思っています。コミケワンフェスTGSもこなしてきたもんなぁ。我ながらそれで一般人を気取るのは難しいとは思ってますが、面白そうだと思ったものに条件反射的に飛びつくところは今も昔もあんま変わっていません。


 その自由研究の対象に「ファッション」とか「異性交流」とかあればここまで非リア充化して無かった気もするんですけどねぇ。自分の興味の狭さが今更ながらねたましいかぎりです。
 まぁ気になったキーワードなりトピックなりに食いついて調べ上げる、ってのは職業柄的には願ったり叶ったりの特性なんで、アニメ・漫画好きの人が多いという意味でも、まぁ天職とまでは言わなくても適正はあったのかなぁ、なんて考えてみたりしました。