ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

9/04(日)、vs栃木、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場


FC東京 0 - 0 栃木


 震災の影響でスタジアム調整の関係からホームスタジアムはほぼ栃木県な埼玉県は熊谷まではるばる出張してきた次第です。やー、遠いですね。サポーターもFC東京のホーム戦とは思えないくらい少ない6,795人。相手は前々節に敗北している栃木SC。こんなシチュエーションだからこそどうしても勝って欲しかったんですが、うまく行かないもんです。



 試合は栃木ペースで始まります。栃木は縦をコンパクトに保ち走力を生かしてFC東京に激しいプレッシャーをかけてきます。かなり強引なプレーも目立ちましたが、ジャッジのユルさもあって優位に試合を運びます。
 一方のFC東京はW杯予選に今野と権田が不在。最終ラインの守備がどうしてもおぼつかない印象でした。攻撃もサイドまでDFにキッチリケアされてしまい、クロスがなかなか上げられず、センターは人数かけてブロックを作られるのでどうしても弾き返されてしまいます。



 後半は相手の疲労からくるペースダウンもあってFC東京優位に。サイドも切り裂けるようになりクロスも打てる様になりました。でも栃木ゴール前のブロックが固く、シュートまで持ち込めないシーンが目立ちました。この辺がロベルトセザー故障離脱の影響があったのかどうかは不明。まぁたぶん関係無いんじゃないかな。


 終盤はFC東京側の選手全員が落ち着きを無くし、有り得ないミスを連発、最後の最後をすんでのところで守り抜いてやっとこさ無得点のまま試合終了を迎える事が出来ました。



 この試合はとにかく今野不在の影響の大きさを思い知りました。今野がいると危険な状態になる前にボールを苅り取れるのでそもそも危険なシーンが少なくなるんですが、徳永・森重コンビではそれが難しくどうしても後手後手にまわってしまいました。

 あと彼の安定したボール捌きが如何に巧みで、相手FWのチェイスを上手に躱してしたのかが分かります。この試合は森重が相手FWに絡まれてなかなか前線にボールを送り出せないシーンが目立ちました。足技に関しては今野より森重の方が上だと思ってたんですが、日本代表正CBの地位は伊達じゃないですね。

 残念だったのは残りのメンバー。もっと危な気無く出来ると思ってたし、実際J1でも何度か今野不在の試合は見てきたはずなんですが…。やはり守備に関しては高橋秀人は米本に遠く及ばないということなんでしょうかね。


 なにより精神的支柱を失ったチームの終盤の狼狽振りは酷かったです。まるで昨季J2落ちしたvs京都戦を見ているかのようでした。あんな情けない試合運び、何度繰り返せば気が済むんですかね。


 今野は海外移籍さえ有り得る選手です。そうでなくても代表に頻繁に選出されます。代わりがきかないのはその通りですが、代わりはどうしても作って行かなくちゃいけない。FC東京にはまだその準備が全然出来てない、それを露呈してしまった試合でした。いいかげんなんとかしてくんないかなぁ、そういうの。



今回のオマケ


 毎度お馴染み我らがドロンパ、本日はハーフタイムに一輪車を乗り回してました。ホント芸達者なやっちゃなぁ。途中転んじゃうのもご愛敬。








 「Jリーグのイナゴ集団」ことFC東京サポーター。他サポからは「vsFC東京戦後にはご当地グルメは欠片程も残らない」と恐れられているとかいないとか…。そんな連中が、ホーム戦とはいえご当地グルメに目を向けない訳がありません。運営側もそれを見越してフードコートを大々的に開催しましたが、案の定光にたかる夏の羽虫の様な有様に…。


 信じられます?これで試合開始直前なんですよ?






 ちなみにオレも堪能してきました、ご当地グルメかどうか知らんけどw。韓国料理の屋台では試合開始直前で閉店間際だったこともあって、めいっぱいサービスして貰っちゃいました。ラッキー♪





 こんな珍客も観戦に。もう秋ですねぇ。そういえば熊谷は日本で一番暑いそうですが、この日は台風の影響もあってか涼しかったです。




 試合終了直後、シャトルバスに駆けつけるサポーター。この写真の頃はまだ大したことありませんでしたが、およそ3分後には物凄い人がダッシュで押し寄せていました。これに乗らないと東京に帰れませんから、我先にと押し寄せるその様子は、それはそれは凄惨な光景でした。
 まぁオレはそれを見越して試合終了ホイッスル直前に移動を開始してたので全く無被害でした。帰りの電車も全部座ってこれたし。なかなか快適な旅でしたよ。秋とか涼しい時期なら年に一回くらいだったらあってもいいかな、熊谷開催w。