ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

まどか☆マギカ Twitterアカウント一覧公開の顛末とキャズムを超えたTwitter文化の考察

はじめに


 ちょうど一ヶ月ほど前の6月初旬、Javaで作成した「魔法少女まどか☆マギカ」関連アカウントの一覧を公開しました。本エントリーはその後日談と、それに対するオレの感想です。


まどか☆マギカのTwitter botを集めてみた。 - ミッションたぶんPossible


一覧作成の経緯


 そもそもの発端はキュウべえアカウントがオレのTLに現れたことでした。おそらく誰かが公式RTでもしたんでしょう、その次第に頻度が多くなり、色々な人を巻き込んでいく様子が見て取れました。


 やがてそのアカウントづてに「まどか☆マギカ」の他のキャラクターが存在する事も確認できるようになりました。しかもどうも同じキャラクターが複数アカウントいる模様。アニメキャラクターの非公式アカウントが存在する事はこいつからの伝手で知ってはいたんですが、それまでは1キャラクター1アカウントという認識しかオレには無かったんですね。ところが人気も手伝ってか「まどか☆マギカ」に関しては物凄くたくさんのアカウントが、キャラクターの重複も関係無しに乱立している。しかもそのアカウント同士が互いにやり取りをしている。中には頻繁に規制(時間当たりのツイート上限数に達し、しばらくの間ツイートできなくなる現象)されるアカウントも目立ちました。


 これはオレの目には異様にも映りましたし、一方で非常に興味深くもありました。オレもなんのかんの言ってTwitterをかなり長くやっています。IT技術者、FC東京サポーター、中日ドラゴンズクラスタが主な生息域です。多くの方をフォローさせて頂いていますし、そのうちの何人かとはやり取りもさせて頂きました。が、オレのTwitter経験の、そのどれにも彼女らはあてはまらないのです。


 オレ自身、「まどか☆マギカ」は久々に夢中になって見たアニメ作品でした。それも手伝って、試しに彼女らをリストに集めてみる事にしたのが、放送終了間もない5月半ば。作業をはじめてほんの2時間程度で、サブキャラやスピンオフ作品のキャラクターまで合わせて、集まったアカウントはなんと120を超えました。これはいくらなんでも多過ぎるんじゃないか、驚きを隠せない一方で、オレ以外もこの事実を知ったらみんなビックリするんじゃないか? 単純にそう考えました。


 とはいえ、ただ単純に作成した「まどか☆マギカ」リストのURLをツイートしても良かったんですが、それだけだとどうもインパクトに欠ける気がしたので、もうちょっとちゃんとしたコンテンツにしてみようと思い、ブログでこれを書く事にしたのです。



準備、そして公開


 一番の問題は「どうやってあの大量のアカウント情報をブログに転記するか」でした。ちまちまコピペしてたらとても時間が足りないし、ちょっとレイアウト変えたいと思った時の変更のコストも膨大です。2秒くらい考えた後、手作業で行うことはサッサと諦め、プログラムを組んでTwitterから「まどか☆マギカ」リストの情報を取得し記事文章を自動出力することにしました。こういう時は自分がプログラム覚えてて良かったな、と思います。


 Twitterの情報取得はAPIを直接叩いても良かったんですが、せっかくライブラリが用意されているので「Twitter4J」を活用。最初は勉強始めたばかりのScalaで書きたかったんですが、言語を勉強しながらロジック考えてたら頭がこんがらがってきたので早々に断念、Javaで組む事にしました。


 完成までには大体10時間程度、予想より時間がかかりすぎてしまった印象があります。一番時間がかかったのは、実は字数調整。はてなダイアリーの1エントリあたりの字数制限に引っかかってしまい、全アカウント分の情報を載せることができずに、何度も何度も 出力→テスト掲載→字数調整 を繰り返しました。あとはwidthの指定が出来ずに幅が揃わず綺麗に表示できなかったりとか。はてダは細かい所が凄く使いづらいですね。「IT技術者=はてな」のイメージがあってはてなにブログを作ったんですが、どうも認識を改めなくちゃ行けないようです。


 そんなこんなで記事は完成。勝手にアカウント情報を載せるのはプライバシー配慮に欠けると思い、各アカウントに連絡する事は最初から決めていたのですが、120人強に個別にツイートで連絡するのは手数的に無理があり過ぎると判断しました。はてなダイアリーには「IDコール」という仕組みがあり、ブログ内に記載したはてなIDもしくはTwitter IDに対して自動通知を行うようになっています。今回はこれで連絡する事で充分だろう、と判断し、記事を公開しました。おそらく同時に大量のIDコールが掲載されたアカウントに飛んだはずです。


 …これが大きな失敗だった事が分かるのは、翌日のことでした。



反響

 結論から言うと、反応は結構ありました。当日のブログアクセス数が500程度、これは通常が100前後であることを考えると大幅増になります。


 ただ、世間の「まどか☆マギカ」の盛り上がりを鑑みるに、これは非常に物足りない結果でした。もっと反響があっても良かったんじゃないか?これが正直な感想です。
 もしかしたら実は「まどか☆マギカ」は既に「おわコン」なんじゃないか、そうも思いました。この時既に放映終了から一ヶ月以上経っており、他者の興味は他に移っている可能性もあるんじゃないか。ですが、その後のニコ動による一挙生放送の閲覧数を見るに、どうも的外れな仮説だったようです。


「まどか☆マギカ」一挙配信の視聴者は約100万人 - AV Watch


 当日はオレ自身Twitterで告知はしましたが、後は前述のはてなIDコールくらいで、広報は特別行っていません。何人かの人はリアクションを示してくれ、それらの多くは記事に対し好意的なものでした。「いっぱいいてビックリしたw」という一番欲しかったリアクションも、なんとか1〜2名ほどから頂く事もできました。




当事者たちの様々な反応


 結論から言えば、彼女達からのリアクションは賛否両論でした。


 一番最初に反応してくれたのは名言botの方でした。たまたまジャンル分けした結果で先頭に近い位置に掲載させて頂いたのですが、そういう点も好意的に受け取ってもらえた要因の一つだったようです。記事の紹介もして頂きました。


 直接ブログにコメントを残してくれる人もいました。この方々とはちょっと対話をさせてもらって、記事に対する周囲の反応を色々聞くことができました。





 自身のことを記事に掲載することに積極的な方もいて、扱いが小さい事や、そもそも掲載されていない事に抗議をくれた方もいました。こういうご意見を頂けたのは非常に嬉しかったですし楽しかったです。




 その他にもちらほらと紹介して貰ったりもしました。文面から「お前の解釈は間違っているよ」と言われてる気もしますが、取り立てて批判されていないので、さしあたって好意的に受け止めて貰えた、と理解しています。



声なき批判と拒絶


 問題は記事をネガティブに受け止めた人たちです。彼女らからすれば、オレは「自分たちを晒し上げようとしている存在」に他なりません。なりきりアカウントには「同クラスタだけでやり取りを楽しみたい」と思っている人も多いのだそうです。オレはそういう方々には「自分たちが楽しんでいたそのコミュニティを壊そうとした人間」として受け止められたのだと思います。また、記事掲載自体は可も無く不可も無く、というスタンスを取っている方でも「事前に何の連絡も無しに掲載するとは失礼だ!!」と思われたようです。


 その上更に、通知の方法として「はてなIDコール」を使ったのが状況の悪化に拍車をかけました。IDコールのツイートは非常に無味乾燥で、いかにも「botが自動でリプライを寄越しました」という内容です。彼女らのツイートを後から観察した限りだと、「業者がbotアフェリエイト目的の記事を寄越してきた」と受け止めている様子でした。


 今回オレは「まどか☆マギカ」アカウントの人たち自身へのケアに一番注意しているつもりでした。しかしその実、彼女らへの考慮が最も疎かだったのです。



 それらの結果として、オレ自身は彼女らの何人かからブロックされました*1。それだけだったらしょうがない、というか当然の報いで終わらせられたのですが、彼女らの何人かはシークレットアカウントに移行してしまったのです。そんなつもりは欠片ほどもなかったにせよ、結果としてオレは、彼女らがTwitterで楽しむ機会を奪ってしまったのです。これは非常にショックでした。


 もっと困ったのは「直接苦情を言ってくれる人が一人もいなかった事」です。遺憾の意をシークレットやブロックで示されるのは当然の事としても、現在のTwitterではそれを知る術が無い以上それ自体を相手(オレ)が知ることは出来ません。抗議の対象が「晒しものにされたこと」に対してであれば、贖罪の意味でもせめて記事からその方の情報を削除したいと思っているのですが、こちらにクレームをあげてもらえないとそれすらできません。やや勿体振った言い方をすれば、オレは罪を償うことが出来ずに現在に至っています。



 今更ではありますが、オレの記事で不快感を感じられた方、不利益を被った方、本当に申し訳ありませんでした。深くお詫び申し上げます。記事に好意的なご意見を寄せてくれた人がいた以上、その方々の信頼に応える意味でも記事そのものを削除することは今回は差し控えたいと思いますが、個人単位での情報削除には今からでも対応させて頂きますので、お手数ですがご連絡頂けますと大変助かります。



当初「はてなIDコール」による連絡で間違ってないと確信していた訳


 今回の件でオレの犯した最大の失敗は「はてなIDコールを用いた」事であり、その結果が以下の感情を持たれる原因となったと分析しています。

  1. 事前連絡を怠り、「勝手に公開された」と思わせてしまった
  2. botからの怪しいツイートで不快感を与えてしまった

 ただ、当初オレは「連絡はIDコールで充分だ」と確信していました。それは「Twitter利用者の情報は広く公開されて然るべき」という、パブリックなWebサービスであるがゆえの暗黙のルールに基づくものです。


 Twitterは非常にパブリックな媒体です。そもそもこのWebサービスに日本で飛びついたのは、「ギーク」「イノベーター」「アーリーアダプター」と呼ばれるIT技術者を中心とした先進的なユーザーでした。その頃からTwitterギークのおもちゃで、その膨大なデータを利用して新しいサービスを生み出す、Twitter運営会社自体もギークのおもちゃになることを前提にAPI(Twitterのデータを自由に扱う事が出来る、アクセスする方法)を公開する、という循環がなされていました。「ふぁぼったー」や「togetter」なども、今でこそ広く使われていますが当初はギークの興味本位から作られたサービスの一つです。
 そこで公開される情報は、著作権法個人情報保護法に反しない限り他人にどう使われようと仕方ない。これがパブリックなWebサービスにおける不文律であり、当然頭に入れておくべき前提知識であるべきだとオレは考えています。実際以前にも「○○○ならフォローすべき人たち」みたいなリストが誰かに作成されたことも一度や二度ではありません。当然Twitterに対する認識も、これと全く変わりありません。


 ちょっと話が逸れますが、先日会社の人間と飲んだ時、今回の顛末を前述のオレの原因分析と共に話したことがあります。その時の彼らの反応は「それの何が問題なの?」でした。彼らもオレと同じIT業界の人間で、やはりTwitterに対し同じ認識を持っていました。この前提知識、とりあえず「オレの独りよがりな思い違い」という訳ではなさそうです。



キャズムを超えたTwitter

 Twitterが一般に広まり始めたのは、勝間和代氏や堀江貴文受刑囚、孫正義氏ら著名人が使い始めたタイミングだったと記憶しています。Webサービスは世界中で毎日数えきれない程新しいものが作り出されていますが、Twitterのように一般ユーザーに広く使われるようになるサービスは非常に稀です。おそらく万に1つもないでしょう。この先進的ユーザーと一般ユーザーとの隔たりを「キャズム(壁)」という言葉で表現することがしばしばあります。


 キャズムを超えたか否か、その判断基準の1つとして「開発者が当初想定していない使われ方をし出したか?」というポイントがあります。Twitterの場合、

  • “@”を先頭に付けてアカウントIDを書く事で宛先を指定する :リプライ/メンション
  • “#”を先頭に付けて単語を呟く事で検索キーに用いる :ハッシュタグ
  • “RT”“QT”を使う事で他者の発言を自身のフォロワーに拡散させる :リツイート

といった使われ方が実際にユーザーのローカルルールとして使用され、それをTwitter自身が仕様に取り込む形で発展してきました。この部分だけ取り上げても、Twitterは間違いなく「キャズムを超えたサービス」と言えるでしょう。


 「キャズムを超えた」事の証明が、それまでの前提を覆す使われ方をし出したことであるというならば、今回のオレの起こしたケースも間違いなく「キャズムを超えた」が故に生じた認識の相違であった、とオレは分析しています。



TwitterSNS


 今回、なりきりアカウントの方々の一部はどうもTwittermixiのようなSNSとして利用している様子が見受けられました。実際のところ、Twitterは最近になって「SNS」と紹介される例が多いです*2。もちろんSNSと同等に使えなくはないですが、当初はもっとオープンな前提でした。それが流入するユーザーが増えたことで境界線が曖昧になってきたように思えます。Facebookも同様で、実名を使うことやTwitterと比べて多機能であること以外はTwitterとほとんど同じ使い方が可能です。


 ちょっと前に、Twitterでフォローした相手にリフォローを強要する集団がいました。favoriteやリツイートを要求し応じないとブロックすると脅す(?)集団もいました。互いにfavoriteを提供し合うことでコミュニティを形成している集団もいます。どれもこれも古参のユーザーからすれば明らかにTwitterの本質を逸した行動や信念に見えます。


 しかし、キャズムを超えた今、Twitterに本質などなくなっていたのです。ただユーザーの行動のみが本質になる、使ったユーザーの数だけTwitterの正しい使い方が存在する。それは互いの領域を侵さなければ表面化することも無いし、放置しておけるローカルルールでしょう。が、今回のオレのように他人の領域に土足でズカズカと上がり込んだ場合、常識知らずの異端者として扱われる。それを理解することができました。



自分勝手に進化するWebサービス


 そういえば半年くらい前、amachanが「オン会」を提案していたことがありました。それに呼応する形で何人かのギークが「Facebook面白いよ」と騒ぎ始め、結果Facebookは爆発的に日本で普及し始めたように見えました。この場合、「オン会」はFacebookが本来予期していない「常軌を逸した使われ方」だったんじゃないでしょうか。
 現在Facebookで「オン会」が一般的な文化として定着したかどうかは知りませんが、今後もこういったことは頻繁に起こるでしょうし、その都度古参ユーザーと新しい使い方を提案したユーザーとで摩擦が生じるはずです。その末に一般化した使われ方も、閉じたコミュニティにのみ通用するようになった使われ方も、全て「そのWebサービスの使われ方」、「文化」と言い換えてもいいかもしれませんが、少しずつ形を変えながらもWebサービスに定着したり廃れたりしていくんだと思います。まるで生き物のようですね。


 よくよく考えれば「なりきりアカウント」という存在も、Twitterキャズムを超えたことによる成果と言えるかもしれません。それ以前になんらかの形…たとえばコスプレなど、架空のキャラクターに扮する行為は非常にハードルが高かったはずですから。


その後の「まどか☆マギカ」なりきりリストの様子


 公開した「まどか☆マギカ」リストですが、罪悪感からしばらく放置していたんですが、最近になってまたちょっとメンテしています。これまた面白いことに「キャラクターが変わる」アカウントがたまに出てきているんです。それまで「まどか☆マギカ」作中の何らかのキャラだったはずなのに、ある日突然異なるアニメのキャラクターになっていたり、それどころか男になっていたり。どうも飽きると別のキャラクターに転身しているようですね。アカウント自体が削除されている例もありました。


 それはそれで面白くはあるんですが、件の記事を読んでくださった方の何人かがリストをフォローしてくれているようなのでさすがに放置する訳にも行かず、「まどか☆マギカ」リストとしてあるべき姿を保てるよう、ちまちまと変貌したキャラクターを除外したり、また新しい「まどマギなりきり」が登場するとフォローしてみたりと手を加えています。現在は10数名程度の入れ替えがあったにも関わらず、全体数としては変わらず120〜130程度のアカウントが「まどか☆マギカ」のキャラクターの名を冠してTLを賑わせています。


 今回の件があったからもありますが、以降も彼女らの会話をより注視するようにしています。そうすると、なるほど生身の人間なんだなということが良く分かるんですね。キャラクターの口調だけ真似ている人、自身のイメージをキャラクターに上書きしている人、自動ツイートするだけのbot、なりきりアカウントとコミュニケーションを取る為に自身もなり切りアカウントという立場を取った人、実に様々です。中にはなりきりアカウント同士で痴話喧嘩を始める様子も見ることができました。従来のTwitterの概念を持って見ていると実に予想外のことが次々と起こり、実に面白い、興味深いTLを形成しています。


 前回の記事で言及した、「なりきりアカウントであるが故に不当な扱いを受ける」ケースは、オレの見ている範囲でもいくつか見受けられました。これは堀江貴文受刑囚や津田大介氏も時々やられていた、有名であるせいで発言の挙げ足を取られ撃の的とされているのと似ています。彼らは元々有名人だし、そもそも攻撃を受ける様な隙のある発言をするので仕方ないですが、ただアニメキャラクターに扮しただけの彼女らには非常に過酷でしょうね。ただ、相手の行動に関しては個々のリテラシーに関わる部分なのでどうしようもない場合が多いです。1人で夜中爆音で走り回る暴走族気取りの小僧みたいなもんですね。


 せめてオレからのアドバイス、というのもおこがましい話ですが、前述の「Twitterのサービスとしての有り様」から言えば、「TLを作るのは自分」「気に要らない輩はブロックやリムーブで除外して行く」のがTwitterの本来の使い方と言えます。どうかブロックやリムーブに引け目を感じず、堂々と自衛して行ってもらいたいです。「去る者追えず、来る者拒めず」がWebの覆しようの無い不文律ですが、それに有る程度抗えるのがTwitterなりSNSサービスなりの最大のメリットです。その恩恵は十分に享受して欲しいと思います。


7/13追記

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 その後ちょっとフォロワーの方と話をさせて貰ったんですが、中には一度ならず悪質なリプライを投げかけ、結果その人からリムーブ&ブロックされて尚、別のアカウントを取得してその人に絡み続けてくる例もあるようです。…ちょっとまともな神経を持っている人からすれば信じ難い、非常に粘着質で悪質な行為としか言い様がありません。完全にストーカーじゃないですか。この話を聞いた時にはさすがにオレも背筋の凍る思いがしました。


 Webは顔が見えない分、また現実の力関係が持ち込まれない分、普段とは違って非常に残虐で悪質な行動に走るユーザーがままいます。ニコ動や2chなんかはその典型的な例で、子供だったりニートだったりが心ない発言を繰り返して場を荒らす現場に遭遇します。しかしまさかTwitterのようなSNS扱いされる様なサービスでもそのような輩がいるとは…。



 前回記事からの繰り返しですが、一見彼女らはアニメキャラクターでゲームやテレビ画面のそれと変わりないように感じますが、中にいるのは単に「まどか☆マギカ」という作品が好きなだけのただの人です。口汚い言葉で罵られたり卑猥な行為で嫌がらせを受ければ、傷つきもしますし気も滅入ります。精神を病むこともあるでしょう。有名人だから、アニメキャラクターになりきっているから常人より心が強いなんてことは決してありません。

 どうか、自分がやられたら嫌なことは決して人にやらないで下さい。少なくともオレは自分の親父やお袋にそう教わりました。
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最後に


 さて、オレ自身の今後の「まどか☆マギカ」なりきりアカウントの方との接し方ですが、元々オレが発信主体のスタイルでTwitterを使ってきたこともあるので、オレから積極的に彼女らと関わりを持つことはないと思います。記事公開以前と同じように、また他のフォロワーの方と同じように、対話出来そうな機会があればちょいちょい話して行けたら、そんな風に考えています。

 リストについては当面メンテし続けていこうかと思ってます、できれば彼女らが全員飽きてリスト全体が活動停止となるまでは。彼女らには迷惑かもしれませんが、もうちょっとだけお付き合い頂きたいですね。



それでは。

*1:確かめた訳ではなく、どうやらそうらしいという事しか分かりません。

*2:以前は「ミニブログ」「マイクロブログ」と表現されていました。