ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

5/22(日)、vs湘南、味スタ


FC東京 1 - 1 湘南


 いやぁ、勝てないですねぇ。前半の戦い方は凄く良かったんですけど、あの圧力が保ててる間に追加点が取れなかったのが大きな誤算だったんでしょうか?


 開始直後に試合はいきなり動きます。開始1分、梶山からの強い低いセンタリングをロベルトセザーがダイレクトでゴール左角に叩き込み、あっという間に先制。


 FC東京はこの試合から大きく布陣を変えました。それまでの4-4-2の2トップから4-2-3-1の1トップ?4-2-4の0トップ?ロベルトセザーと羽生を前線中央に、鈴木達也と田邊を左右に配置し、DFライン付近を流動的にポジションを入れ替える形を取ります。そこに梶山がボールを配給し、自身もゴールに迫るという非常に攻撃的な戦術です。これによってロベルトセザーがシュートにまで持ち込むシーンが格段に増えました。梶山や羽生らのシュートも目立ち、あと少しでゴールマウスに入るというシーンもチラホラ。圧倒的な攻撃の圧力で試合を完全に支配します。


 しかし、後半も20分を過ぎると攻撃力もなりを潜め、徐々に湘南の攻撃回数が増え始めました。反町監督は次々にフレッシュな選手を投入、この采配が的中し一瞬の隙を突かれて同点を許してしまいます。FC東京も反撃を試みますが思うように行かず、89分を無得点のまま試合終了となりました。


 前半の戦い方は凄く良かった。特に田邊の起用が当たってチームに新しいリズムを加える事に成功したと思います。梶山とロベルトセザーを中心に攻撃を組み立て、羽生、鈴木達也、田邊がアクセントを加える。この戦術自体は悪くないと思うんです。


 ただ、ゴール前で相手にブロックを作られてしまう事が非常に多く、どうしても無理やり突破しようとする、もしくはブロックの前からシュートを打つ、といった成功率の低いシュートが多かったように思います。もっとミドルシュートやロングシュートを多用して相手DFを引き出す動きが必要でしょう。または速攻が効いていなくて相手DFに戻る余裕を与えてしまっているのかも。速攻のあり方を見直す必要もあるかもしれません。


 ちょっと気になるのは後半の失速。疲れから来たものなのか、それとも湘南がハーフタイムで修正してきたのか。前者なら「前半のうちに点が取れなかったから悪い」で済んでしまうんですが、後者であれば、その後の交代の使い方といい、さすが反町監督と言う他ありません。一方こちらは交代が後手後手に回ってしまっていて、切ったカード自体にも「疲れた選手を入れ替える」以上のメッセージを感じる事が出来ません。ましてや交代枠を一つ使い切れずに試合終了を迎えている。試合開始前までの準備に関してはともかく、試合中にプランを修正するといった能力は、大熊監督には求めてはいけないのかもしれませんね。





今回のおまけ



不定期恒例のキッズチア。一番雨の酷い時間帯だったから大変だったでしょう。



 我らがドロンパエネオスのキャラクター「エネゴリくん」。



 ハーフタイムに周回してきたドロンパとエネゴリくん、2人(?)揃ってドラミング。観客席からは「可愛い!」と大好評でしたw。