ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

5/3(火)、川崎vs磐田、等々力競技場



久々に自分のチームではない試合、J1川崎フロンターレの試合を観に行きました。この日の対戦相手はジュピロ磐田、知人の川崎サポの話だと磐田、特に日本代表でもあるFW前田との相性は最悪らしく、近年ことごとく辛酸をなめさせられているそうです。が、個人的にはあまり勝敗は関係ないので、のんびり観戦出来ればなぁ程度に考えていました。翌日の東京ダービーに合わせて上京してきた母のお供、というのも理由のひとつです。



会場にはキックオフ1時間前に入りました。等々力競技場前の広場は屋台も並んで大盛況。



競技場内コンコースの「フロンターレ神社」。割と頻繁にお参りしてる人を見かけました。設置されてから上位に食い込み続けていることを鑑みればご利益は十分にあるようです。もちろん他サポのオレはお参りなぞするわけもなくw。



試合前のイベント。以前からフロンターレと交流のある春日山部屋は同じ川崎市に拠点をおく相撲部屋ですが、そこの力士が引退することになり、壇上で挨拶をしていました。サポーターからは惜しみない拍手。こういう地域密着の交流で互いに盛り上げて行こうという活動は素晴らしいですね。



スポンサーの名前を冠した前節のMVPの発表。このセンスは一体どこから来るんだwww。



ピッチを盛り上げるマスコット達。近くに来たのはフロン太くん含む3人(?)だけですが、このほかにもピカチュウポケモンの着ぐるみもいました。GW映画のキャンペーンのようです。



コンコースの広場で行われていた選手サイン会。非常に盛況でしたが、選手達が座っているバケットシートみたいなのはなんなんだろ?




等々力競技場のコンコースはあまり広くないんですが、そこに所狭しと屋台やショップが設けられ、常に多くの人が行き交っています。こういう雑多でゴチャゴチャしてる賑わいというのはお祭りに参加してる側の時には個人的には非常に好きですね。



そして選手入場。



バックスタンド一階席には川崎フロンターレのビッグフラッグが。



試合序盤はやや川崎の攻撃の圧力が磐田を圧倒するものの、トータルで見れば実力は拮抗、センターライン付近のつば競り合いが長らく続き、試合は膠着します。


大きく動いたのは前半30分過ぎ、磐田のDFがイエロー二枚目を貰って早くも退場、磐田は残り50分以上を10人で戦うという劣勢を強いられます。すかさず磐田ベンチは交代一枚目のカードで前線を削り崩れたDF陣形を整えます。一方川崎もこの直後に負傷者を出し、選手交代を余儀なくされます。
以降は人数で勝る川崎が持ち前の攻撃力で磐田を圧倒、残り時間のほぼ全てが川崎の攻撃の時間となりますが、ゴールまで一歩及ばす前半終了となります。



後半もその流れは変わらず、川崎の一方的な攻めの展開。しかしそれを磐田はリトリートして懸命に弾き返し続けます。あともう一歩でゴール、というシーンも一度や二度では無かったのですが、最終最後を元日本代表GK川口能活が食い止めます。



日本の大恩人:川口能活。ちなみにこの日はセービングは神がかってましたが、キックやスローはミスだらけ。キックは半分くらいしかフィールドに収まらなかったようなw。


このままスコアレスで終わるかと思いきや、89分ジュニーニョのシュートを川口が弾いたそのこぼれ球を、FW小林悠が押し込んで川崎先制!このゴールがそのまま決勝点になりました。小林はJ二年目の選手で、これがJ初ゴールだったそうです。



川崎 1 - 0 磐田


この試合のように退場者が出てしまうと、退場者を出したチームは引き分け狙いでリトリートする場合が多く、相手もゴール前を固められて攻め手を失い、結果ゴールが生まれないもしくは一瞬の隙をカウンターでやられてしまうケースが往々にしてあるのですが、その中でキッチリ勝ち切った辺りはさすが川崎といったところ。正当な評価は難しいですが、あの攻撃の圧力はやはり目を見張るものがありました。ここまではやや低調だったようですが、もっと新加入選手がフィットしてくれば上位争いも期待出来そうです。