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どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

多摩地区の地元で美味しい料理とお酒を。花小金井「隠れ家|旬菜|ダイニング『ささ花』



 古い友人から久々に呼び出しがあり、彼がこちらに都合を合わせてくれて、地元花小金井駅前にある「ささ花」というお店に行ってきました。


 いわゆる「隠れ家」系、個室メインの居酒屋で、今日が火曜日ということもあって店内は静かで落ち着いた感じ。壁のちょうどもたれかかる位置には美しい布地のクッションが貼られていて過ごし易くかつ美しい内装です。友人のチョイスで何種類かの季節の料理を注文しましたが、どれも非常に丁寧な料理でとても美味しかったです。


 特に気に入ったのが上の写真のバーニャカウダ。最近流行の料理でどのお店でも見かけるメニューですが、このお店のは見た目からしてインパクトがありました。3種類の大豆ペーパーや焼き海苔が沿えられており、生け花のように飾られたベビーリーフ(ルッコラなどの香菜)を鋏で切ってそれらで巻いて食べるいうもの。斬新ですが、バーニャカウダとも良く合う味で、見た目にも楽しく、また店員さんがそれらについて丁寧に説明してくれるなど、色んな意味で驚きを得られた品でした。ちなみに、この時店員さんから聞いたんですが、「バーニャカウダ」とはフランスだかイタリアだかの言葉で「グツグツ」という意味なんだそうです。この「ささ花」ではその由来通り、加熱燃料で暖められて沸騰した状態で出されました。


 これで気を良くした我々は店員さんにお勧めの料理やお酒を頻繁に聞いたのですが、どれに対しても嫌な顔をせず非常に丁寧に対応して頂きました。下の写真もその無理難題の末に出して頂いた一品、鰈のエンガワです。鰈の独特の風味が強く味わう事ができて非常に美味しい一品でした。


 このお店、地元駅の駅前にあるのに、一緒に行く相手がいないという理由で今まで行けなかった店だったのですが、予想以上にクオリティが高くてびっくりしました。お話を伺うと多摩地区を中心に、国分寺、小金井、立川などに系列店を出しているようですが、どれも店名が異なり、それぞれ独特のコンセプトで経営されているようです。友人は国分寺の系列店は愛用しているようで、この「ささ花」もすっかり気に入ったようです。オレもまた是非利用したいと思います。


隠れ家|旬菜|ダイニング「ささ花」

東京都小平市花小金井1-1-11エメラルドビル2F
tel:042-460-5533 / fax:042-460-5532
http://www.royal-dining.com/
平日営業:17:00-0:30 / 金・土・祝前日:17:00-2:00


 今回一緒に飲んだ友人はライフガード時代のバイトの同僚で、もう13年の付き合いになります。彼は16、オレは19の頃にプールサイドで知り合い、互いに酒が好きだったことから仲良くなり、何度となく共に酒場に繰り出しては何百樽というビールを一緒に飲み干して来ました。オレは23で今の会社に転職し、彼はその後正社員にスカウトされ現在も同職を続けていますが、この度もっとやりがいを転職活動を行うにあたり相談に乗って欲しい、というのが主旨でした。が、彼自身の考えが非常にしっかりしているので特に相談に乗るようなレベルでもなく、現状彼が抱えていた悩みや葛藤(既に自己解決しており、故に転職活動へと至った)を聞いたほか、現在我々を取り巻くビジネス環境、ソーシャルメディアや学校教育、家庭のあり方、現・旧ライフガードらしく応急救護の現状など、話題は多岐にわたりかつかなりハイレベルな会話が楽しめました。会話の内容だけ取り上げれば、Ustreamやニコ生で配信していたら有料課金しても全然視聴者がついたんじゃないかと思える様な内容だったと勝手に思っています。


 共に働いていた当時、オレも彼もガキで、脳みそまで筋肉みたいな連中に囲まれて、ガテン系の生活を送る中での付き合いでしたから、話題も下ネタとかどーしょーもないものが多かったと記憶しています。それが13年も経って向かい合って杯を交わした時に、こういう次元の高い話ができるようになったのは、オレも彼も成長した証なんだなぁと感慨深いです。今後も続く関係ですが、是非大事にして行きたいです。