ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

初めて深夜バスに乗ったので感想や諸注意をば。


今回初めて「深夜バス」なるサービスを利用したので、その感想を簡単に書いてみたいと思います。
深夜バスを利用したい方は、「深夜バス」というキーワードと「出発地」「到着地」を入力してGoogle先生に聞けば山ほど出て来ますよ。




まずは深夜バスの特徴から。

価格が安い

通常、東京→名古屋の移動だと新幹線が真っ先に思いつくと思いますが、どうしても通常1万円近くかかってしまいます。ところが深夜バスは5,000円程度で乗れちゃうから非常にお手頃です。

宿泊費を削減できる

「深夜バス」というくらいなので、出発は深夜、到着は早朝です。寝てれば目的地に着く、つまりバス車内を宿泊施設に見たてることができるんですね。

通常の高速バスより広い

これはプランに寄りますが、通常より座席の前後の間隔が広いので、リクライニングをめいいっぱい倒すことができます。また、左右の間隔が広い3列タイプのバスもあり、ゆったりとくつろぐことが可能です。トイレが付いているタイプもあり、突然の尿意も安心♫



…とまぁ、ここまでがバスツアー会社の宣伝文句。ここからがオレの感想です。今回オレは4列トイレ付きのタイプを選びました。

金曜出発のバスは高い!!

人気のある金曜深夜初のバスは、値段が通常より2,000円くらい高いです。翌日が休日もしくは祝日だと高いみたいですね。この点は予算組む時に考慮にいれておいた方が良いと思います。

申込完了メールは絶対持っていけ!

深夜バスのツアーは沢山存在します。例えば今回オレは新宿西口スバルビル前の発着所から乗りましたが、少なくとも10台以上のバスが並んでいました。同じ目的地のバスもチラホラとあり、しかも「ジャムジャム」だの「サンシャイン」だの胡散臭い名前のツアーばっかり。
インターネット上から深夜バスを申し込むと完了メールに詳細が書いていあるので、これは印刷するなり携帯電話に転送するなりして絶対に手元に用意して発着所に向かうようにしましょう。でないと120%迷います。

トイレ付きバスなんて無駄だから申し込むな!!

プランによってはバス車内にトイレが備え付けてあるものがありますが、ハッキリ言って無駄です。何故なら車内のトイレなんて使えないから。

深夜バスだと社内の電灯は消されてしまいます。その上通路は狭いしバスは揺れるし。とてもじゃないけどトイレになんて辿り着けません。更に窓側の席になった場合、眠っている隣の人を越えてトイレに行くことはまず不可能です。


バスは2時間に一回くらいのペースでSAで停車し、その都度全員強制的に起こされますから、そのタイミングでトイレに行った方が無難です。


アホなことに、オレは今回その車内トイレをあてにして直前まで酒を飲んでいたんですが、おかげで尿意で長い間苦しむハメになりましたw。

宿泊施設の代わりになんてならない!!

いくら普通のバスよりゆったり座れる(寝れる)とはいえ、所詮はバスです。宿泊施設のように熟睡するのは諦めた方が良いでしょう。オレは6時間弱の車中でおそらく2時間も寝ていません。腰が痛くて寝れないんですね。体力に万全を期すなら、あくまで安価な移動手段だと割り切った方が身のためです。

左右はゆったりじゃない。隣のヤツは敵!!

4列シートの場合、左右の幅は通常の高速バスと同じです。で、隣に座る人が良心的な場合、起きていれば互いに譲り合って快適な車内を過ごすこともできるでしょう。

でも寝てる人は他人に気を遣うことなんかできません。よっかかるし足は広げるし。簡単にこちらの領域を侵犯してくる(まぁ向こうに言わせればこちらも同じことをしてるんでしょうがw)。

3列シートならもうちょっとのんびりできるかもしれませんが、まだ乗ったこと無いのでちょっとわからないです。




往路の感想はこんなところです。ちなみに今回の旅行は復路も同じく深夜バス、しかもそのまま出勤というハードスケジュール。月曜の朝、新幹線に乗り遅れる危険を避けるつもりでの選択でしたが、うーん失敗だったかも。


ただ移動や宿泊施設の費用は確かに抑えることができるので、貧乏旅行したい人には向いてるでしょう。体力勝負にはなりますが、その点がちゃんと頭に入っているなら利用しても全然問題ないと思います。