ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

9/25(土)、vs大宮、味スタ


FC東京 0 - 1 大宮


 先週末の敗戦後に城福監督が解任、新たに大熊清監督が着任して最初の試合でしたが、残念ながら初陣を飾ることは出来ませんでした。


 FC東京はレギュラークラスの選手を半数近く欠く超非常事態。それでも相手は相性の良い大宮、そこに一縷の望みを託していました。

 実際、試合展開は東京優位に進みます。リカルジーニョが、石川が、平山が、ミドルレンジからでも積極的にシュートを打っていきます。大熊監督から戦術がボールポゼッション重視からよりシンプルに前にボールを運ぶものに切り替えられ、それが機能したのも好材料でした。特に左サイドのリカルジーニョ・北斗の縦のコンビが今までに無いほどスムーズに攻撃出来るようになり、何度となく決定機を演出します。唯一の懸念はこんなハイペースで後半もつのかということでした。


 予想通り後半に入ると大宮の時間帯が増えます。一回は大宮のミドルシュートゴールラインを割るもののノーゴール。2010W杯を彷彿させる大誤審でしたが、これに大宮が発奮し、すぐに金久保にJリーグ初ゴールを叩き込まれます。


 あとはいつもの通り。疲れの出てきたFC東京陣は前半と比べ動きが非常に悪くなり、リトリートした相手を崩すことが出来ず、そのまま試合終了となりました。


 今回は攻撃が改善され、前監督の良かった点を踏襲し、息切れした点を除けば非常に上手く試合を進行出来たと感じています。実際、シュート数だけなら相手の倍近く放っています。ボールポゼッションも非常に高い。それでも負けてしまう。これはもう運命という他無いのかも、と感じてしまいます。


 敢えて改善点を挙げるとすれば、ボランチの徳永と森重がサイドに引きずられてしまうので中盤不在になり前線とDFラインが完全に分断されてしまっている印象があるのと、大黒が有効に行かせて無いこと。リカルジーニョはこの戦術から左サイドでボールをかなり持つようになったんですが、もっと周りを見て、早い段階で中央の大黒にクロスを入れるシーンがあっても良かった。J2得点王を活かしきれない(僅か2得点!)というのは、ハッキリ言って醜態です。


 さて、残り10試合、泣いても笑っても勝ち点は30しかありません。勝つ為には仮に無失点に抑えたとしても最低1試合1得点、つまり今後10試合で10点が必要です。最近10試合の得点はわずか5得点、これまでの倍は点を取らなくてはいけない。でもJ2に落ちない為にはこれをやり遂げる必要があります。大熊監督によって攻撃は大幅に改善されたかにみえます。なんとか最低10得点、選手たちには肝に銘じて欲しいと思います。



 今回のオマケ



 この日はブラジルフェスタ。大学生によるサンバミュージックのパフォーマンスの他、コンコースにもブラジル料理が多く販売されていました。このブラジルフェスタは料理が美味しいので個人的には非常に好きなんですが、どうも肉が多いので個人的には野菜が欲しくなりますねぇ。



 試合前の演奏では、憤慨する事件が。せっかく大学生が演奏してくれてるのに、FC東京のゴール裏はおかまい無しにチャントを歌い続けていました。失礼にもほどがある!!だからオレたちは勝てないんだ。応援するはずのゴール裏がフロントの用意したイベントくらいにも乗れないで、どうして勝ち波に乗れる!!?東京サポの良さはノリの良さだと思ってましたが、どうやらオレの勘違いだったようです。あんな連中に東京のサポーターを名乗る資格はありません。全員ブブゼラで鼓膜が破れればいい!!