ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

7/28(水)、vs磐田、国立


FC東京 1 - 1 磐田


 この試合は磐田に引き分けにして頂いた試合だと思っています。負けなかったのは権田がスーパーセーブを連発したこと、あと向こうの決定力が若干不足していたこと、それに尽きるでしょう。


 試合序盤はいつものようにFC東京が主導権を握りますが、前半10分過ぎたあたりからそれを奪い返されます。FW前田を起点に何度も危険なシーンに晒され、精度の高いCKを打たれてすんでのところではね返す、FC東京がボールを持ってもミスですぐ奪い返される、そんな綱渡りのようなDFが延々と続きます。


 後半開始直前、選手達はややうつむき気味にピッチに戻ってきました。おそらく城福監督にこっぴどくカミナリを落とされたのでしょう。その効果があったのか、後半開始早々に早いリスタートを大黒が頭で合わせてFC東京が先制します。

 その僅か4分後、CKから相手DF那須に押し込まれて同点、ゲームはフリダシに戻ります。失点のシーンは、「いつか欠壊すると思ってたダムが圧倒的な水量で破壊された」そんな印象でした。それほどまでにCKを打たれる回数が多く、その精度が高かったのです。

 その後も磐田が優勢で頻繁に最終防衛ラインを切り裂かれるも、権田のスーパーセーブに何度となく助けられます。交代もさほど効果無く、見せ場も殆ど無いまま試合終了のホイッスルを聞くこととなりました。


 今回の試合に臨むにあたって、磐田は中3日、FC東京は中2日と、相手よりコンディションが悪かったのは否めないでしょう。ですが、それ以外にもどうもチームの完成度が向こうの方が上だという印象がありました。イ・グノが抜けたばかりですが、成岡と、特に前田を中心とした攻撃は非常にまとまりがあり、もしGKが権田じゃなかったら4点くらい取られていたんじゃないかという破壊力がありました。あのまま行けるなら磐田はリーグ後半戦の台風の目になるかもしれませんね。


 一方のFC東京は酷いモンでした。相手のプレスに押されてパスが繋げない、ドリブル突破を仕掛ようにも一対一で簡単に負ける、挙句に自分たちのミスで危機的状況を作る。残念ながら褒めるところを見つけるのが難しい試合運びをしてくれました。

 一番問題なのは守備です。長友が海外移籍、徳永が怪我で欠場の為、普段はCBの森重がボランチに上がり、代わりにヨングンがCBに、中村北斗が右SBに入っていますが、この二人の守備のザルっぷりがひど過ぎる。何度突破されて権田に防いで貰ったりCKに逃げたりしたことか。そして磐田の様にCKの精度の高い相手の場合は、今試合のように致命傷を負うことになります。長友と徳永の穴は予想以上に大きかった、現時点ではそう言わざるを得ません。

 また交代要員も非常に悪かった。赤嶺はそこそこだったとして、鈴木達也は途中からいるのかいないのか分からなくなる位存在感がありませんでした。最悪だったのは石川、やる気が見られずまともに走ることさえしなかった。あんなだらしないプレーしか出来ないヤツにピッチに立たれたら迷惑だ!!!


 土曜にはもう次の試合が待っています。徳永復帰にはまだもう少しかかるでしょう。長友はもう帰ってきません。今ある手持ちのカードでこの危機的状況を打破出来るのか、城福監督に期待したいと思います。…とは言え、こちらも今はあまりアテにならないのですが…。





今回のおまけ


 ハーフタイムに打ち上げられた花火です。下の方にちっちゃく写っているの分かりますか?



 場内に特にアナウンスは無かったと思うので、おそらくは神宮球場ヤクルトスワローズの試合の為に打ち上げられたんじゃないかと思います。オレのいたバックスタンドからは殆ど見えないのは残念でした。値段は安いけどこういう時損するんだよなぁ、バックスタンドは。