ミッションたぶんPossible

どこにでもいるシステムエンジニアのなんでもない日記です。たぶん。

7/12(日)、vs名古屋、味スタ




FC東京 3 - 0 名古屋


夏の暑さはスポーツ選手のパフォーマンスを著しく下げます。要するにバテて疲れてしまい、見ている方もいまいち盛り上がらなくなっちゃうんですね。その対策として夏期間中の試合は全てナイター開催となります。今年もついにナイターシーズンが到来!今日の試合も夕刻より開始の笛が吹かれました。


日が落ちて残照消えやらんとする頃を「逢魔が刻」とかつて呼んだそうです。人は闇に怯え家に逃げ帰り、代わりに日の光を避けていた魔物がここぞとばかりに現れる。故にこの時間帯は人と魔が遭遇する機会が多く古来から人々に恐れられてきたのでしょう。

今日の試合開始時間もそんな「逢魔が刻」。おそらく名古屋の選手達は魔物に出遭ってしまったのでしょう。そして心の底から恐怖したに違いありません。


石川直宏という名のの雷神に!!


開始3分、石川は自身のドリブルでゴール前までボールを運ぶと、敵DF3人に囲まれながらも一閃、先制点をゲット!続いて同様に石川がドリブルでゴール前まで運び直前で羽生にパス、羽生のミドルシュートは敵GK楢崎に阻まれるも弾かれたボールをカボレが押し込んで2点目。最後は終了間際、石川と途中交代した鈴木達也が豪快ミドルでトドメ。終わってみれば大勝でした。


ここまで差がついてしまうと試合自体はダレてしまって面白くなくなってしまうモンなんですけれど、今日は違いました。随所で冴え渡るパスワークで相手に攻撃の時間を与えず、今野や田邉の守備での地味なファインプレー(隣の席の少年は「シルバープレー」と称していました。「いぶし銀」の意味らしいwww)で相手の攻撃を摘み取り、危なげなくも見所盛り沢山の試合だったと思います。スペインのFCバルセロナに代表される「セクシーフットボール」のように城福東京は「ラブリー」と「パッション」を合言葉に魅せるサッカーを目指してきましたが、ここで「ラブリーフットボール」は一応の完成をみたのかもしれません。もっとも、選手達は全然満足していない様子がインタビュー等からも伺えるので、今後も進化を続けてくれることでしょう。


名古屋とは、ナビスコ杯の準々決勝で、なんとたったの3日後の水曜に同じ味スタで再度合間見えます。普通はこんな短期間での再戦はやりづらいので避けたいところですが、今回ばかりは望むところです。今回の大勝で相手に苦手意識を持たせることが出来たでしょうし、なにより彼らは再び怯えることになるはずです。青のスパイクで味スタの真新しい緑のピッチを凄まじいスピードで切り裂く、青赤の化物に。



今回のおまけ。



…なんだかさっぱり分かりませんね。コレはハーフタイムで8/1(土)の多摩川クラシコのプロモーションビデオを流したオーロラビジョンを撮影したものです。…旧iPhoneの限界かぁ、3GS欲しいなぁ。


なんと城福監督を「JOW FUKU」と読み替え、マスコットが海豚のフロンターレを東京鮫バリバリ食っちゃおう、という主旨。なんというハイセンスwww。わざわざ会場にホオジロザメの剥製(しかも腹の中にイルカの死骸が入ってたらしい)まで持ち出したりフカヒレ丼を特別メニューで用意したりと気合十分ですな。…勝負魂よりは商魂の方っぽいけど。


詳しくは以下から。YouTube動画は以前等々力競技場で流れたものだそうです。



http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=item&item=8056
お知らせ:KAWASAKI FRONTALE:「第16回多摩川クラシコ」開催について